断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【川畑のぶこ】年賀状の断捨離

2016/01/06(水)

【川畑のぶこ】年賀状の断捨離

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2016・1・6 No.1558

<メルマガ登録>
※PC:こちら からご登録ください。
※携帯:こちらから空メールをお送りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

—————————————————————————

◆今日の断捨離 「年賀状の断捨離」

―――――――――――――――――

FROM 川畑のぶこ

明けましておめでとうございます。
みなさま新年はどのようにお過ごしでしょうか。

私自身は年末年始の大断捨離が
恒例となって久しいですが、
今年は部屋や物の断捨離は
さほど時間をとることはなく、
そのかわりに手間ひまの断捨離をしました。

そのことに自分の時間をかける必要のあるもの
物理的にも、心理的にも、社会的にも
本当にそれをするべきかどうかを問うてみた結果、
今年は年賀状の断捨離をしました。

昨年までは手間ひまはかかっても、
年賀状を作成する楽しさ、
アートごころの刺激の獲得、
また仕事でお世話になっている人への
感謝をつたえる機会など、
己の心理社会的ニーズを満たすことの
ほうが比重が大きかったため、
あえて時間を割いていました。

ところが、昨年末はそれよりも
必要としていたのはゆとりでした。

このときにふと脳裏に過るのは社会的バランス。
年賀状を送ってくださる皆さんとの人間関係です。

年賀状を返さないと悪いのでは?
人間関係を悪化させるのでは?
日本人としての常識に欠けるのでは?
などといった不安や罪悪感が足かせとなります。

私自身もそんな、社会的ニーズを
認識してはいますが、それよりも
自分自身の物理的、
心理的ニーズを優先させたのは、
年賀状でバランスをとらずとも、
他の時間や機会に十分バランスを
とっているという信頼感が根底にあるからです。

昨今ではSNSなどを通じて頻繁に
近況や己の思いを発信しています。
また、頻繁にやりとりがある相手には、
メールで挨拶もできます。

郵送による年賀状によって、相手が私の
近況を知ったり新年の挨拶しなくても、
繋がるべき人にはきちんと繋がっています。

それでも郵送による年賀状が届かなかった
ことで著しく人間関係が崩れるような場合は
それは、年賀状の問題ではないはず。

もっと根本的な問題に向かい合う必要が
あるでしょうし、そもそもそのような
人間関係を今後も保っていく必要があるのか、
いまいちど問い直すことのほうが
大事となるでしょう。

郵便受けに誰かから年賀状が届くたびに
ごめんねー!という詫びの気持ちは出てきますが、
年賀状が無くてもちゃんと繋がる人と、
今年こちらが年賀状を送らなければ、
来年からは相手からも送られてこないで
あろう人は年賀状を手に取った瞬間にわかります。

惰性と義理を手放す機会、
それは生きた人間関係を明らかにする
清々しい瞬間でもあります。

執着を手放すために…
今年もさらにあらゆるものとの信頼感を深めて
いきたいと思う年明けでした。

みなさんにとって2016年が素敵な年となりますように♪

PS
水曜日の断捨離メルマガでは
お寄せいただいた質問の中から
一つ取り上げてお答えしています。
(不定期)

あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。

質問はこちらから

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

年賀状を作るのは手間がかかるので
正直私は面倒くさいなーと思ってしまいます。

友人に送る分は数枚で、
年賀状の送付先は親戚がほとんどです。

しかし、そんな中でも年賀状特有の
幸せを感じることがあります。

それは、昔のお世話になった先生や、
以前の仕事で関わった方などです。

会わないけれど、年に1回の年賀状での
ご挨拶で繋がれていられる幸せ。

そんなことを思った元日でした。

渡辺万里子

PS
今年初の断捨離セミナーの
募集が開始しました。
今年の景気付けに参加してみてはいかがでしょうか?

http://123direct.jp/tracking/cr/oIFnat52/214398/16092004

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

メルマガの登録はこちら

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト