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2014/04/01(火)

【おのころ心平】明らかに席を譲る状況…

カテゴリー:おのころ心平, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・4・1 No.915

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◆今日の断捨離 「明らかに席を譲る状況…」

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おはようございます。
おのころ心平です。

 

がん、糖尿病、高血圧、アトピー性皮膚炎、
心臓病、子宮内膜症、子宮筋腫から、
メニエル病、パーキンソン氏病、
セリアック症候群、膠原病、SLE、
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個々の疾患別に、その背景にある
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日本の古い言葉に、
「惻隠(そくいん)の情」
というのがあります。

 

わかりやすく言えば「思いやりの心」
です。弱きものに対して自分が
できることはないかと想う、
自然な心の動き。

 

「惻隠」というくらいですから、
これははっきりと目立ってしまって
は元も子もありません。

 

以前、電車に乗っていて、
この惻隠の情に出逢ったことがあります。

 

※※※

 

普通電車の4人席。
向かい合って3人の
男子高校生が座っていました。

 

一見だらしのない格好のその3人は、
携帯で音楽を聴き、ひとつ空いた席には
自分たちのカバンを置いて、いわゆる
ワガモノ顔で席を占領している、
という感じです。

 

そこへかなり年老いた
老夫婦が入ってきました。

 

どちらも杖をつき、
そのまま彼ら3人の前に立ちました。

 

ここは、明らかに席を譲る状況です。

 

※※※

 

しかし、やはりというか、
案の定というか、しばらく
まったく無視の様子を
続けている高校生たち。

 

ガタンゴトンと列車がゆれるたび、
おじいさんとおばあさんは
近くの手すりを握り締めます。

 

しかし、意外な展開は、
次の駅が来た時にやってきました。

 

3人のうち一人がカバンをまとめて
すっと立ち上がり、電車を降りて
出て行ってしまうのです。

 

意外な顔で後を追いかける2人。

 

しかし3人の背中を視線で追うと、
降りた車両とは別の車両から
急いでまた、同じ電車に
乗っているではありませんか。

 

あ、なるほど~~~。

 

※※※

 

僕も含め、

 

「イマドキの高校生」

 

でレッテルを貼っているのは
私たち大人かも知れない、
という気持ちでした。

 

彼らにしてみれば、

 

「あ、おじいさん、
おばあさんこちらへどうぞ」

 

なんて、わかりやすい『席を譲るの図』
など、こっぱずかしくて
できるものではない。

 

と言って、思いやりの心が
皆無なわけでもない。

 

むしろ、この状況どうしようか、
と次の駅まで頭を悩ませている
現代高校生ならではの、
複雑な心のうちを見せられた思いで、

 

そうなんだな~~、と、

 

安心感と言おうか、なんと言おうか、
とにかく何かが腑に落ちた
気分になりました。

 

電車の高校生の姿に、
なんだか日本人の心を学んだ次第でした。

 

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◎編集後記
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僕がプロデューサーを務める人気番組

 

「回りくどすぎて伝わらない優しさ選手権」

 

で、ぜひ優勝賞金の100万円を
GETしてほしい3人組ですね(粋!!)

 

※もちろん今日は4月1日です♪

 

「イマドキの高校生」と決めつけてかかる
のではなく、彼らの中にもこんな良さが
あること…そこに焦点を当てられるような
そんな大人でありたいものですね。

 

視点の変化、どのように解釈するか。

 

改めて、その重要性を感じます。

 

―安永周平

 

 

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

おのころ心平

一般社団法人自然治癒力学校理事長。

ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。

各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。

 

 

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