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2016/03/19(土)

【安永周平】転落したキャリアウーマン

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 安永周平

 

FROM 安永周平

その彼女は、仕事でかなりのキャリア
を得て、周りからも高い評価を受け、
責任のある仕事についていました。

ところが、ある時、かねてから心に
引っかかっていた「結婚」について、
深く考え始め、仕事と結婚についての
選択で悩んでいたまさにそんな時期…

なんと、長年つきあっていた彼が
彼女の元を離れていったのです。

彼女が今まで仕事を優先してきた
背景には、実は専業主婦だった
母親の人生への抵抗がありました。

専業主婦で、父親の機嫌に
左右されていた自分の母親…

彼女にとっての「女性性」は、
自分の母親を低く見るという点で、
極めてアンバランスな状態でした。

自分の両親のような
古風な夫婦関係を否定して、
自分が家庭を持つ時は夫婦別姓で、
お互いの仕事と人生を認め合う
新しい家庭像をつくりたい。

長年つきあっていた彼は、その
最大の理解者であるはずでした。

その彼が、彼女のもとを去って
いったことで、彼女の根本的な
何かが大きく揺らぎました。

自分の全てを否定されたような気分。

立ち直るには、もう一度、
子供の頃からやり直さないと
いけないくらいの衝撃です。

そんな状態に陥っていたある時、
仕事上の大きなミスがきっかけで
彼女は自信を失ってしまいました。

子供の頃からあった喘息、動悸、
ほてりやむくみ、頭痛とめまいが
周期的に起こるようになり、食欲が
極端に減り、体重の減少に悩む日々。
病院に行くと「うつ病」との診断が。

ありえないような仕事上のミスも、
今まで張り詰めていた自分の中の
緊張の糸が、修復不可能なほどに
寸断されていた結果だったのです。

往々にして、うつ病と診断された人は
何か大きなキッカケがあった後に、
自己否定を繰り返すようになります。

「だから、自分はダメなんです。」
「変わらなきゃいけないと思うんですが…」

しかし残念ながら、
本当に自分を変えたい時は、
自己否定からでは無理なもの。

過去や今の自分を否定していては、
自分を変えようとするその土台まで
否定してしまうことになるからです。

ここで重要なのが、
彼女にとっての「女性性」です。

彼女は自分の母親に対して、
低いイメージを持っていました。
父のわがままに振り回される母親。

ガマンにガマンを重ねて、
「子どものために」と言いながら、
兄と自分に、ことあるごとに
「あなたたちのためよ」と言う
母親のイメージが固定化しています。

固定化したイメージほど、私たちの
認識の成長を奪うものはありません。

人間は母親であろうと、
おばあちゃんであろうと、
変化し成長し続けます。

だからこそ、このケースで言えば、
お母さんへの固定化したイメージを
外すことで、自分の中の女性性を
肯定することが出来るのです。

 * * *

カラダの知識をもとに、その人の
心が発するメッセージを紐解くことが
得意なカウンセラー、おのころ心平は…

「胎内記憶という
 言葉をご存知でしょうか?」

と彼女に語りかけました。

最近は、お母さんのお腹の中に
いる時の記憶を持っている
子どもが増えていると言います。

この子達は、

「お父さんがあんなことを言った」
「お母さんの気持ちがこうだった」

と胎内にいた時の記憶を、
3歳を過ぎたころから
話し始めるのだそうです。

そして、さらに驚くべきはその中に、
お母さんのおなかの中に入る“前”の
記憶を持っている子がいることです。

こうした子達が言うことが
一致している点がまた興味深い。

「あの人とこの人を僕の
 お母さんとお父さんにしようと思った」

「優しそうだから、
 この人をお母さんにした」

「あの人を助けようと
 思って子どもになった」

「前にお世話になったから、
 ありがとうと伝えたくて、
 おなかに入った」

魂の原形というものがあって、
それが前世や過去世での関係か何かで、
感謝の気持ちとして、ある男性と女性を
結びつけるなら、とてもロマンチック。

過去世、前世、ソウルメイト、
生まれ変わり、輪廻転生…

こういったことを肯定するなら、
子どもはお父さん、お母さんを
選べないというわけではなくて、
ちゃんと選んで生まれてくるのだ、
ということが言えるかもしれません。

そして、お父さん、お母さんも、
ちゃんと選ばれて「親」になるのです。

「ちょっと特殊なお話で
 引いちゃったかなー…」

おのころ心平は、そう気にしつつ、
彼女には、故郷に帰ってお母さんと
数日過ごしてもらうよう薦めました。

 * * *

それから2ヶ月くらい経ったある日…

彼女から、おのころ心平のもとに
1通の手紙が届きました。

住所は前に聞いていたものではなく、
故郷の方になっていました。

そこには…

「しばらく、生まれて育ったこの土地で
 自分を再発見してみたいと思います。
 おのころ先生の言われた、

『あなたがお母さんを選んで
 生まれてきたんですよ』

と言う言葉をかみ締めながら、
今、母の新しい側面を見つけて
驚きの日々です。なんだか
元気を取り戻せそうです。」

といったことが綴られていました。

彼女にとって、母親の新しい側面は、
「自分自身の新しい側面」の発見です。

自分の中に押さえ込んでいた
「女性性」が解放されていく…

自分を変えていく幸せの第一歩を、
彼女はそうして踏み出したのでした。

 * * *

…ということで、今日は、
やましたひでことも親しい、
おのころ心平さんから聞いた
エピソードをお送りしました。

この話、心の問題のように
思われるかもしれませんが…

実は、彼女が変わったカギは、
「カラダ」に関する知識です。

カラダからのメッセージを
紐解くことにおいて圧倒的な
実績を誇るおのころ氏…

なぜ、彼のやり方でカラダの
知識を学ぶと、こういった幸せの
キッカケを掴めるのでしょうか?

実はその理由、難しい話ではなく
誰にとっても面白く学べる話です。

もしあなたが3/26(土)に東京で
1日だけ時間を取れるのなら…
まさに幸せのキッカケを掴める
日になるかもしれませんね。

http://123direct.jp/tracking/cr/oOFKWyDU/220218/18119322

PS
断捨離はモノとの
関係性を問い直すこと。
カラダとの関係性を問い直す
おのころ心平さんの方法も、
また断捨離だと思います。

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安永周平

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