ホーム / 【やましたひでこ】奇跡を起こす「◯◯探し」の積み重ね
2016/02/25(木)
【やましたひでこ】奇跡を起こす「◯◯探し」の積み重ね
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
FROM やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
如月2月25日、木曜日
<旧暦、一月十八日>
ああ、とっても寒いです!
と思わず声が出てしまうのは、
東京の仕事場にしているマンション
から北陸石川の自宅に戻ったから。
まず、青空とどんより雲、天候が違う。
まず、高気密高断熱仕様と隙間風、
家のつくりが違う。
まず、コンパクトなマンションと
吹き抜けのある町家、家の広さが違う。
この違い、この寒さに身体が慣れるには、
そして、心もあきらめがつくのには
少しばかり時間がかかりそうですね。
けれどね、食べ物の美味しさといったら!
さっそく、庭の摘みたてのふきのとう
の天ぷらを食べて春の芽吹きを感じとる。
おお、なんともいえない少しばかりの
苦みと歯ごたえ。
そう、東京のマンションでは
こうはいかない。旬の季節食材が
すぐ目の前に自然に育っているなんて
ありえないから。
さてさて、前置きばかりが
長くなりまして恐縮です。
やましたは、思うのですよ。
私たちが、どこに、どうやって住み
暮らすかは、人生にとって大きな選択。
その選択決断が人生の質の違い、差と
なってくると。
ほとんどの場合、その選択の基準が
仕事の都合によって最優先されることは
間違いないですね。そして、次に子供の
教育環境かしらね。親の仕事のために、
子供の教育のために、家族が「離れて」
暮らすことはよくあることだから。
かくいう私もそう。私たち夫婦は、
仕事の都合で離れて住んでいるのですからね。
けれど、どこの土地、どの地域で
住み暮らすかの選択に余地がないと
考えているとしても、そこで、どうやって
暮らしていくかは 大いに選択の余地が
あるはず。それは、選択の余地という
より、どうやって創造していくかは
自分次第、ということですね。
住んでいる土地の気象条件は変えられ
ないけれど。住んでいる地域の人々の
気質は思うにまかせないけれど。
今、住んでいる家のつくりは、簡単には
直せないかもしれないけれど。
今、一緒に暮らしている家族の性質は
どうにもならないかもしれないけれど。
そして、自分の気性もおいそれとは
変えられないけれど。
今の家の中の状態を、より自分にあった
状態に変えていくことはできる。
今の自分の家の居心地を、より良くして
いくことはできる。
家をスッキリした状態にしていくことは
自分でできること。たとえ、散らかった
としても簡単に片づくようにするのは
自分にできること。
それは、前よりモノを減らしていくことで。
それは、前よりモノを絞りこんでいくことで。
それは、前よりモノを選び抜いていくことで。
Keyワードは、「前より」で、少しでも、
一歩でも、断捨離が進んでいることを
自分で評価していきながら。
私たちは、自分の周りの変えられない環境
に焦点を合わせ、人生を嘆くことがある。
私たちは、遠くばかりを見て比べ、自分の
暮らしに溜息をつくことがある。
私たちは、自分の出来ることはさておいて、
自分が出来ないことを数え上げることがある。
私たちは、目の前のするべきことを後回しにて、
そこから逃げ出すことを思うことがある。
私たちは、自分ではなく、周りの人たちが
変わることを願うことがある。
そうは、思いませんか。
自分の人生を取り巻く環境で、自分の
暮らしにかかわる環境で、まず自分が
着手でき、前より良い状態に創り上げ
ていけるのは何処なのだろう。
それは、目の前の、いつもウンザリ
している、扉を開けるたびにモノが
落ちてくる押入れなのかもしれない。
それは、目の前の、いつもイライラ
している、書類が散らばっている
机の上かもしれない。
いいえ、もっと小さな、忘れてしま
っているガラクタばかりが詰まった
引き出し一つかもしれない。
そうですね、断捨離はスモールステップ
の行動の積み重ね。
そうですね、断捨離は自分の「できること
探し」の行動の積み重ね。
そして、この積み重ねの行動が、
思いもよらない人生の転換を
引き起こすことがあるのです。
そう、自分では決して変えることが
出来ないと思いこんでいた人間関係も
一気に反転することがあるのです。
あなたが、それを信じて行動するかは、
もちろん、あなた次第ではあるけれど。
そして、蛇足ながら追伸を。
ということで、思いがけず私も住む場所が、
なんだか変わっていきそうな気配濃厚。
来年の冬は、暖かい土地に引っ越しが
完了しているかもしれません。
さあて、今日のあなたも、一つでも
断捨離ができる場所を見つけて下さいね。
それでは、ごきげんさまにて。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
やましたさん、
お引越しされるんでしょうか?
暖かい土地とは?
気になりますねぇ。
* * *
このメルマガのほかにも、
ブログやfacebookで
日々発信し続けている
やましたさん。
今月からはさらにもう1本、
増えました。
「やましたひでこ断捨離塾」の
塾生向けメルマガです。
塾生からの質問に答える
「Q&A」をはじめ、日々
断捨離を頑張る塾生の背中を押し、
実践の励みと始まりました。
断捨離塾ではこのほかにも、
塾生だけの限定セミナーがあったり
イベントに特別価格で参加できたり、
塾生ならではの特典がたくさんあります。
毎月配信の音声講座では、
千場ひろこさんとの会話から、
やましたさんの意外な一面や、
表になかなか出てこないエピソード
が聴けることも。
「やましたひでこ断捨離塾」、
一度覗いてみませんか?
http://123direct.jp/tracking/cr/kn1tfSzr/218429/16092004
青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
執筆者一覧
最近の投稿