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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・2・26　 No.881

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◆今日の断捨離 「無視できない違和感」

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断捨離とは、たましいに
向かい合うプロセスだと思う。

私達は自我（エゴ）と向かい合うことは
日々しているけれど、己のたましい＝真我と
向かい合うことはめったにしない。

自我は、物質やお金に固執したり、
地位や名誉や自己顕示に固執したり
するけれど、たましいはそれらへの
囚われからの解放を望む。

自我は高みに登ろうとするけれど、
たましいは地に深く根ざそうとする。
自我は理論武装を好み
自己正当化に余念がないけれど
たましいは論理を必要とせず、
違いや失敗を寛容に受け入れる。

自我は欺こうとすれば
いくらでも欺けるけれど、
たましいは欺こうとしても欺けない。

日々襲う「違和感」…

それは、自我で幾恵に覆ってみても
欺けないたましいがむくむくと
光を放っていることによって
もたらされることが多い。

断捨離はこの違和感と
向かい合う作業。
それは、たましいが自我に対して、
しずかに、なお懇々と放つメッセージに
謙虚さと素直さと誠実さをもって
耳を傾ける作業ではないだろうか。

『自我を捨てる。』

これは究極の断捨離なのだと思う。

いうまでもなく、
人生で最も勇気のいる作業だろう。

それは時として
自分のアイデンティティーの
崩壊を意味するから。

でも、大丈夫。

捨つるは得るなり…

それは、新しいそしてよりしなやかな
己のアイデンティティーの構築でもある。

それは、何があっても大丈夫、
何とかなるさという
安心感のある自分の構築。

それは、問題に直面しても
ゆとりをもって対処する
安定感のある自分の構築。

断捨離は、自我が喜ぶ自分
ではなく、たましいが喜ぶための
自分になるためのプロセス。

宇宙は私達ひとりひとりの
たましいが輝くことを望み、
そのことを信頼して、潔い行動を
おこした者を歓迎するのだと思う。

たましいに沿って生きることは、
宇宙にしなやかに溶け込む
プロセスでもあろう。

その対価たるや自我では計り知れないはず…

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◎編集後記
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やることは「モノの片づけ」
という、誰もが経験のある作業。

しかし、そこに秘められた意味、
そして得られる対価というのは、
実は計り知れないものがあるのですね。

断捨離で「自我を捨てる」というと、
ちょっと怖気づいてしまいそうですが、
自我を捨てるためにやるのではなく…

断捨離をした結果、自分が執着している
モノ、コト、ヒト…を手放しても大丈夫な
安心感、安定感のある自分が手に入る。

そういうことなのだと思います。
ぜひ、断捨離、実践してみてくださいね。

―安永周平

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