ホーム / 【小松易】片づけの「はじめのはじめ」
2016/08/05(金)
【小松易】片づけの「はじめのはじめ」
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
FROM 小松易
こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
仕事ができる人は
「速さ」より「早さ」
を意識してる。
最近つくづくそう思います。
片づけについても
それは同じです。
「近くまで来ているんだけど、
今からお邪魔していい?」
仲の良い友人から突然の電話。
断ればいいのに思わず勢いで、
「じゃあ、1時間後に来てね」
と言ってしまう。
電話を切った後の
片づける「速さ」は
これまでの最速記録を更新。
モノを家中の空間や隙間にしまう戦法で
なんとか友人を自宅にお迎えします。
逆に、片づけができる人は
「速さ」でなく、
「早さ」を意識しています。
お客様が訪問するしないに関わらず、
常に片づけを心掛けています。
時々モノが増えたり、
散らかったりしても
「早く」片づけ始めます。
「片づけスイッチ」が自然に押され、
ほど良い「タイミング」で動き出すことが
できるという訳です。
残念ながら、そのスイッチが
最初から良いタイミングで
押される人はほとんどいません。
「片づけスイッチ」は日々
トレーニングの賜物なのです。
そのトレーニングには
いくつかのコツがあります。
その一つは「初動」が何かを
知ることです。
初動とは、もちろん
「はじめの一歩」のことです。
あなたが片づける時の
「はじめの一歩」は何ですか?
まずそれを明らかにしましょう。
たとえば、私が言う「整理」は
「出す」→「分ける」→「減らす」→「しまう」
という「4ステップ(15分)」が基本です。
すると、その始めは
モノを「出す」ことです。
ところが、「出す」が初動だと
頭で分かっていても、
つい先送りしてしまって
行動できないことがあります。
その時はどうするのか?
「はじめのはじめ」を作ります。
簡単に言うと、
「出す」の前にやることを決めます。
たとえば、「ゴミ袋を持ってくる」
という行動を決めるのです。
すると、
「ゴミ袋を持ってくる」が
「はじめのはじめ」となり、
それが「出す」の呼び水になって
かなりスムーズに片づけできるのです。
「ゴミ袋を持ってくる」
→「モノを出す」→「分ける」
→「減らす」→「しまう」
こうやって見ると
何てことがない行動のようですが、
いざやろうとすると「あとで」
になってしまうんです。
だからこそ、
「はじめの一歩」を明らかにし、
「はじめのはじめ」を作ってみるのです。
以前、個人の「かたづけコンサル」を
行っていた時には
お客様にいかに始めてもらうかが
主な役割の一つでした。
そのときの「はじめのはじめ」は、
片づける前に「小松に電話する」でした。
これがなかなかの成功率でした。
「小松さん、○○です。
今から、3番エリアの片づけ始めます!」
「はい、○○さん、頑張ってください!
終わった時の電話報告も楽しみに待ってますよ!」
かなり、綿密なサポートでしたね(笑)
大変でしたが、
「実施率」は高かったです。
実施率が上がると、
当然、達成率も上がる。
すると、成功率も上がるのです。
逆に、実施率が下がれば、
当然、達成率が下がり、
成功率も下がるのです。
カギは、いかに実施率を上げるか。
実施率を上げるには、
いかに始めるか、すなわち
「始める型」を早く身につけることです。
そう考えると、
人生で「始める型」が必要なのは
片づけだけでなく、
継続性が成果につながる
仕事、勉強、趣味、スポーツなど
あらゆる場面で活かせそうですね。
「たかが片づけ、されど片づけ」
まずは、モノの片づけから
「始める型」を手に入れてみてください。
いつもあなたを応援しています!
小松易
PS
「片づけスイッチ」 が
なかなか入らないなら、、
こちらをチェック!
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/lrvvyD1s/230764/18266578
PPS
あなたが陥りがちな
「捨てられない心理」
60秒で診断します。
★小松易よりセミナーのお知らせ★
年に2回だけの開催。「個人向け」ワークショップ。
「かたラボ1dayワークショップ」を9月に開催します。
詳しくはこちらまで。
http://sukkirilab.com/service/one-day-workshop/
◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」のホームページ
http://www.sukkirilab.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
ふらっと立ち寄った本屋で
「すぐやる人、グズな人」
という特集の雑誌を購入。
こういうの、
すぐ買っちゃうんですよね。
読んだ直後はスイッチが入って,
しばらくは「すぐやる人」になれるという、、
これが私の「始める型」?
なんにせよ、
今回もチョイと背中を押されたのは確かw
ごちゃごちゃ考えず、
まずは動いてみましょうか!
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
執筆者一覧
最近の投稿