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2013/04/11(木)
【やましたひでこ】モノ or 空間
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・4・11 No.559
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◆今日の断捨離 モノ or 空間
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
桜は「散りそめ」から、「落花さかん」へと。
そうですね、すっかり「葉桜」となっているところもあるのでしょう。
今、私は、北海道の小樽に。
ここはまだ雪が残り、「蕾固し」以前の段階のよう。
長い日本列島を上から見渡せば、
同じこの4月でも、ずいぶんと異なる状況が、
そこかしこで展開していることがわかるはず。
鳥の目を持つこと。
龍の目で見ること。
ああ、視点を高くして「俯瞰」することの大切さを、
しきりに確認させられる機会がやってくる今日この頃です。
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、暮らしを溢れる笑顔でいっぱいにするために。
そう、仕事を勇気ある挑戦で満たすために。
そう、人生をより果敢に生きていくために。
◇◇◇
「片づける」とは、ふたつの意味がありますね。
・モノを片づける
・空間を片づける
自分が、どちらの意味をより込めて、
この「片づける」という言葉を使っているのか、
考えてみるのも面白いですね。
たとえば・・・
おもちゃを片づける。
本を片づける。
たとえば・・・
子供部屋を片づける
本棚を片づける
さあ、自分はどちらに焦点を当てているでしょう。
モノなのか、空間なのか。
けれど、もしかして、
「モノを片づければ、空間も片づく!」はずと、
考えてはいませんか。
そうだとたら、残念、NGブザーが鳴りますね、
断捨離で言うならば。
おもちゃを片づけるために、
収納コンテナばかりが増えて、
結果、押入れがコンテナでいっぱい。
本を片づけるために、
本棚ばかりが増え続け、
結果、四方の壁面全部に天井までの書架がある。
なんてね、これでは、
モノたちは片づいてはいるけれど、
空間自体は閉塞感と圧迫感でいっぱいに。
だから、断捨離で大切なことは「俯瞰」!
そう、空間全体をつねに俯瞰しながら、
片づけていくのです。
そして、実際の行動は、目の前の「モノと向きあう」こと。
今の自分にとっての「不要・不適・不快」の問い直し。
今の自分のとっての「要・適・快」の問いかけ。
だから、この時必要なのは、
虫の目を持つこと。
蛇の目で見ること。
鳥の目・虫の目、龍の目・蛇の目
どちらも、大切なのは言うまでもないですね。
それでも、私たちは、つい近視眼的になりやすもの。
だからこそ、常に「俯瞰」を意識する。
どうでしょう。
断捨離とは、そう、俯瞰する力を鍛えるツール。
そして、その俯瞰力は、空間だけではなく、
あらゆる物事すべてを見渡せる思考の力に、
繋がっていくのです。
有難うございます。
あなたとのご縁にいっぱいの感謝を込めて。
やましたひでこ
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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