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2015/05/25(月)

【やましたひでこ】最初のお得感と、最後の損

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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2015・5・25 No.1334

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◆今日の断捨離 「最初のお得感と、最後の損」

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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

皐月二十五日月曜日。
五月も最後の週となりまして。

「最後」…

どうも、この言葉には威力があるようですね。

最後のひとつ
最後の砦
最後の女<?…その昔、大ヒットした演歌の一節>

最後と聞くと、俄然、
それが欲しくなったり、
守り抜きたくなったり、
選び抜かれた感があったり。

同じように「最初」という
言葉にもパワーがある。

最初のひとつ
最初の関門
最初の男<?…>

そうですね、「最初」と「最後」には、
どうも、こだわりを持ってしまう私たち。

そう、おかしな固着、妙な執着がおきる。

けれど、
「最初」から「最後」までの間、
その間をずっと同じモチベーションを
維持するのは難しい。

その間をずっと同じ気持ちで
心をかけることは難しい。

最初のひとつ。
あんなに憧れて手に入れた最初のひとつ。

やがて、いくつも手に入れることが
できるようになった。

すると、最初のひとつに感じた
高揚感はすっかり失せてしまい、
なおざりな扱いとなるか
放置されたままとなる。

ああ、そんな運命を辿っている
高級ブランドのバック、
あなたのクローゼットに
眠ってはいないかしらね?

最後のひとつ。
あんなに沢山あった中の最後のひとつ。

別に、どうでもよくて関心も興味もなかったはず。

それでも、
最後のひとつとなったとたん、
なんだか価値があるような
気がしてくるから不思議。

ああ、それを逃したら損したような
気持ちが働いて、
急に地位が浮上してきたものはないかしらね?

「最初」と「最後」に感情を込める私たち。

モノそのものに価値を感じているのでなく。
モノそのものに必要性を感じているのでもなく。

けれど、「最初」の、「最後」の、という形容に、
すっかり心奪われてしまう私たち。

最初の品は、欲しくてたまらないものとなり、
最後の品は、逃してはならないものとなる。

それが、私たちの買い物行動。

そうですよね、まだ、
誰ももっていない新商品だと言われて、
残り最後の商品だと言われて、
あおられるようにする買い物。

最初の品は、
手にした自分の「お得感」。
最後の品は、手にしなかった時の
自分の「損な気分」の回避。

最初の品は、お得な自分の象徴。
最後の品は、損をしない自分の象徴。

要は、「ツキのあるわたし」の小さな証の数々。

私たちは、自分のツキにこだわる。

なぜなら、ツキとは自分をなんだか
「選ばれた存在」のような気持ちにしてくれるから。

だから、私たちは、「選ばれた存在」
の証拠品の数々を持ち続ける。

それが、私たちの溜め込み行動。

あらあら、話はずいぶんと
飛躍してしまったかしらね。
でもね、あながち否定できないとは
思いませんか。

私はこう思うのですよ。

小さな損得、小さなツキに、
こだわっているかぎりモノは溜まりつづけると。

そうやって、モノの溜め込みを
続けているかぎり、
人生は小さな展開しかしなくなると。

そう、本当に断捨離するのは、
そんな小さなツキへのこだわり。

そう、溜め込んでいる不必要な
モノたちを捨てることは、
そんなつまらないこだわりから
解放されていくプロセス。

あなたの人生は、
よりダイナミックに展開していくはず。

どうでしょう。

さあ、今日のあなたも、
ツキがあろうとなかろうと、ごきげんな一日を!

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◎編集後記
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最初のお得感と
最後との損…

「最初」と「最後」に
気持ちを込めてしまいますね。

小さな損得、小さなツキに、こだわらず、
まずは手放すプロセスからですね。

ー渡辺万里子

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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