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2013/02/14(木)
【やましたひでこ】あなたは被害者?
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・2・14 No.503
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◆今日の断捨離 あなたは被害者?
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
大都会東京と、北陸の片田舎と。
沢山の人がひしめく中枢都市と、人影まばらな地方都市と。
晴天の乾燥した気候と、どんよりな空と湿度が高い気候と。
このまるで両極の環境を、ひと月の間に、
いったい何度往復していることか。
そうですね、この「両極」を足して二で割れば、
ちょうど良いのかしら、どうなんだろう。
都会と田舎
けれど、そのどちらが好きかと問われれば、
はい、もちろん両方、とても好きだと答えます。
この二つを対比させて考えることなど、
私にとってなんの意味もなく。
都会と私、田舎と私の「関係」を、
その時その場で、どう築いているのか
この時この場で、どう機能させるのか、
ただそれだけを愉しんでいるので。
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、暮らしを溢れる笑顔でいっぱいにするために。
そう、仕事を勇気ある挑戦で満たすために。
そう、人生をより果敢に生きていくために。
◇◇◇
「関係」をどのように築いていくのか。
「関係」をどのように機能させていくのか。
その関係は、もちろん、いろいろ。
私とモノ
私と自分自身
私と人
私と社会
私と情報
私と価値観
私と自然
私と命
それら「関係」には、常に心を留めておきたいと。
そうすれば、より機能的な関係の創造が可能だと思うから。
けれど、その前に、自分の今の立ち位置の確認、
そう、今現在、どのような関係を周囲と結んでいるのか、
しっかりと意識自覚する方が先なんですね。
私と親
私とパートナー<or 配偶者>
私と子
今の私の困難は、すべて親の価値観から。
今の私の不幸は、すべてパートナーの性格態度から。
今の私の悩みは、すべて子供の有り様から。
もし、そんなふうに思うのであれば、
今の私の位置取りは、こんな図式。
傷つけられるのは、常に私の方で、
傷つくのは、いつも私の方で、
傷つけてくるのは、常に相手の方。
「私」=「被害者」
「相手」=「親」「パートナー」「子」=「加害者」
そうですね、「被害者」と「加害者」という対立の構図。
二元論に終始した関係の存在。
ああ、ここで気をつけて下さいね。
断捨離は、自分を「被害者」だとか「加害者」だとか、
思ってはダメですよ、なんてことを言ってはいませんから。
「被害者」VS「加害者」の構図の中に、
そう、その構図の中にどっぷりと嵌ってしまい、
ものの見方に偏りができていませんか?
その問いかけを、一度自分にしてみませんか?
という提案をしているだけなのです。
しかも、手始めに、自分と「モノとの関係」を問い直す、
そんなトレーニングをすることによって。
私たちは、時に、被害者となることもあり、
私たちは、時に、加害者となることもある。
私たちは、同じ相手との関係であっても、
「被害者」「加害者」とういう関係が、
時と場合によって、入れ替わることがある。
しかも、かなりの頻度で!
そう、「今・ここ・私」が、どんな位置にいるのかを、
ていねいに意識自覚できる自分。
そんな自分づくりのために、断捨離があるのです。
そして、そんな自分は、とっても柔軟だと思うのだけど。
どうでしょう?
有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝と愛を込めて。
やましたひでこ
いつも、たくさんの感想有難うございます。
あなたの質問や感想、断捨離体験を、
どうぞ、やましたひでこまで。
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What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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