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2019/02/05(火)

【千場ひろこ】怖い方の「雪女」としての私

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 千場ひろこ

 

FROM 千場ひろこ

ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。

幼稚園の年長の娘が
劇の台本を持って帰ってきた。

見ると「そよかぜ」役とある。

む、無生物!

よくある、隅の方で立っている
木の役と同じくらいの
脇役中の脇役かと思いきや…

トリを飾る、結構重要な役で。
台詞も結構ある。

へー、良かったね!
がんばって! 楽しんでやって!

なんて娘と話しているうちに、
思い出したことがあった。

―――

私が小学校中学年くらいの頃。

クラスの演劇で「雪女」を
やることになった。

配役を決めるために、
まずは立候補がないかを
主要な役から順に先生が聞くのだけど。

皆、遠慮と恥ずかしさの塊で、
しーんと静まり返っている。

結局、主役の雪女の立候補は
最後まで出ずじまい。

「推薦はないか」と先生が尋ねたところ…
クラスの男の子が勢いよく手を挙げ、

「はい! 雪女役は
ひろこさんがいいと思います!」

と元気よくのたまうではないか。

「え!」

一瞬にして、嬉しいような、
くすぐったいような、
恥ずかしいような心地になった。

しかしそれは1秒後に覆される。

「怖い方の雪女はひろこさん、
人間に化けている時のおゆきは、
◯◯ちゃんがいいと思います!」

◯◯ちゃんとは、誰もが認める
クラスで一番可愛い女の子で。

「わ、私…怖い方だけ?」

と結構ショックを受けたのですが、
多分、その当時からすでに
自己肯定感が低かったのでしょう、

「うん! やるよー」

とショックを微塵も表さず、
引き受けたのです。

今思うと、このことは
もともと低かった自己肯定感を
さらに追い討ちをかけるように
低く、というか屈折したものにした
決定的な出来事だった。

なぜか。

1.本心は「怖い方の雪女だけ」
というのはイヤだった。
きっと自分の顔は怖いんだろうな、
と思うようになった

2.周りからの要求を、
甘んじて受け止めて、
「そ、そうですよねー」
とおどけるクセというか、
ピエロを演じる型が形成され始めた

3.何事もA面でなく
B面を選択しがちになった

今、自分がタイムマシンに乗って
その頃のひろこちゃんに
声をかけるとしたら、
こう言うだろうな…

「人にどう思われてもいいから、
“怖い方だけはイヤ!”と
きちんと思ったことを言うんだよ」

「あるいは、引き受けるのだとしたら
“怖い方の雪女”を演じることを、
本気で面白がってやるのよ!
中途半端にひねくれてやってはダメ」

はい。
当時の私は、そのどちらでも
ありませんでした。

いや、ひょっとしたらこんなことは、
微笑ましい、幼い頃の思い出の
1ページのように思われるかもしれませんが。

でも、どなたにもこういうことって
ありませんか?

他人からはささやかに思えることだけど、
当人にとってはその後、人生に
深い軌跡を残していくようなこと…。

で、今の千場が思うのは…

同じような選択・決断の状況において、
NOということは、きちんと、

「ごめんなさい、私、それは無理です」

とはっきり言える自分でありたいな、と。

そして、“こうありたい自分”に
フィットする選択肢を臆することなく
選べる自分でありたいな、と。

改めて自己確認しました。

というわけで、
娘の学芸会がきっかけで
思わぬインナーチャイルドトリップ?
ができましたよ^^

そう。いつからでもきっと遅くないんだな。

そして、約30年越しで、

「怖い方の雪女としての私を、
断捨離するぞ!」

と決めた千場でした。

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◎編集後記
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発表会…ああ、忘れもしない

小学生の時、演じたものがあります。
それはなんと、白鳥の湖w

柄に似合わず、
思い出しただけで吹き出しそうです。

「もっと白鳥みたいに!」

と先生から激が飛んでいましたが 、
当時の自分は、白鳥なんて
見たこともありません。

わけもわからずでした。

今はいい思い出です^^

吉川広典

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