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2012/12/17(月)

【やましたひでこ】それぞれの断捨離 その1

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・12・17  No.444

 

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◆今日の断捨離 それぞれの断捨離 その1

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FROM やましたひでこ

 

ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

師走というのは、思わず、
残りあと何日と数えたくなるけれど。

 

そうやって、先を数え出すと、
あれも、これもと、
まだやっていないするべきことに、
焦りを感じるものですね。

 

けれどまた、区切りがないと、
あれもこれも、なかなか手をつけることをせず、
先送りになるのもまたしかり。

 

今年の内に。
年内に。

 

こんな言葉が飛び交うこの頃、
年賀状書きに追われている人も多いでしょうね。

 

やましたは、年賀状の「習慣」そのものを捨てたので。
年賀状を「書かねばならぬ」という「思い」を捨てたので。

 

だからその分、気は楽なのだけど。

 

その入れ替わりやって来るのは、
「不義理」をするという、少しばかしの後ろめたさ^^;

 

ああ、どちら選択するかも、自分次第、人それぞれだと、
しみじみ感じる年の瀬です。

 

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。

 

そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。

 

◇◇◇

 

この2012年の断捨離への区切り。
それが「断捨離祭り」

 

大勢のダンシャリアンさんたちと、ともに過ごしたお祭りの1日。
その中で、なんといっても強く心に残るのは「断捨離体験」

 

たくさん寄せられた体験談の中から、
二つの「それぞれの断捨離」を、
ご参加の皆さんと共有させていただいて。

 

ここでも、それをご披露させていただきますね。

 

そう、断捨離メルマガの読者さんとも、
いっぱいの分かち合いをしたいので。

 

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断捨離を学んで、行きつ戻りつしながらも少しずつモノを手離してきましたが、
断捨離候補品目にすらあがらなかったモノに、風水グッズがありました。

 

愛らしく美しいそれらが、
玄関や部屋のいたる所にどれだけゴチャゴチャ並べてあっても、
インテリアにそぐわなくても、掃除が行き届かなくても、
「だってそれらは、私を護り、私に幸運をもたらしてくれるはずのモノ」・・と思い、
手離すなんて思いもよらなかったのです。

 

でも、ある日やました先生のCDで、
「モノと真剣に向き合う」というフレーズが耳に入ってきたとき、
はじめて風水グッズが意識に浮上しました。

 

金運にいいとされる貝殻や黄色のグッズ、
人間関係にいいとされるリスの置物、幸運を呼ぶという龍の置物、
八角形のクリスタルのグラスに赤い玉、
難を封じるための世話しきれないたくさんの観葉植物・・・・・

 

どうして私は掃除がしにくく、歩くのにも邪魔になりながらも、
なんの疑問もなくそれらに空間を占領することを許しているのか?・・・
真剣にモノと向き合ったとき、出てきた心・・・それは

 

「風水グッズに頼らないと、幸運は私にはやってこない」
「私には、自分で幸運をつかむ力はない」でした。

 

そして見えてきたのは、
愛情に飢え経済的にも恵まれなかった子ども時代の自分でした。

 

家庭を顧みない父、厳しいばかりの継母、
他所と違う家庭へのコンプレックスで、
いつも人間関係では気遅れして苦痛でした。

 

「受け身」や「あきらめ」が、非力な自分にはふさわしく感じていました。

 

今は結婚して、一見、恵まれた生活をしていながら、
心の底では、経済に困窮することへの恐怖、
人間関係へのしみついた苦手意識、自己肯定感のなさ自信のなさで、
もっと手にいれなきゃ、もっともっと・・という欲深さが、
おびただしい数の風水グッズに現れていたのです。

 

でも、CDを聞いて、
風水グッズにすがる自分の姿が実に滑稽に見えてきたとき、
私は思い切って、それらを断捨ることができたのです。

 

入れ替わりに、私の中に入ってきたものは、何とも言えないすがすがしさと、
手離すことのできた自分への、かすかな誇らしさと小さな嬉しさでした。

 

そして、思いついてからの行動の早さに、自分でもびっくりしているのですが、
恩讐のために絶対に許せないと頑なに拒んで疎遠になっていた、
遠方のケアハウスにいる継母に、15年ぶりに会いに行くことができたのです。

 

かつて厳しく君臨していた継母の、今は小さなからだを抱きしめたとき、
愛されていなかったわけではない・・継母は継母なりの立場や状況の中で、
私を必死で育ててくれたんだ・・・

 

涙とともに、こだわっていたものがすべてとけて流れていくのを感じました。

 

そして、父のお墓参りを済ませたとき、
こんな穏やかな心境になれるなんて・・・

 

ほんの少し前の自分からは想像もつきませんでした。

 

以降、これまでぎくしゃくしていた職場の人間関係が、
なぜかいい感じになり、私もリラックスして付きあえるようになりました。

 

すべては、私が自己肯定感のなさからバリアーを張って、
遠ざけていたことに気付きました。

 

「人とふれあうのが楽しい」・・こんなふうに思える自分が、
今はとても嬉しいです。

 

断捨離をするということは、自分を損なっている「執着」「こだわり」を手離すこと。

 

「執着」や「こだわり」が、これほど人生を損なうものだということを、
身をもって知りました。

 

断捨離って、本当にすごくて、素晴らしいものですね。
心から、断捨離に出会えてよかったと感謝しています。

 

これからも、ひとつひとつモノと丁寧に向き合い、
本当の自分を見つけてごきげんな人生を歩いていきます。

 

ありがとうございました。(^^)

 

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匿名希望の方なので、メルマガでは、
御本名を披露することはかなわないのだけど、
「断捨離祭り」の当日には、晴れやかに、
皆さんの拍手賞賛を受けておられましたね。

 

その姿に、やましたも涙。

 

そして、この方に、
私は、こんな言葉を贈らせていただきました。

 

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断捨離とは、ひたすら、モノに向かいあうこと。
断捨離とは、ただただ、モノをとおして自分と向かい合うこと。

 

あなたは、モノを手放しながら、
自分自身の理解を深め、自分自身を受容し、
さらに、自分自身との和解へと歩みを進めています。

 

その、とても素直な断捨離の取組みが、
周囲をとりまく人間関係にまで変化を起こす。

 

あなたのダイナミックな断捨離の展開に、
心からの賞賛を贈ります。

 

どうぞ、これからも断捨離のごきげんの輪を、
自分から周囲に広げていきますことを。

 

やましたひでこ

 

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ああ、ちょっとかたい文章ですね。
それは、「準グランプリ」として表彰状に書かいた文章だからかな^^;

 

そう、こうやって文字にはうまく出来ないほどに、
この方の気づきや行動に、深く深く心が動かされて。

 

さあ、お読みになったあなたは、どうでしょう?

 

有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝を込めて。

 

 

 

やましたひでこ

 

 

いつも、たくさんの感想有難うございます。
あなたの質問や感想、断捨離体験を、
どうぞ、やましたひでこまで。
https://business.form-mailer.jp/fms/e29f73fd7914

 

 

 

◆2012「断捨離祭り」の様子は、
ブログに、全4回でUPしています。
http://ameblo.jp/danshariblog/entry-11424711176.html
どうぞ、お立ち寄り下さいね。

 

PS
断捨離すると笑顔になる
その秘密・・・御存知ですか?
http://123direct.jp/tracking/cr/GgjJDhRc/132769/10401409
こういう理由です

 

PPS
断捨離して木を植えます。
そしてあなたのお小遣いが
増えるかもしれません
http://123direct.jp/tracking/cr/ROi3MI7J/132769/10401409

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪
_________________________________________________________

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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