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2015/01/22(木)
【やましたひでこ】愚痴ってませんか?
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・1・22 No.1131
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◆今日の断捨離 「愚痴ってませんか?」
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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
睦月二十二日、木曜日。
さすがに、もう正月だなんて
言ってはいられない一月の下旬。
そう、新しい年に引っ越して来て
三週間が過ぎたのです。
新居に引っ越して来たにもかかわらず、
いつまでも荷物を解くことなく
段ボール箱が積み上げらたままでは、
引越しをした意味はないですね。
だから、この2015年という新天地に
馴染むための諸々のイベントは、
そろそろお仕舞にしなくてはと思うこの頃。
と言いつつ、新年会という
挨拶まわりのお誘いがまだまだ続く私。
まあ、この際、一年中、正月気分で
過ごすようなお目出度いタチで
いるのも悪くはないか。
そう、少なくとも、
まだ起きてもいないことを不安に思っているよりは!
そう、少なくとも、
もう済んでしまったことを悔やみ続けているよりは!
そう、少なくとも、
いまのことに愚痴をこぼし続けているよりは!
なんてね、言い訳めいたことを想うこの頃です。
◇◇◇◇◇
やはり、問題に対しては
解決志向でありたいと思う。
解決に向き合う視点
解決に向けた思考
解決に向かう行動
そうですね、
この視点、思考、行動は三点セット。
どれが欠けても問題解決は遠のくばかり。
けれど、これを言葉で言うのは簡単で、
実際、解決に向き合う視点とは
どんな視点なのかも定かではなく、
したがって解決にむけた思考を
巡らすことも叶わず、
結局、解決にむかう行動が
とりようもないのが常のようです。
だから、そんな場合は愚痴に
終始することになる。
そう、愚痴とは、解決する気配が
ない時に垂れ流される言葉。
けれど、
この愚痴のやっかいなところは、
愚痴を言っている当の本人が、
自分の愚痴を愚痴だとは思っていないこと。
あるいは、その愚痴を言うことで、
あたかも問題が解決すると
思い込んでいることもある。
そんな場合は、
「愚痴を聞いてくれて有難う、
お蔭さまでスッキリした」などと言う。
でも、この言葉も実はまやかしの
可能性は大いにある。
相手を変えて、あるいは、
時間がたったらまた、
同じ愚痴を言っている場合が
いくらでもあるのだから。
それに、本人は、それを愚痴ではなく
「悩み」だと思っている場合がほとんど。
私は、この愚痴に随分とお付き合い
させてもらう機会があったと思う。
もちろん、「片づかない」という愚痴に。
お蔭で、愚痴の正体が少なからず
見えてきたよう。
「片づかない」という愚痴はここにある。
愚痴の場合の「片づかない理由」は、
人のせい、同居の家族のせいとなる。
夫が片づけない、子供が散らかす、
親が溜め込む、云々と。
たしかに、その通り、
同居家族によって片づかない理由が
展開しているのは間違いのないこと。
けれど、そこで家族になんとか
片づけてくれることを期待して
待っているから問題なのだ。
なぜなら、家族は、
そう簡単に自分の思うとおりに、
期待どおりに、動くものではないのだから。
そうやって、愚痴が始まる。
「夫も、子供も、親も片づけくれないのです。」と。
くれない相手に、くれない事を
期待したばかりに、
ずっと、くれないままの状態が続き、
それが解決には向かうことのない
愚痴へと発展していく。
では、愚痴を断捨離するには、
どうしたらいいでしょう。
それは、まず自分。
まず、自分ができることを探すことから。
これは一見、遠回りの道のりである
ような気がしてしまうのだけど。
しかも、なぜ自分ばかりがと
思ってしまいがちなのだけど。
これこそが、解決に向き合う視点なんでね。
どうでしょう。
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◎編集後記
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キャンセルが出たため
昨日募集した断捨離セミナーは、
満席となりました。
土曜日はいよいよ断捨離セミナー。
とっても楽しみです♪
ー渡辺万里子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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