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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・8・15  No.1416

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◆今日の断捨離 「３歳児とあやとりで奮闘…」

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お盆で３日間ほど福岡の実家に
帰ってきているわけなのですが…

昨日は３歳の姪っ子が泊まっていて、
夕飯の後に遊び相手をしていまして。

で、流れで「あやとり」を
することになったわけです。

お…これはチャンスだと。

普段、なかなか会えない姪っ子を
叔父さんが手懐けるチャンスだと♪
※そう、オジサンなんです…(T_T)

こう見えても（？）安永は幼少期に
あやとりにハマったことがありまして。

いろんなのを覚えては、近所の友達の
家に見せびらかしに行って自慢する、
ちょーーーウザい子供だったわけで(笑)

その友達が更にスゴイのをつくると、
ハンカチを噛んで悔しがりながら、
また家に帰って、おかんに新技を
伝授してもらう…という繰り返し。

必死になっておかんの真似をして、
自分でできるようになった瞬間は、
すごく嬉しかったのを覚えています。

あれから25年くらい経つんですが、
多少忘れてるところはあったものの、
手を動かしている間に思い出してきて、
「ハシゴ」とか「ほうき」とか「ゴム」
とかを作ってあげることができまして。

やっぱりカラダで覚えたものって、
月日がたっても覚えているものです。

おかげで姪っ子から尊敬の眼差しを
獲得することに成功しました(笑)

＊ ＊ ＊

さて、そんな事をしてあげると、
３歳の姪っ子は「自分もやるやる」と、
当然のごとく言い出すわけですよ。

ひとまず難易度の低い「ほうき」に
トライしてもらうのですが、これが
自分でやってもらうとなると難しい。

特にあやとりなんて、手の動きが
単純な２次元ではなく複雑な３次元の
動きになるわけで、本を見ながらでも
なかなか上手くできないものです。
（※実際、大人が見ても分かりづらい…）

僕はまだ子供がいませんが、きっと
親だったら誰でも、子どもが困って
いるときは黙って見てはいられずに、
つい手を貸してあげたくなってしまう
こともあるのではないでしょうか？

そして、そんな時に…

「お母さんにかしてごらんなさい。
あなたには、まだ難しいから。」

「さあ、お父さんにやらせてごらん。」

「ほら、残りの宿題は、ついでだから
お母さんがやっておいてあげるわ。」

と、子どものするべきことを
親がやってしまったとしたら、
どうなってしまうでしょうか？

子どもは大事な学習の機会を
失ってしまうことになります。

40年以上に渡って家族関係についての
授業や講演を行った、家族教育における
子育てコンサルタントとして名高い
ドロシー・ロー・ノルト博士は、
著書『子どもが育つ魔法の言葉』
の中で、このように言っています。

（以下、書籍から引用）

困っている子どもを黙って見ているのは
たしかに忍びないものです。しかし、
子どもがかわいそうだからといって、
何でもかんでもやってしまったら、
それは子どものためになるでしょうか？

子どものために良かれと思って
することではあっても、結果的には
子どもの成長の芽を摘んでしまう…
これはよくあることなのです。

私たち人間は、しばしば
失敗によって学びますよね。
しかし、苦い失敗を経験する
ことによって、賢くなるのです。

一人で出来た時、自分で
考えて答えが見つかったとき、
子どもの顔は輝きます。

この瞬間をじっと待つのは
たしかに楽ではありません。
けれど、その子の取り組んでいる
ことが、大変であればあるほど、
できた時の達成感は大きいのです。

（引用ここまで）

「できた、できた！
わたし、自分でできたよ！」

そう叫びながら自信に溢れることは
子どもの精神的な成長に必要なこと。

その大切な機会を、僕ら
大人が奪ってはいけない…

あやとりで「ほうき」を作る方法を
教えても、昨日はできませんでしたが、
自分でできるようになる日が来るのを
楽しみに待っていようと思います。
（※次の帰省くらいまで…笑）

ひとまず、おかんが姪っ子と朝の散歩に
行ってる間に、このメルマガ書き終えて、
今、超ホッとしています（笑）

お盆休みも明日まで…の方が多いかと
思いますが、よい休日をお過ごしください。

PS
あやとり１つとっても、子育ては
こんな悩みの連続なんだな…と、
世のお母さん方の苦労を感じます。

こんな時、大人にかぎらず子どもの
心理を理解することは、子育てでは
とても役立つんじゃないかな…と。

PPS
子育てのヒントは、心理のプロから
教えてもらうのはオススメです。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/bvOCRgGt/203327/16092002