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2016/04/11(月)

【やましたひでこ】未来の自分に自信をもつには

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FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

卯月4月11日、月曜日。
<旧暦、三月五日>

桜は落花さかん、花筏(はないかだ)
残念なことに今年もまた、満開の桜を
愉しむことなく過ぎてしまい。

実はね、私くらいの年齢になると、
あと何回満開の桜を愉しめるのかしら
と思ってしまうもの。とはいえ、いつ
この世とお別れすることになるかは、
まったく知るよしもないのだけれど。

そう、こんなことを毎年言いながら、
これから30年は楽に生きて花見を
するかもしれない。なにせ、台湾の
あの有名な占い横丁の四柱推命師は
「あなたは92歳まで現役バリバリ」
だと、キッパリと私に宣言したの
だから(笑)

まあ、冗談はともかく、今は今年の
春の桜を惜しむばかりの気持ち。

そうなのです、これは、なにも桜に
限ったことではなく、目の前のモノを
惜しむ気持ちの大きさは、これから
先への見通し、いわば、未来に希望を
持っているかいないかで、ずいぶんと
違ってきますよね。

つまり、私たちは、未来への展望や
希望がないと、当然ながら現状のモノ
を抱えこむことなる。これから先、
いつでも手に入ると思っていれば、
敢えて今不要なモノたちを溜め込ん
でおくことはしないはず。これから先、
手にする機会がないと思っているから
こそ、今必要なくても未来に備えて
とっておこうとするのです。

ところが、厄介なのは、私たちがこの
ことに無意識無自覚であるということ。
だから、たいてい、余計なモノをとって
おこうとする時に自分の口から出る
言葉はこれ。

「いつかまた、使うかもしれないから…」

この言葉はまったくクセモノで、
表面的に捉えれば、たしかにそう
かもしれないという気にさせられる。
けれど、裏をかえせば、「いつか」
という未来に、そのモノが手に入ら
ないという予想、即ち、手に入れら
れない自分を想定しているからこそ
出て来る言葉なのですね。

実は、この私やましたひでこも、
未だにこの言葉を吐くことがある。
さすがに誰かに対して言うのではなく、
一人言のごとく思考が頭の中で巡って
いるのですが。

そう、白状すれば、昨日はブラウス
2枚とスカート1枚を持ってクローゼ
ットを出たり入ったりすること3回。

つまり、もう着なくなっているから
誰かに貰ってもらおうと思ったものの、
もしかして、また着るかもしれない
ような気になってきて…

でも結局、断捨離することに決めた
理由は、こんな自分に気がついたから。

また着るかも知れないと思えば、
また着るかも知れないな~と思い、
もう着ないかもしれないと思えば、
もう着ないかも知れないな~と思う、
なんともどっちつかずの
軸が定まらない自分。

それに、また着たいな~と思う自分と、
もう着たくないな~と思う自分、この
無駄な往復をしている自分。

でも、それ以上の気づきは、
やはりこれ。

えっ、もしかして私、このブランドの
服をもう買えないと思ってない?

要は、ブラウス2枚とスカート1枚に
対して、軸が定まらなかったのも、
無駄な往復をしたのも、これからの
自分に「自信を持てない今の私」が
ムクムクと頭をもたげてきたから
なんですね。

「思考は現実化する」というとても
示唆に富んだナポレオン・ヒルの言葉
がある。もちろん私もそう思っている。
けれど、私は「思考の源」はどんな
行動を重ねているかどうかだとも
思っている。

思考が行動の源であり、また、行動が
思考の源であり。

「必要なモノは必要な時に必要なだけ
手に入れられる」という未来への希望
思考は、日々、不要なモノを手離して
いるという現在の断捨離行動から生ま
れる。

さてさて、私の「未来の自分に自信が
もてない」という不安思考は、断捨離
のお蔭で半日程で姿を消していった
けれど、決して居なくなったわけでは
なく、また、いつでも姿を現す用意を
どこかでしているはず。私たちは、
この不安と希望がシーソーのように
上がったり下がったりを繰り返すのが
習い性だから。

だとしたら、私たちの思考の中の
希望を大きくしていくには、不安の
証拠品である余計なモノの量を小さ
くしていく行動、そう、言うまでも
なく「断捨離」の実践が効果的に
機能するのです。

さあて、今日のあなたも、
「いつかまた使うかもしれない…」
と思ったモノこそ断捨離ですよ。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

ずっと先延ばしにしていた
「納戸クローゼット」の断捨離、
この週末に決行しました。

出かける用事もあったので、タイマー
をかけての30分タイムトライアル。

時間制限と「春の洋服断捨離」
のおかげで捗りました!

やっと春らしい気持ちで
出かけられそうです。

–青野慶子

PS
「春の洋服断捨離」は、
やましたひでこ断捨離塾の最新号。
クローゼットの断捨離、捗りますよ。
今なら無料でお聴きいただけます。

http://123direct.jp/tracking/cr/SioYK6s5/221969/18266578

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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