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2016/01/15(金)

【小松易】「心」と「片づけ」

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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2016・1・15 No.1567

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◆今日の断捨離 『「心」と「片づけ」』

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FROM 小松易

こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

片づけの基本は、
「出したものを元あった場所にしまうこと」

ですから、その動作を習慣化すること
が大きなポイントとなります。

でもなぜかリバウンドしてしまう。

その理由を昨年出版した「マンガ」の拙著
に登場する「かたづけ士」と名乗る吉竹聖士
はこういます。

「実は、リバウンドした時というのは、
心にスキができたときです。」

「心にスキができる」

とは言っても、なかなか
「心」をうまく扱うのは
難しいですよね。

このあたりはメルマガ水曜担当の
川畑のぶこさんが専門ですが、
実は昨年、私も初めて地元北海道で
「心」をテーマに講演する機会を
いただきました。

当初「心」をテーマにお願いしますと
担当の方に言われたときに、
なんとか純粋に「モノの片づけ」をテーマで
講演に持ち込めないかと画策したのですが(笑)
主催者側の強い要望に負け、タイトルを、
「片づけでストレスのない職場環境づくり」
としてお話しすることになりました。

「心」と「片づけ」

講演の準備に当たって、
「心」という目には見えないモノに
すこし戸惑いながら、
しばらく意識をそこに向けて過ごしました。

どんな共通点や接点があるのか、
いろいろ探っていくと
1つ思い至ったことがありました。

それは、「心」も「片づけ」も
上手く付き合っている人は、

「自分が扱えるものを扱う」

という原則があるということでした。

その原則に気づかせてくれたのが
元ラグビー日本代表の監督、
エディージョーンズさんの言葉。

初戦の南アフリカ戦で
ラグビーのみならず
「スポーツ史上最大の番狂わせ」
を引き起こし、いよいよ
目標であった決勝トーナメント
進出をかけたアメリカ戦の前に
インタビューで彼はこう言います。

「アメリカ代表戦に勝てば任務完了。
それ以外のことはコントロール外です。
その後に小さなプロジェクト
(決勝トーナメント) があればいいですが、
そこは、気にしていません。」

「コントロール外」、つまり
「自分では扱えないこと」

それは気にしないというスタンスを
明確に表明している言葉です。

実はこの時点での日本代表、
次に戦うアメリカとの試合に
仮に勝利しても、
同時に行われる別の試合の
結果次第では決勝トーナメントに
進出できないという状況だったのです。

ところがエディー監督は
まずは目の前の「コントロールできる試合」
に勝つことだけに集中し、
勝ち点の計算はあえてしない方針を
貫いていました。

結果、ご存知のとおり
日本はアメリカ戦に勝利。

残念ながら目標である
決勝トーナメントには
進出することは叶いませんでしたが
世界中で日本代表の戦いは
称えられたのです。

冒頭お話しした通り
片づけの基本は
「出したものを元あった場所にしまうこと」

つまり、「目に見えて」、
「手に取ることができ」、そして何より
「自分自身でコントロールできる」モノ
を扱う作業と言えるでしょう。

大事なことは、
この原則が単にモノの片づけに
留まらず「心」を扱うときにも
大いに役立つ原則なのだ
ということです。

心やメンタルをしっかり保っている人も
なにが自分でコントロール可能で
なにがコントロール可能でないコトかを
しっかり線引きし、分けているのです。

扱えるコトから、
いや、扱えるコトだけを扱っているのです。

さて、今週もご自身が「扱える」モノを
まずは探して、ぜひ片づけを
始めてみてください。

いつもあなたを応援しています。

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◎編集後記
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人ってついつい
自分ではどうにもならない
「コントロール外」のことに
目が行ったり、腹を立てたりしちゃいますよね。

断捨離をした人の変化の中で
「人と比べなくなった」
という感想があります。

これはきっと、
自分でコントロールできるものと
できないものがはっきり分かれて、
自分に集中でき、他人の目が
気にならなくなるのかもしれませんね。

渡辺万里子

PS
こちらのビデオはみましたか?
断捨離が進むコツをお伝えしていますよ
http://123direct.jp/tracking/cr/ozHCc3QO/214965/16092004

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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