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2015/06/01(月)

「物置」からの引越

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FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

水無月朔日<みなづき、ついたち>、
月曜日。

月も週も日も、
5月から6月へと改まる日。
月も週も日も、
5月から6月へと引っ越す日。

この時間の引越は誰にでも
自動的にやってくる。

一方、断捨離とは、空間の引越。

家の中から過剰にある不必要なものを
取り除いていく断捨離のプロセスは、
「物置」から「住まい」へと、
本来の自分が住むべき状態、
あるべき様子の部屋へのお引越し。

この空間の引越は、時間のように
自動的には出来ないけれど、
その気にさえなれば、誰もが可能な
引越でもありますね。

もちろん、実際の移動は伴わないものですが。

言うなれば、この断捨離的な引越は、
住む環境を今の自分に適切な状態に
変えるということ。

そう、私たちは、人間なのだから、
放置されているモノにまみれながら、
「物置」という環境に、住み暮らす
必要はどこにもないはず。

そう、私たちは、モノではなく
人間なのだから、
不必要なモノたちに埋もれながら
「物置」に居続けるより、
「住まい」として整った環境に身を
おくほうがふさわしいはず。

そうですよね。

けれど、どういう訳か、
私たちの多くは、おかしなことに
「物置場」暮らしを選択しつづける。

ああ、人間なのに・・・

はてさて、
この摩訶不思議な私たちの生態?実態?を、
どうやって解明していこうかしら。

でもね、残念なことに、
どんなに解明しても、
それでも、モノを主役にして
自分を物置場暮らしの身に
貶め<おとしめ>たままでいる
人たちはいくらでもいる。

自分で自分に強いている
物置場暮らし。
無意識に無自覚に物置場暮らしを
続けている自分。

いえいえ、一時、
自覚意識することもある。
本を読んだり、セミナーで刺激を
受けたりした時に。

けれど、悲しいかな、
また、モノの磁力、空間の場力、
つまり今の「物置」という環境に
負けてしまう自分。

身近な環境とは、かくも影響力の大きいもの。

だからこそ、断捨離の「離」。

今いる環境から「離れた状態」を
意図的に何度も体験してみる。
今いる環境から「離れる機会」を
意図的に繰り返しつくる。

そうですね、
それを何度も繰り返してこそ、
私たちは、今の環境を変え、
現状を打破していけるのです。

さあ、人間として自分を尊重した
「住まい」をあなたの手に。
さあ、人間としてより良く生きるための
住空間をあなたの元に。

断捨離は、そのためにあるのですから。

さあて、今日もごきげんな環境で過ごす一日を!

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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