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2013/02/07(木)
【やましたひでこ】母と娘
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・2・7 No.496
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◆今日の断捨離 母と娘
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
立春を過ぎて、春への期待をふくらませかけると、
まるで、待っていたかのように寒さがぶり返す。
季節は、時に意地悪で。
いえいえ、そうではありませんよね。
季節は、あるがままにそこにあるだけ。
私たちの期待や願望とは無関係に、
ただただ、そこにあるのが自然。
そうですね、もし、期待や願望を手放せたのなら、
どんなにか心穏やかでいられるだろう。
けれどまた、こうも思う私もいるのです。
穏やかだけの人生なんて、
穏やかだけの心なんて、
つまらないかもしれないと。
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、アマノジャクな私、やましたひでこからのメッセージ。
そう、暮らしを溢れる笑顔でいっぱいにするために。
そう、仕事を勇気ある挑戦で満たすために。
そう、人生をより果敢に生きていくために。
◇◇◇
母と娘の断捨離バトル・・・
前回4日のメルマガで、アンケートを募集したところ、
それはそれは、たくさんの手記が寄せられて。
有難うございます。
この問題への関心の高さ、
というより、当事者、経験者はとても多いのですね。
実のところ、かくいう私自身もそうなので、
驚くことにはあたりませんが。
そして、あらためて思うこと。
私たちは、他者の価値観を押し付けられることが、
一番苦しく、辛いことなんだと。
自分の選択決断の領域に、
介入されることほど、
憤りを覚えることはないのですね。
そして、その「押し付け」に抗えず、
閉塞感で自分がいっぱいとなった時、
結果、生きる力が消耗していくような。
反発できる間は、怒りを覚える間は、
まだ、自分の力が残っているのです。
「押し付け」から身を守るために、
どんどんと無感覚になっていく場合もありますから。
この無感覚、
いわば命が採用している防衛策といってもいい。
でも、これがずっとずっと続くと、
命そのものが萎えてしまうのかもしれません。
親とは子に、自分の価値観で期待するもの。
子とは親に、自分の価値観で期待するもの。
そう、お互い、こうあってほしいという期待。
自分の思いどおりの子。
自分の思いどおりの親。
それが、もしかして親子関係の自然な姿。
だから、時にぶつかりあうことも必要なこと。
あまりにそれで消耗したら問題ではあるけれど。
時に、ぶつかりあいながら、
時に距離をとりながら、
互いのエネルギーを掻き立てる。
そんな選択も、もし意図的にできたのならば、
案外と、このバトルも愉しめると思うのです。
どうでしょう。
それでも、その時に必要となるのが「俯瞰力」。
バトルの渦中に沈んではなりませんからね。
有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝と愛を込めて。
やましたひでこ
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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