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2014/11/12(水)

【川畑のぶこ】[Q&A]どうやって生きていこう…

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2014・11・12 No.1140

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◆今日の断捨離 「[Q&A]どうやって生きていこう…」

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Q:どうやって生きていきたいかが、
わかりません。
私は28歳の独身です。

 

誰もが通る道だと思いますが、
これからどのように
生きていきたいのかに悩んでいます。

 

20代の前半までは声優に憧れていました。

 

声優の学校を探し体験入学も
してみて入るつもりでいました。

 

しかし、なかなか仕事の休みが取れず、
仕事を変えてみました。

 

しかし、
また、希望休日が取れなかった、
お給料も下がったので行けないでいました。

 

そんな悩みに付け込まれて、
マルチ商法に誘われました。

 

借金を作る前に辞められましたが、
貯金はなくなりました。

 

20代も後半になり、
周りはどんどん家庭を築いていくので
結婚願望が芽生え、
夢は諦めました。

 

すると、なんで今の医療事務の仕事を
しているのかわからなくなりました。

 

自分がどうやっていきていきたいのか
という答えは、
どうしたら見つけていけるのでしょうか?

 

【28歳 女性 まるこ様】

 

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FROM 川畑のぶこ

 

人生の目的は幸福を体験すること。

 

これは私の師である、
カール・サイモントンの言葉です。

 

長い人生の道のりで、
私たちは時として
方向性を見失うことがあります。

 

そのような時に、道しるべとなるのが
喜びセンサーです。

 

「いったい私は何に喜びや深い充足感を
得ることができるのか」
ということに向かい合い、
取り組むということです。

 

さて、いったいまるこさんは
日常生活の中で、どのような時に
喜びや幸せを感じるでしょうか?

 

声優になれれば人生は開けたはず、
休みさえあればその道を歩めたはず、
お金さえあれば時間がとれたはず、
みんなのように結婚して家庭さえ
築ければ幸せになれるはず。

 

でも、それをしたら夢を
あきらめなければいけない…

 

まるこさんの幸せに対する姿勢には
ある一定のパターンがあることに
お気づきでしょうか?

 

そのパターンとは、

 

「幸せは『何か』が手に入れば得られる」

 

というものです。

 

憧れの職業を手に入れば、
時間が手に入れば、
お金が手に入れば、
結婚ができれば、
家庭が持てれば、、、
etc.

 

外的な条件が整ったなら、
自分は満たされる。

 

あるいは、

 

幸せは、それらの『何か』が
足りないから得られない、
というものです。

 

幸せは外的な条件に依存するというものですね。

 

さて、それでは本当にそれらが
得られたのなら、
幸せな人生は訪れるでしょうか?
それは明らかに事実でしょうか?

 

経験上、
このような思考のクセがある人には
たとえ、外的な条件が整ったとしても、
一時的な達成感や充足感は得られるかもしれませんが、
それらが長く続くことはありません。

 

すぐにその環境の中に
「何か」足りないものを
見つけ出すという傾向があるように思います。

 

その他の「何か」さえあれば
幸せになるはずなのに。

 

と、持っているものや、
やっていることは
以前と変わったように見えても、
それらとの関わり方、すなわち、
あり方が変わっていないのです。

 

逆に幸せに人生を切り開いている人の
特徴というのは、
どんな条件の下にいても、
その中に満ち足りる要素を見つけ出し、
それを堪能し、讃える力を備えています。

 

何をもつかとか何をするか(DOING)ではなく、
どのようにそれらと関わるか(BEING)の
部分を大切にしているのですね。

 

決して自分の思い通りではないけれど、
人生に無駄なものはなく、
どのような場からも、何かを学ぶことができ、
それを次のステップに生かすことが
できるという姿勢でものごとと向かい合う姿勢です。

 

まるこさんにはぜひ、
今身の回りに起こっていることで、
ありがたいと思えることや
喜ばしいことに目を向けることを
意識する習慣を身につけていただきたいと思います。

 

また、条件が手に入るという結果に
幸せを求めすぎず、
それを目標にしつつも、
純粋に心がときめくからという理由で
物事のプロセス自体を楽しむことを
意識してみてください。

 

喜びは喜びを生み出すことにも
気づかれることでしょう。

 

PS
水曜日の断捨離メルマガでは
お寄せいただいた質問の中から
一つ取り上げてお答えしています。
(不定期)

 

あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。

 

質問はこちらから

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

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◎編集後記
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「この先どうやって生きていこう…」
誰もが一度は悩むことだと思います。

 

断捨離を通して、
「なぜ、捨てられないのか?」
「なぜ、これを抱え込んでいたのか?」
と、モノとの関係性を問うていくと、
自分が自分にかけていた制限に
気づくことができます。

 

この制限がとれることで、
視野が広がり、
新しいものを吸収できたり、
今ある物に感謝することができるのですね。

 

これからのより良い人生を考える時に、
こちらの話も役に立つと思います。

http://123direct.jp/tracking/cr/Lm6Hm3dF/182594/10199574

ー渡辺万里子

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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