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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・7・12　No.1017

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◆今日の断捨離 「幸せになれない男」

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その男性は、ある事業で
大成功を収める事ができました。

年収は１億円を超えており、
すでに一生暮らしていくだけの
お金を持っているでしょう。

しかし彼は、いつも飲み会の席で
気分よく酔っ払っては、しきりに…

「◯◯よりも俺の方が……」
「◯◯を超えるぞ！！！」

と、自分よりも収入の高い
ライバルの話をしていました。

彼は一生暮らしていくだけの
お金を持っているはずなのに、
常に誰かと自分を比較して、

「もっとやらなきゃ」
「もっとやらなきゃ」

と思っているわけです。

これでは、仕事ではよい結果に
結びつくかもしれませんが…

「この状態で幸せになれるか？」

と言えば、微妙だと思いませんか？

「その感情」から沸き上がってくる
エネルギー元に、馬車馬のように
働くことはできるかもしれません。

ただ、基本的にそのエネルギー源は
「焦り」や「虚しさ」から来るもの。

その先に、この男性にとっての
幸せは存在するのでしょうか？

＊　＊　＊

他人と比べている限り、たとえ
彼がその人を超えることができた
としても、次の「自分より凄い人」
が、必ず出てくるものです。

そして、その次の「自分より凄い人」
に負けたくないと、家族や大切なもの
までも犠牲にして仕事に励んでいく…

つまりこの男性は、他人に対して
「優越感」を感じることを
ひたすら求め続けているのです。

しかし、その人を超えたら、
また「次の人」が出てきます。

これでは終わりがありません。

自分の健康状態や、人生の
様々なタイミングと関係なしに、
一生、走り続けなければなりません。

一生、暮らしていけるだけの
お金を手にしている人でさえも、
感情次第では不幸になるものです。

＊　＊　＊

さて、この話から私たちは
いったい何を学べるでしょうか？

彼が求めている「優越感」ですが、
これは深く考えなければ、確かに
ちょっと気持ちのいいものです。

一時的な快楽のために、
求めてしまうのもわかります。

ところが、優越感を求める人は
同時に別の「強い負の感情」も
抱えているものです。

というよりも、この感情を全く
持っていない人はいないでしょう。

問題は、その感情との付き合い方。

扱い方を間違えると、人生は、
破滅の方向に向かってしまいます。

今週は、断捨離のやましたひでこが
この「取り扱い注意」な感情について
詳しく解説いたします…
↓
http://www.yamashitahideko.com/movie/inferiority_ydjr/

PS
この感情、意外なほど「モノ」に
映し出されるものらしいです。

断捨離…面白いですね♪