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2015/04/15(水)

【川畑のぶこ】[Q&A]料理をするのが苦痛です

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2015・4.15 No.1294

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◆今日の断捨離 「[Q&A]料理をするのが苦痛です」

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Q:料理をするのが苦痛です

 

私は結婚26年目、51歳の主婦です。

 

結婚前から料理が大の苦手で主人に
プロポーズされた時、
「料理が苦手だから」と一度断りましたが、
「一緒に頑張ろう」と言われ、
なんとか25年も頑張れました。

 

色んなストレスで10年以上前から
味覚障害で自分の作った料理の味も
あまりわからない状態です。

 

今春から社会人(長女)と大学3年生(長男)の子どもがいます。

 

子ども達は結婚するまで同居したいようですが、
このまま何年も子ども達の分も
食事の用意(朝、夜)をするのが苦痛です。

 

時々、美味しいと褒めてくれる時もありますが、
正直いつまで面倒見なきゃいけないの?

 

親っていつまで子どもの食事を
作るのが常識なのでしょうか?

 

長女は大学2年時、
料理教室に通ったので簡単な家庭料理は作れます。

 

でも、めんどくさがり屋なので
あまり手伝ってはくれません。
長男は全く料理に興味がありません。

 

二人はスーパーでお惣菜を買ってくるとかんかんに怒ります。

 

今後、どうすればうまくいきますでしょうか?

 

【51歳 保育士補助 コロン様】

 

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FROM 川畑のぶこ

 

A:

25年間家族のために弛むこと無く
家族のために食事をつくってきていること、
実に素晴らしい仕事をされてきていますね。

 

苦手であるにも関わらず料理をする、
コロンさんの家族への愛の表現のひとつであり、
愛故ここまでがんばってこられたのだと思います。

 

まずご自身の労をねぎらってください。
もちろん、料理以外の家事育児でも
愛をたくさん表現されてきたことと思います。

 

さて、愛に関しては、家族の全ての要望に
答えることが唯一のかたちではないということを
学ぶ機会にいらっしゃるのではないかと思います。

 

今回、料理が苦手でストレスになっている
コロンさんに「味覚障害」という病気が
訪れたことは、決して偶然ではないかもしれません。

 

自分の心の声をマインドが素直に
受け容れられず抵抗し封じ込めていると、
やがて心の澱がたまって身体をつかって
コミュニケーションしてくることがあります。

 

「味覚障害」という非言語的な
コミュニケーションをもって、
「もう料理に関わりたくない」という
素直な気持ちを表現しているのかもしれません。

 

大切なのは、それを受け容れるということです。

苦手を克服して強くなることもあります。
ところが苦手を受け容れて、助け合うのも
また人間のなせる素晴らしい技であり
愛の表現ではないでしょうか。

 

どうでしょう、コロンさんが今まで
家族に表現してきた愛をこんどは、
コロンさんがご家族から受けてはいかがでしょうか?

 

子どもや家族の「めんどうくさい」を全て
カバーすることが愛だとは限りません。

 

今度は家族が「めんどうくさい」を克服して
障害ある家族を助ける=愛を健全に表現する
機会を提供してはいかがでしょうか。

 

無論、乳幼児に親のために料理をつくることを
求めることは出来ないかもしれません。

 

ところが、お子様は社会人と大学三年生とのこと。
そうであれば、料理をつくることは可能なことです。

 

「自分のことは自分でする」
「困っている人が周囲にいるときは助け合う」
ことを学習する機会としてはいかがでしょうか。

 

これは人生で必要で重要なスキルです。

経済効果を上げる仕事は熱心に行うけれども、
生きる力やスキルを持っていないというのは
不幸なことです。

「料理とは妻がつくるもの」
「料理とは母がつくるもの」
「料理とは女がつくるもの」
「たとえ障害があってもあなたがすべきこと」

 

このような姿勢を強化することは
賢いことなのか振り返ってみてください。

 

また、家族ともフォーマルな
コミュニケーションの場を設けてみてください。

 

不平不満や否定からではなく、
困っているので助けて欲しいという姿勢で
一度ご家族ときちんと向かい合う、
コロンさんの心の声、そして身体の声を伝えてみてください。

 

たとえ家族が状況を受け容れがたくとも、
家族がコロンさんに「ノー」というように、
コロンさんにも家族に「ノー」と言う
権利はあるのです。

 

PS
水曜日の断捨離メルマガでは
お寄せいただいた質問の中から
一つ取り上げてお答えしています。
(不定期)

 

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お聞かせください。

 

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◎編集後記
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私も料理は苦手です。
(というか、家事全般本当に苦手なのですが…)

 

料理自体が苦手というよりは
料理に時間をかけるよりは、
他の事をしたいという感じです。

 

最近、料理が苦手な理由の1つに、
川畑さんから教えてもらった
“急げドライバー”が働いているからだ
ということがわかりました。

 

“急いでやらなくちゃ!”と思うから
料理がめんどくさくて、
やりたくない、やらない…
という循環になっている気がします。

 

この急げドライバーというのは、
人間の行動や心をかき立てる
誰にでもある心理の1つだそうです。

 

これがいいように働くこともあれば
悪いように働くこともあるそうです。

 

まぁ、私の料理に関しては、
悪いように働いているようです…(ToT)

 

ー渡辺万里子

 

PS
この心理ドライバーは。
この他に4つあります。

 

このドライバーについては、
4月25日(土)のセミナーで川畑さんが直接
教えてくれます。

 

心理学を学ぶって、自分を知る事ができて、
ストレスが減ったり、人間関係がよくなったり、
人生を確実にいい方向にしてくれますよね。

 

セミナーに興味があるかたはこちらから…

http://123direct.jp/tracking/cr/T8CzDOAy/193759/10199574

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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