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2014/06/24(火)
【おのころ心平】体臭解除のココロとは?
カテゴリー:おのころ心平, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・6・24 No.999
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◆今日の断捨離 「体臭解除のココロとは?」
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おはようございます。
おのころ心平です。
汗ばむ季節、
満員電車に乗っても
エレベーターに乗っても
自らの体臭が気になる季節です。
※ ※ ※
僕の知り合いの
鍼灸(東洋医学)の先生は、
においと背中の様子だけで、
「おい、昨日、●●と●●食ったな」
と言い当ててしまうほどの、
するどいアンテナを持っています。
別に、
にんにくじゃないんですよ、
ハンバーガーでも、イタリアンでも
当ててしまいます。
東洋医学には、
聞診というのがあって、
カラダから発せられるにおいも、
五感で「聞く」対象なんだそうです。
■脂の生臭さ
・・・「肝」の病をうたがいます。
■こげくさい
・・・「心」の病をうたがいます。
■腐ったようなにおい
・・・「腎」の病をうたがいます。
■生ぐさい
・・・「肺」の病をうたがいます。
以上のような聞診のなかで、
最近、体臭でよく注目される
「トリメチルアミン尿症」
は、東洋医学でみると、
生ぐさい「肺」に関するにおいに当たる?
と僕は考察しています。
※ ※ ※
トリメチルアミン尿症による体臭
ですが、僕が調べた限りでは、
魚などの多く含まれる
レシチンという脂質が、
大腸の腸内細菌の酵素により、
「トリメチルアミン」という
魚臭に似たニオイ物質に分解されて、
特異的な体臭をつくるものです。
ここで注目は、
「大腸」の腸内細菌の酵素、
という点ですが、
東洋医学では、
表裏一体の陰陽説
というのがあって、
「大腸」と陰陽の関係にあるのは、
「肺」なんです。
大腸と肺のリンク…。
※ ※ ※
さて、一方、
臓器とココロの関係
を見てみましょう。
ドイツの神秘学者、
日本ではシュタイナー教育で有名な、
ルドルフ・シュタイナーいわく、
■肺は、思考にかたさを与える 憂鬱質
■肝臓は、行為に向けて力を与える 胆汁質
■腎臓は、魂の営みに生気を与える 粘液質
■心臓は、内なる支えを与える 多血質
と四つの臓器の目的を語っています。
たとえば、肺に影響を与える
気質は、「憂鬱質」です。
ここでは、はしょって説明しますが、
憂鬱質の人は、
慎重、熟慮のタイプ。
石橋をたたいても渡らない人。
深く感じ、深く考え、几帳面で
整理整頓を心がけます。
憂鬱気質の人に
何か不愉快なことを言おうものなら、
決して忘れません。
嫌なことをされたりしたら、
いつまでも覚えています。
僕は、この憂鬱質の人が、
こうした恨みや復讐心を頂いたときの
エネルギーって
大腸に作用するんじゃないかって
考えているんです。
※ ※ ※
呼吸法に腹式呼吸ってあるでしょ。
「丹田」というへその下あたりに
意識を集中するというもの。
大腸と呼吸(肺)は
こんなとこでも
陰陽の関係を見せているんですが、
恨みや復讐心って、
まず呼吸を浅くするんです。
呼吸が浅いと、
丹田に「気」が充実しない。
おなかに力が入らなくなるんです。
つまり、魚の生臭いようなにおいとは、
肺と大腸への気の不足から
起こるんではなかろうか…?
だとしたら、エクササイズ!!
※ ※ ※
呼吸をゆっくり大きく。
人前ではなく、
就寝前に、一人でリラックスできる
スペースで。
今日1日、嫌なこと言われたなーと
いうことを思い出しながら、
大きくお腹から出す吐く息にのせて、
カラダの中からふーーーっと、
吐き出してやりましょう。
すると、お腹の腹直筋の緊張も解けて、
ゆるりとした気分で眠りにつくことができます。
こうして呼吸とお腹の緊張を解除する
習慣が身に付けば、いつもまにか
カラダのにおいを気にしなくてもよくなるかも?
やるが勝ち。
今日の夜から早速
実践してみてくださいね。
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◎編集後記
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夏はどうしても“におい”が気になる
季節ですよね…
就寝前の深い呼吸で
嫌な気持ちと一緒ににおいも外に
吐き出しちゃえば、一石二鳥ですね。
―渡辺万里子
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PS
明日は、2年ぶりに復活する
あるセミナーをお知らせします。
お楽しみに!
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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