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2016/03/24(木)
【やましたひでこ】あなたのモノは敵?味方?
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FROM やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
弥生3月24日、木曜日。
<旧暦、二月十六日>
このところ、すっかり朝寝坊が続く日々。
それは、ひとえに春の陽気のせいなのか、
それとも、寝る時間が遅いせいなのか。
いずれにしろ、朝の時間を逃してしまう
のはとても残念。だって、朝の光ほど、
私の身体と気持ちを励ましてくれるものは
ないと思うから。
いえいえ、残念というより、いっぱいの
損を重ねてしまっているのかもしれませんね。
ところで、残念で損なことといえば、
やはり、これもそう。
片づけられないと悩むこと。
片づけられないダメな私と自分を責めること。
そんな悩みを日常的に抱えていることこそ、
もったいない。
まあ、片づけだからこそ、日常的に
抱えてしまう問題でもあるのだけれど。
毎日毎日、そんな悩みで自分を消耗させて
いるなんて、そんな無駄なことはなく。
毎日毎日、そんな悩みで自分を疲れさせて
いるなんて、そんな馬鹿げたことはなく。
毎日毎日、そんな悩みで自分を傷つけて
いるなんて、そんなアホらしいことはなく。
あらあら、少しばかり過激な言葉を
連ねてしまいましたね、どうか、ご容赦を。
でもね、この片づけられない悩みを
抱えている多くの受講生さんに、ずっと
寄り添ってきたからこそ、やましたは、
この現状にどうにも切なさを覚えてしまうのです。
私は思うのです。
どうして、そんなにも自分の周りの
モノたちを自分の敵に回してしまうのかしらと。
そうして、そんなふうに自分の周りの
モノたちで自分を責め立ててしまうのかしらと。
私たちは、本来、モノを、
暮らしに役立てるために、
暮らしの応援をするために、
暮らしを潤わせるために
取り込んできたはず。
モノも、本来、私たちのところへ、
暮らしに役立つために、
暮らしの応援をするために、
暮らしを潤わせるために
やって来たはず。
それが、いつの間にか、片づかない
という悩みの種に成り果ててしまったなんて、
可笑しなことですね。
その理由、その原因は、
この二つしかありません。
ひとつは、量。
そう、多すぎるモノの量。
どんなに役立つモノであっても、
余計に過ぎたモノは難儀な存在となる。
ひとつは、関係の変化。
そう、時間の経過による関係の変化。
どんなに必要なモノであったとしても、
時が経てば必要となくなり厄介な存在となる。
過剰という難儀。
関係の変化という厄介。
私たちは、それに気づかず、モノをずっと
取り置き、抱え込み、溜め込んでしまって
いるのです。そして、それが余計余分という
モノの過剰を招き、私たちは片づけに
悩まされているのです。
さあ、思い出しましょう。
モノは、今のあなたの友だち。
モノは、今のあなたの仲間。
モノは、今のあなたのパートナー。
だとしたら、残念ながら、もう友達でも、
仲間でも、パートナーでもなくなった
余計なモノたちとは、きちんと
お別れしなくてはなりませんよね。
昔の友達、昔の仲間、昔のパートナーに
悩まされているなんて、いつまでも、
そんな状態を引きずっていてはなりませんよね。
どうでしょう、そうは思いませんか。
どうか、あなたの周りのモノたちが、
あなたの身体と気持ちを励ましてくれる
朝の光のようなモノばかりとなりますように。
どうか、あなたが余計なモノたちで、
これ以上、残念で損な状態を
重ねていきませんように。
さあて、今日のあなたも、断捨離で、
今の自分の味方となるモノを選び抜いて下さいね。
それでは、ごきげんさまにて。
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◎編集後記
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テレビで紹介されていた「◯◯掃除術」。
処分の目安は1年使ってないモノ、
ということで、
「まず、1年以上使ってないモノに
付箋を貼っていきましょう」
とやっていました。
考えてるだけでなかなか動けないとき、
こんな感じの「決まった作業」から入るのも、
気楽にできてよさそうです。
–青野慶子
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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