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2012/05/03(木)
【やましたひでこ】一人暮らしの義母に
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・5・3 No.217
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●やましたひでこの断捨離通信講座
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ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
ゴールデンウィークも佳境、
後半に突入です。
あいにく天気には恵まれないよう。
天気とか、景気とか、元気とか、
「気」にまつわるものは、
人知の及ばない領域ですよね。
それでも、自分の元気の「気」は、
自身でかかわれることがいっぱい。
自分で自分を、精一杯もてなして、
連休の残りを愉しめると素敵かな。
もちろん、お休みの人もお仕事の人も、
それぞれに。
ちなみに、やましたは仕事モードで~す。
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日も、メールマガジンをお届けします。
あなたとわたしの「ごきげん度」UPに、
より貢献できることを願いつつ。
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◆セミナー情報
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やましたのセミナー情報は、以下でご確認いただけます。
⇒ http://www.yamashitahideko.com/seminar/
※やました本人による断捨離ベーシックセミナーは、
本年をもって終了します。
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◆今日の断捨離 一人暮らしの義母に
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FROM やましたひでこ
木曜日は、質問コーナー。
寄せられたご質問を、繰り返し読んでいつも思うこと。
質問の中に、ちゃんと【答え】がある。
はい、間違いなくありますね。
もちろん、このご質問を寄せて下さった読者さんも、
すでに、それに気がついておられるのではないかと、
やましたは思うのです。
なので、読者の皆さんも、
ご一緒に、その【答え】探しをしてみませんか?
でね、まずはその前に。
断捨離的な【答え】探しのスタンスを確認しておきましょう。
◆大切なのは俯瞰。
この場合の俯瞰とは、質問文に記されている具体的な細かな事柄に、
焦点を合わせないということ。
◆もっと大切なのは、ジャッジをしないこと。
誰が正しいとか、間違っているとか、
どの出来事が善であり、悪であるとか、
「正誤」「善悪」には、焦点をあてません。
誰も、審判を下す権利も資格もないだろうし、
誰も、審判を下されたくはないでしょう。
仲間をつのって、自分の正当性をことさら主張したい場合は、
別かもしれませんが。
正当という思考も、試しに断捨ってみて下さいね。
◆そして、思い出して下さい、4月30日のメルマガを。
「さあ、“わたし”は、どうしたいですか。」
「さあ、“わたし”は、どうありたいですか。」
質問者さんである“わたし”は、どうしたいと、
質問者さんである“わたし”は、どうありたいかと、
思い考えているのかを、読み取っていきましょうか。
断捨離とは、自分軸。
自分軸とは、自分で自分に課している「制限」に気づき、
自分で自分の「制限」を外していき、
自分に「許可」を出していくこと。
「どうしたい」のか、「どうありたいか」は、
すべて自分の領域であることを、確認します。
さて、前置きが長くなりましたが・・・
【読者さんからの質問】———————————–
いつも感謝とともにメルマガを拝見しております。
3/12 No.165 期待の罠
にて言及しておられた、
「相手への期待を断捨離する」について伺います。
私には、
「相手への期待を断捨離してほしい」人がいます。
一人暮らしの義母(63)です。(笑
人に対する無限の期待・・・
でも人だってそんなに応えられないじゃないですか。
なのに、しまいには「どうしてやってくれないのかしら」
とすっかり疑心暗鬼になって怒りをぶつけて来る、、、
巨大な「鬼」に支配されているように私には見えます。
そんな義母にこの「相手への期待の断捨離」を教えてあげたい!!!
そしてどうか楽になってほしい!と願うのですが
どうやったらうまく伝わるのか悩んでいます。
> 誰かが、何かをしてくれるのを、待つ。
> 黙っていても、相手が察してくれるのを、待つ。
> 〝わたし〟が待っていることをわかって貰えることを、待つ。
> 待って、待って、待って。
> そして、そうしてくれないことに苛立ちを覚え、
> そうならないことに怒りを覚え、
> やがては、暗澹たる気持ちに陥っていく。
> そうして、悩みを深めていく。
> 誰も〝わたし〟のことなどわかってくれないと。
まさしく、義母がこの状態、
他人へのモーレツに過剰な期待で親戚や友人から煙たがられ、
結果的に自他ともに傷つけている人なのです。
...息子夫婦(私たちのこと)の都合も顧みずに
甘えからくるのか無茶な依頼をしてきます。
精神的に子離れできていない&人に頼りっぱなしの
自立できていない人への対応(※長いので下に書きました)
に疲れ果てています。
> 待つことは、相手への期待とも言えますね。
> けれど、その期待に応えるのは、相手の領域。
(中略)
> そう、相手への期待を断捨離する。
どうやったら、そんな彼女が効果的に理解してくれるでしょうか。
興味のないことにはまるで耳を貸さない人なのです。
私たちはこの無茶な義母の依頼に
一生振り回されて生きていきたくありません。
もっと子どもにも時間を割いてあげたいし。。。
何より、義母に住み着く「鬼」から義母自身を解放したいと思うのです。
そう願うこと自体が相手への期待なのでしょうけれど・・・
※(上の話は抽象的なので理解の助けに
ちょっと例を挙げます。長くてすみません。)
義母は要介護認定を受けてる訳でもなく、
一定のことは自分で出来るはずなのに、
私たちが車で15分の距離に引っ越してきてからというもの
毎日毎日呼び出しては、
ごはんを作るのが面倒だから作って持ってきて
ゴミを出しに行くのが面倒だから車で取りにきて捨ててきて
通院や買い物に毎日タクシー呼ぶのが面倒だから車で送ってくれる?
ついでに買い物にもつきあってくれる?
来る時には何か気の利いたお茶菓子を買ってもってきて、
あ、お金は出さないわよ。
ーー自分でできない、ではないんです。
面倒くさいからやりたくないからやってよ、なんです。
出来る限り対応したいと思いつつも、
どうしても無理なことってあるでしょう?
こちらにも生まれたばかりの赤ちゃんと幼児がいるし。。。
こちらが断っても断ってもごり押し、逆ギレ。
心理的に距離を置き、
義母にも「もっと自立してほしい」と言って断っても
全然理解できないようで、
「あの子たちは私に冷たい」「ゴミも捨ててくれない(!)」
と周囲に漏らす始末。
自分が望んだことはやってもらって当然と思ってるみたいなんです。。。
私たちは別に誰からどう思われようがいいんですけれども、
自立してもらわないとこちらの生活が侵食破壊される。ヘトヘトです。
もちろん、いつ呼び出されるかわからないから旅行なんて遠い夢。
GWなのに予定は真っ白です。
お読み頂きありがとうございました。
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はい、長く書いて下さったお蔭で、
読み解く材料は、いっぱい提供されてますよね。
やましたの回答は、来週の木曜日に。
そして、申し上げるまでもなく、
やましたは、【解答】ではなく、あくまでも【回答】ですので。
読者の皆様が、それぞれに見つけた【答え】を、
よろしければ、どうぞ、お寄せ下さいますように。
●【答え】送信フォーム
https://business.form-mailer.jp/fms/00ffce4713490
お待ちしております。
PS
川畑のぶこ無料音声セミナー「私の断捨離体験」を公開中。
実際にどんなことをやり、どんな変化が起こったか、
本人の話を直接聞いてみてください。
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What’s danshari ? ツꀀLet’s danshari ! ツꀀViva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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