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2015/10/15(木)

【やましたひでこ】 着ていない洋服たち

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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2015・10・15 No.1477

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◆今日の断捨離  『着ていない洋服たち』
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FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

神無月十五日、木曜日。

十月の半ば。

半袖か、長袖か。
上着がいるのか、いらないのか。
冷房なのか、暖房なのか。

私のいる東京は、どちらも必要な半端な気候が続く。

時々、哀愁ただよう秋の気配に浸っていると、
また、むき出しの夏に引き戻される、
そんな感覚を行ったり来たり。

夏の名残りを引きずったまま、
少しずつ深まり行く秋。

十月とは、そんなふうに進んでいく季節なんですね。

◇◇◇◇◇

とりたてて、
衣替えなどの作業を意識しなくても、
クローゼットの衣類たちは、
自然に秋模様に入れ替わっていく。

月毎の少ない衣類の
ヘビーローテーションだから、
季節が変わるころには、
お役御免となり、離れていく。

充分に着つくした感覚があるので、
来シーズンまで、クローゼットで
待機してもらおうという気にならない。

少ない数の服を、着回し、着尽くして、
短期決戦のごとく、
その季節をまっとうして卒業していく。

もちろん、幾シーズンも居残って、
活躍してくれる洋服もあるけれど、
その数は多くはない。

存分に私を愉しませくれた洋服の
ほとんどは、新たな出番の機会がある
ところに貰われて旅立っていく。

これが、私と洋服との関係。

そうですね、私の洋服たちは、
決してやってこないであろう出番を、
じっと、何シーズンもクローゼットの
中で待ち続けるなんてことはない。

どうでしょう、

出番がないのに、出番を待ち続けること。

それは、とても堪え難いことだと、
私は思うのだけれど。

もしかして、
出番はあるのかも知れないと、
淡い期待を抱きながら、
何をするわけでもなく時間をやり過ごしていく。

それは、やりきれないことだと、
私は思うのだけれど。

じっと、息を潜めて、こない出番を
待ち続けることを強いられるよりは、
ここでのあなたの出番は終わりました、
と告げられるほうが、
ずっとスッキリとする。

たしかに、出番の終わりを告げられるのは、心が痛い。
いいえ、出番の終わりを告げる方も、心が痛む。

けれど、一時の互いの痛みを避けるがために、
もっと、罪つくりな状態に相手を
追いやってしまうことがあるのです。

もう、ここには出番がなくなっているのに、
出番を待ち続ける人生だなんて。

もしも、こうやって、クローゼットに
堆積している沢山の洋服たちを、
自分の人生になぞらえてみるならば、
もう着なくなってしまった服たちへの
対応の仕方は変わってくるとは思いませんか。

どうでしょう。

さあて、今日のあなたも、
今の季節、今の自分に相応しい気分の
服を選び抜いて愉しんで下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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