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2013/03/05(火)
【おのころ心平】要らないと言える強さ
カテゴリー:おのころ心平, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・3・5 No.522
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◆今日の断捨離 要らないと言える強さ
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FROM おのころ心平
ダンシャリアンのみなさま、
おはようございます。
おのころ心平です。
シリーズでお送りしております、
カラダを断捨離するミラクルメソッド
【シンプルボディ】。
≪シンプルボディになるための12の教え≫
1.肺経…吐き出しなさい(自己開示)
2.大腸経…時機を見なさい
3.胃経…情報ではなく智慧を持ちなさい
4.脾経…自分の心と向き合いなさい
5.心経…人の心と向き合いなさい
6.小腸経…厳選しなさい
7.膀胱経…手放しなさい
8.腎経…吟味しなさい
9.心包経…門を閉じなさい(バウンダリー・境界)
10.三焦経…俯瞰(ふかん)しなさい
11.胆経…行動しなさい
12.肝経…よく理解しなさい
「経」とは教え。
お経と同じように、
カラダには、気の流れ=経絡という
12の教えが働いています。
今回は、教え6≪小腸経…厳選しなさい≫
を、解説致しましょう。
※ ※ ※
小腸は細かく分けると、
・十二指腸
・空腸
・回腸
という部分に分けてみることができます。
十二指腸は、長さ25~30cmくらいで、
12本の指の幅よりも少し長くなっていてす。
ほんとうは十三指腸、十四指腸と言った方がよさそうですが、
杉田玄白の解体新書以来、なぜかこう言い習わされています。
十二指腸には、
・胆のうから胆汁が、
・膵臓から膵液が、
・そして、十二指腸自身の分泌する腸液が
それぞれ分泌されます。
十二指腸は多様な個性が出逢い、
混ざり合う場所。
十二指腸では、いわば、
価値観の融合が行われているのです。
◆十二指腸メタファー(比喩)
→犠牲的精神で他の個性の融合を促す
※ ※ ※
小腸の実質的なはたらきを担うのは、
空腸(くうちょう)と回腸(回腸)です。
空腸と回腸を合わせて5~6mの長さになります。
ただその境目はあいまいで、明確な境界はありません。
空腸は小腸全体の左上腹部にあたります。
(向かって右側ですね)
解剖するといつも空っぽなので
空腸という名が付きました。
消化吸収活動を行いますが、
空腸での食べ物の流れは速いです。
空腸は、食物の流れを促進しているのです。
◆空腸メタファー(比喩)
→頭を空っぽにして状況をスムーズにする
※ ※ ※
そして、空腸につづく回腸。
小腸全体の右下腹部(正面から見たら左側)の部分です。
ここが、栄養吸収の最大の担い手。
回腸ではじっくりと消化栄養吸収活動が行われます。
空腸との違いで特筆すべきは、
吸収する小腸粘膜(絨毛という)の部分に
「バイエル板」の数が多いということです。
バイエル板は「腸管免疫」の主力になるリンパ組織です。
回腸の粘膜は簡単に解説すると、
網戸(あみど)のような構造になっていて、
カラダの内と外の物質的な境界線をになっています。
消化不良や食べ過ぎ、よく噛まないなどが原因で
その網戸に穴が空いていると、
本来通すべきではない、よけいなものを吸収してしまいます。
そして、それを処理すべく、腸粘膜下では、
しょっちゅう免疫が発動してしまうのです。
これは食物アレルギーの子供たちによくみられる傾向。
アレルギー以前に、小腸の粘膜が薄くなってしまっているのです。
◆回腸メタファー(比喩)
→境界線をしっかり調節し、必要なものだけ選択する
※ ※ ※
≪シンプルボディのためのパワー習慣≫
小腸のはたらきは、
シンプルボディの創造にとって
極めて重要です。
小腸を通ると、カラダの内部。
あなたのカラダのつくる素材を
厳選するのが、小腸の役割です。
あなたの人生を創るさまざまな
1.情報、
2.知識、
3.そして、人とのお付き合い
についても、厳選しましょう。
これらも多すぎて、
あなたは消化不良になっていませんか?
情報や知識、ニュースも、TVも、新聞も
「要らない!」と言える部分をつくること。
そして、この人との付き合いはなくても
OKと、言える自信を持つこと。
「要らない」と言える強さ。
これが小腸の消化吸収力を高め、
不要なものは入れないカラダをつくるのです。
※ ※ ※
ではでは、「シンプルボディ」、
次回も、ぜひお楽しみにー!
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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