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2014/11/21(金)

【小松易】まずは、外に出す!

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・11・21 No.1149

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◆今日の断捨離 「まずは、外に出す!」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

本当に、つくづく思います。
「かたづけ」の仕事は
お客様から教えられることばかりだと。

 

今から9年前、
主婦のMさんから大切なことを
教わりました。

 

いまでは私がいつもセミナーで話す、
いやセミナーに限らず、
いまや「かたづけの基本」と1つとして
我が物顔(笑)で話している
「整理の4つのステップ」
大切なのは、第一歩目です。

 

はい、まず「外に出す」。

 

これが片づけが苦手な人には
なかなかできないのです。

 

ついつい、
引き出しの中にあるものを
「間引き」始めてしまう。

 

9年前、Mさんは電話口で
こう私に言ってくれたんです。

 

「小松さん、冷蔵庫の中を見渡しても
どれも必要で、どれも使えそうです。」

 

片づけが苦手で、料理が得意なMさんに
とって、多少の“いたみ”や賞味期限切れは
「想定内」。

 

どんな食材でもうまく
調理できてしまうというのです。
だから捨てられない。

 

SOSを求めるMさんは
電話口で考え込んでいる。

 

「どうしましょう。。。」

 

「どうもこうも、
冷蔵庫の中身くらい
なんとか自分でやりなさい!」

 

という言葉が喉から出かかったのを
奥にぐっと押し込めて、
苦し紛れに出てきたセリフがこれです。

 

「じゃぁ、とりあえず冷蔵庫から、
全部出してみましょうか!」

 

電話を切って、2時間後
Mさんからまた電話が掛かってきました。

 

恐る恐る電話に出ると、

 

なんだか妙に明るいMさんの声、
「小松さん、よくわからないけど
冷蔵庫のモノ、ほとんど捨てられました!」

 

聞くとMさん、「全部出したこと」で
かなりの食材が実際には
傷んでいることを発見して
処分を始めたら、勢いがついて
さらに表示が「賞味期限切れ」の
モノも捨てることができたのだとか。

 

それまで、
「整理」とは「要不要に分けること」
とは頭で理解できていた私は
Mさんのお蔭で、その前段階で
「まずは、外に出す」が大切な
ステップだと学ぶことができたのでした。

 

さらに先日、テレビ取材で
久々に主婦の方に個人指導させて
いただく機会があった時に、
この「外に出す」がさらに
進化することができました。

 

リビングの整理を始めた主婦Yさん。

 

小物が入った引き出しから
ゆっくりと1つ1つモノを出していた
姿を見て思わず一言、
「“考えずに”、バーッと外に出してください!」

 

整理の4つのステップの
第一歩「外に出す」は見事。

 

「“考えずに”外に出す」

に進化を遂げました。

 

こんなお客様との何気ないやり取りが
ほんと楽しくて、片づけ指導って
止められませんね。

 

そして、なにより
小学生からご年配の方まで
さまざまな人達から学ばせていただく
こんな素敵な仕事を続けられることに
感謝と誇りを感じています。

 

読者のみなさま、
このメルマガをいつも読んでいただき
ありがとうございます。

 

これからもどうぞよろしく
お願いいたします。

 

かたづけ士 小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

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◎編集後記
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私たちには、捨てられない
“正当”な理由があります。

 

・もったいない、
・まだ使える、
・高かった、
…などなど。

 

そんな私たちが一歩を踏み出す
ための

 

「考えずに外にだす」。

 

一歩目の行動がスタートすれば、
意外にその後の作業も
スムーズにいくもの。

 

大掃除の時に是非実践してみてください!

 

ー渡辺万里子

 

PS
大掃除のお供には、
こちらもおススメです♪

http://123direct.jp/tracking/cr/LG7i4rZ3/183382/10199574

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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