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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・9・24　No.1456

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◆今日の断捨離 「モノを引き立たせる秘訣」

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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

長月二十四日、木曜日。
連休明け。

秋分の日が過ぎて、これから夜の
時間がだんだんと長くなっていく。
さあ、秋の夜長を何して愉しもうかしらね。

私は、もともと室内派なので、
家の中にいるのが好き。

出張や旅で、外を飛び回っているようではあるけれど、
出張では、宿泊ホテルから一歩も
出ないことがほとんどだし、旅では、
ホテル選びが一番の関心事。

だから、露天風呂がある温泉旅館の
一室でのんびりするのが、
私の憧れの旅であるのです。

ああ、それは、まったく実現していないけれど。

そうですね、室内派というより、
空間派といった方がいい。

高い天井、ゆとりの広さ。
部屋と置かれている家具とのバランス。
空間を駆使したセンスある調度品のディスプレイ。

そして、開放感のある大きな窓、
そこから愉しめる眺望。

もしも、これらが存分に味わえるならば、
なんとごきげんなことか。

でもね、これは、とても贅沢なこと。
とても、お金のかかること。

たとえば、ホテルのラウンジで飲む
コーヒーのとんでもない値段。
スターバックスのコーヒーの
何倍もして驚くことがある。

たしかに、ホテルのコーヒーは、
より高い質で提供されているのかもしない。
けれど、そこには、空間代が
含まれているのに違いないですよね。

そう、空間はカタチがなく
見えないものだけれど、とても価値のあるもの。

どんなに高価なモノでも、
どんなに高品質なモノでも、
そこに空間による演出がないと、
残念な結果を招く。

つまり、せっかくのモノが引き立たず、活かされない。
それどころか、殺していることになっているかもしれない。

言うまでもなく、
ブランド品を安さが売りの量販店で見るのと、
高級モールで見るのとは、
同じグレードには感じないもの。

また、逆に、野の花一輪が空間よって
際立つこともある。

初めてお茶を嗜んだ時、
茶室の床の間に生けられた一本の
つゆ草の静謐な美しさに感嘆したことを、
今でも鮮明に思い出すほど。

けれど、悲しいかな、私たちの住空間は、
決して充分な広さに恵まれているとは
いえないですね。
都会に暮らしていればなおのこと。

そしてまた、地方に暮らし
広い住空間を持ちながら、
モノを溜め込んで、せっかくの空間を損なっている。
これまた、もっと悲しい現実でもある。

だからこそ、私は、断捨離の必要性を訴えてきた。
モノを厳選して絞り込んでいく断捨離の重要性を。

モノから、空間への価値観のシフト。
モノの量から、空間の量への意識の転換。

なぜなら、空間には、
ゆとりの波動があるから。
なぜなら、空間には、ゆとりという
豊かさの波動で満ちているから。

そう、断捨離とは、
モノを捨てて失うことではなく、
豊かさを招き入れ、手にすること。

どうでしょう。

さあて、今日のあなたも、
文房具でいっぱいの引き出しから、
豊かさを取り戻して下さいね。

いえ、その前、ペンでギチギチに
詰まったペン立てからかもしれませんが。

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◎編集後記
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モノがゴチャゴチャしている中での
一輪挿しよりも
モノがないスッキリとした中での
一輪挿しの方が、驚くほど引き立ちます。

モノそれ自体よりも、
そのモノが置かれている“空間”の方が
大切なのですね。

ぜひ、モノが引き立つ空間を
目指してみてくださいね。

渡辺万里子

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スッキリした身体を
一緒に目指しましょう♪

What’s danshari ?　 Let’s danshari !　 Viva danshari ♪