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2016/04/28(木)
【やましたひでこ】住まいも病んでいる
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
FROM やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
卯月4月28日、木曜。
<旧暦、三月二十二日>
明日から連休!
そして、私は一足お先に東京を離れ
富士山の麓、朝霧高原に!
とはいえ、休暇を愉しみにきたのでは
なく、ここ朝霧高原で地域に根差した
医療活動に従事しておられる医師山本
竜隆先生と、統合医療アンドルー・ワ
イル博士の翻訳等で著名な翻訳家上野
圭一先生、そして、自然治癒力学校
理事長おのころ心平先生の鼎談に参加
するため。実は、この鼎談は本にして
出版するための企画であり、私はその
現場立ち合い人といった役どころなん
ですね。
さてさて、この山本&上野&おのころ
三名の先生方による鼎談、もちろん、
病と治癒、医療をフィールドに展開
されているのだけれど、私は傍らで
お話しを伺いながら、ここで語られて
いることが同じ様に住空間をフィール
ドにして起きているのだなと、つくづく
思うことしきり。
実は、私、ずっとこんなふうに思って
きたのです。
私たちの身体が病むのと同じ様に、
私たちの住まいも病んでいるのだと。
散らかりっぱなしの住空間
まったく片づかない住空間
モノが溜まっていくばかりの住空間
それこそ、病(やまい)の症状も程度も
軽症から重篤まで様々ですね。
つまり、住まいの状態を、いつも散ら
かっているとか、片づかないとかとい
った愚痴や不満、悩みとしてみるので
はなく、
元気? それとも疲れている?
健康? それとも病んでいる?
という視点で捉えてみる必要があるのです。
そうですね、私たちは、元気な空間で
いれば元気でいられる。疲れた空間に
いれば、より疲れてしまうはず。
まして、病んだ空間にずっと住み暮ら
し続ければ、健康をどんどんと損なっ
ていくに違いなく。
けれど、住まいという空間を疲れた
状態にしてしまったのも自分自身。
病んだ空間にしてしまったのも自分自身。
事実、おのころ心平先生は、鼎談の中
でこんなふうに語っておられた。
「病気になるのは、病気になるストーリーがある」
「治るには、治るストーリーがある」
だとしたら、治るには「治るストーリー」
を自分でシナリオを書いて、自分で
演じていく必要があるということですね。
つまり、
もしも、あなたの住まいが、
「散らかりっぱなし」という軽い
慢性疾患状態にあるとすれば、
それにいたる、あなた個人の
ストーリーがあるわけで。
もしも、あなたの住まいが、
「まったく片づかない」という重症化
した慢性疾患状態にあるとするならば、
それにいたる、あなた個人のストーリー
があるわけで。
もしも、あなたの住まいが、
「モノが溜まっていくばかり」という
長期化した慢性疾患状態にあるならば、
それにいたる、あなた個人のストーリー
があるわけで。
だから、それらストーリーを自分で
読み解いていく必要がありますね。
そして、読み解いた後には、その
シナリオを「元気と健康」をテーマに
して書き換え、演じていくのです。
さてさて。
住まいの「病にいたった」ストーリー
を読み解いていく、つまり、診断する
のが断捨離。
住まいの「病の状態」ストーリーを
書きかえていく、つまり、治療して
いくのが断捨離
住まいの「健康へといたる」ストーリー
を演じていく、つまり、治癒へと導く
のが断捨離。
そうなのです、断捨離とは、
診断
治療
治癒
がワンセットになった問題(病)解決法。
それは、とりもなおさず、余計なモノ
を見つけ出しては、ひたすら捨ててい
くというシンプルな行動に他なりませんね。
どうぞ、今日のあなたも、余計なモノは
ひとつでも捨てて、住まいの健康化への
シナリオを演じて下さいね。
それでは、ごきげんさまにて。
PS
家は命の器。
住まいを再生させることで
ココロも元気になります。
でも、この方法を知っていれば、
もっと早くココロもカラダも、
元気になりますよ。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/OTbRzjkJ/223316/18266578
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◎編集後記
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やましたさん、
朝霧高原にいらっしゃるんですねー。
いいなあ。
私も断捨離合宿で何度か訪れたことが
あるのですが、富士山の麓、とても
気持ちのいいところなんです。
鼎談メンバーのおのころ心平さんは、
以前は断捨離メルマガにも登場いただいて
いた、やましたさん&断捨離とつながりの
とても深い方。
統合医療家であり、ココロとカラダの
リーディングカウセンラーとして
活躍されています。
こちらの動画では、おのころ心平さんが、
これまでどのような経験を積んできたか、
もお話されてます。ぜひご覧ください。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/XEZa0pQ5/223316/18266578
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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