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2016/07/01(金)

【小松易】行き先は明確ですか?

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

FROM 小松易

こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

最近、講演会の感想やアンケートに
いままでに見たことがない
「ある言葉」が増えてきました。

それは、「面白かった!」という表現です。

今までは「楽しかった」と
言われたことはありましたが、
「面白かった!」は何だか
言葉の奥に「笑い声」や「楽しんでいる様子」
が感じられて、個人的には大変嬉しい
感想だと受け取っています。

その元はなにかと考えたら、
この「断捨離メルマガ」で
毎週執筆活動を続けて来られたお蔭だと
たくさんの読者の方に
読んでいただけるこのような機会に
本当に感謝しています。

そして、よく考えてみたら、
書く方法は、本で読んだり、
習ったりしただけでは、
「できたつもり」にはなっても
「できたこと」にはならなかった
のだと改めて感じています。

文章を発表する機会をいただき、
そこで実際に書いてきたからこそ、
書く力になり、それが話す力にもなった。
そう思うのです。

「片づけ」も同じだなと思ったことが
この前ありました。

先日、ある中小企業の経営者の方と
実際の書類を目の前に、
こんなやりとりをしました。

「たとえば、今日受け取ったこの書類のしまう場所、
 つまり、定位置は『明確』ですか?」

「はい、決まっています」

「それはどこですか?」

「ファイルボックスです」

「そのファイルボックスは、
 どこにありますか?」

「以前はあったのですが、少し前に
 諸事情でなくなったので、
 また改めて購入の予定です」

「では、今は無いということですよね。
 では、もう一度確認しますと、
 さきほどの書類をしまう場所はどこですか?」

「いまは机の上とかですね」

・・・

なんとなく、尋問してる
いやな奴(私)が登場していますが(笑)
会話をしながら私が聞いているのは、

「知っていること」

「実際にやっていること」

この2つです。

当たり前ですが、結局、
行き先が不明確だとその書類(モノ)は
どこにも行けないのです。

そして、モノの「定位置」とは、
「あったはず」、「なんとなくある」、
「必要なのは分かっている」など
という話ではなくて、

現実的に「ある」か「ない」かの
シンプルな話なのです。

あれば、そこに行くし、
なければ、さまよう。

さらに、言うと、
その場所に「どのような状態」で
しまう(納める)のか、
私はこれを「フィニッシュの状態」
と呼びますが、そこまで決まっていないと
最後どうなるかというと、

その辺に「とりあえず置き」
になるのです。

「かたづけ」の世界は
超現実的なのです。

さて、では今度はあなたの
「現実的」な話の番です。

今日、届いたり、受け取った
その紙や書類の行き先は明確ですか?

ぜひ週末はモノの「行き先」
や「定位置」について
「あり」「なし」を考えてみてください。

「なんとなくある」は、「ない」と
一旦捉えてみることがポイントです。

そこからまずは始めてみてください。

いつもあなたを応援しています!

小松易

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「段取り力」がアップする片づけの習慣が欲しい方はぜひ!
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「スッキリ・ラボ」のホームページ
http://www.sukkirilab.com/

PS
「行き先」のないモノが多すぎるなら、
まずは総量を減らす必要があります。

「でも、そう簡単に減らせない、、」
と思うなら、モノに対する視点を変えて
みることが必要かもしれません。
なぜなら、、、

詳しくはこちらをご覧ください。

http://123direct.jp/tracking/cr/wDLTwxKZ/228207/18266578

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

定位置が決まってなくて、
リビングに溢れているモノが、、

こちら、1out1inを無視した結果、
定位置が決まってないというより、
「ない」ために行き場がないモノたち。

反省、、

この週末は、
収まるべき定位置を空けるところから
スタートします。

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

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この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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