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線路は続くよどこまでも

– のぎくさん

「やましたひでこ様にお礼を言わなくちゃね!」1年半で病院から処方される薬が10分に1に減り「つい飲み忘れそうになる」と息子に話した後に言われた言葉。
 

リビングの椅子が変わっても気が付かない主人が真顔で言った。「お母さんを見ていると断捨離ってただの片づけじゃないんだね。人生まで変わるんだね。前のお母さんとは180度考え方が変わったよ。」
 

家も変わった。仕事も変わった。私がモンスター化してしまった人々に言っていた愚痴や不平不満もなくなった。そしてすごく元気になった。でもその道のりは険しかった…辛かった…何度も何度も泣いた。でも続けることが出来たのは、自分自身を救い出したかったからだと思う。
 

関節リウマチに加え、リウマチ性多発筋痛症で、寝返りするのも痛みで辛く、こんな痛みが続くならもう死んだ方が楽かもしれない。そう泣いて枕を濡らす事もあった。そんな頃、BOOKOFFでひでこさんの本を手に取った瞬間から、私の進む道は決まった。今思うと自分で決めたのだと思う。
 

「自分が家に置いておきたくないモノは捨ていい!」この言葉で目が覚め、半年にわたる土砂出しが始まった。zoomを通して仲間と出会い、トレーナーさんから断捨離の学びやサポートを受けながら、ひたすら突き進んだ1年半。一人では到底ここまで来ることはできなかった。
 

去年の暮、義理母の荷物がぎっしり詰まった押し入れの全出しをした。瞬く間に2部屋がモノであふれ返り、途方に暮れた。でも目の前の物から一つずつ手に取り「要る要らない保留」を2日間繰り返し、やっと床から物が無くなった時には、ものすごい達成感に包まれた。
 

それからも大きいものから小さいものまで毎日毎日断捨離を繰り返し、だんだん家に空間ができ、詰まりが取れて、風通る明るい家へと変わっていった。
 

断捨離で自信をつけ、自分の意思がはっきりしてくると、今まで甘んじて身を置いていた職場環境から、脱したくて脱したくてたまらなくなってきた。邪魔する思考との葛藤の末、やっと手放した職場は過去最低の辞め方になった。眠れない日々が続いた。このままでは鬱になると思って辞めた職場なのに、仕事に未練が残った。
 

半月後、前職場から送られてきた最後の給与明細と源泉徴収、元凶となった上司からの手紙を庭で燃やした。マッチで火をつけ、赤々と燃える火と、もくもくと舞い上がる煙を長い時間見つめていた。
 

夜空に向かって「怖かったね!怖かったね!頑張ったね!もう大丈夫、誰もあなたをいじめない」そう呟きながら、恐怖心も後悔も未練も一緒に飛ばした。最初の山を登り切った瞬間だった。
 

断捨離すれば、毎日ハッピー楽しいことだらけ、ではないことはすぐにわかった。人間だもの。毎日いろんな考えが浮かぶし、嫌だなと思うこともイライラすることもある。
 

でも前と違うのは、短い時間で気分が変えられることと、すぐに嫌な事を忘れてしまうこと。「いま ここに」戻ることが出来るようになったこと、これは最強だ!
 

でも実は、モンスターは外にいたわけでなかった。外にいると思い込んでいた時の方が、嫌だ嫌だと言いながらも、実は楽だったのかもしれない。
 

内なる自分と向き合い、葛藤する日々が始まった。それでもやることは断捨離を繰り返すこと。クローゼットの中の着たくないけど置いてあった洋服と整理ダンスのよれよれのトレーナーと、頂き物の食器と、履き古した靴とたくさんのモノと毎日毎日向き合い、新陳代謝を繰り返す。
 

「これは今の私のふさわしい?」そう問いかけながら。自己肯定感が上がるとともに、嬉しい出来事も増えてきた。新しい仲間との楽しい時間、志を同じくした仲間との実のある学び、そして驚くようなハッピーな出来事も起きてきた。頭で考えても思いつかない嬉しい事が絶妙なタイミングで訪れる。それをキャッチできる自分に成長してきた。
 

優しい人が増えてきた。応援してくれる人が増えてきた。そして変わらず見守ってくれる家族や友人もいる。
 

「優しい人が増えたのは、自分に優しくしているから」「応援してくれる人が増えたのは、家に空間が増えたから」「ここにきてくれてありがとう」「ここにいてくれてありがとう。そしてさようなら」「生かしてあげることができなくて、ごめんね」
 

モノと向き合いながら、コトとも向き合い、ヒトとも向き合う。昨日娘に言われた「お母さん、何をやってもお母さんがご機嫌ならいいよ。でも入れた分出してね!いっぱいいっぱいにならないでね!それから人間関係、気を付けて!」愛のムチです。
 

手放しがたきモノがあまりなかった私の一番の手放せないコト、観念は『自分の中をいっぱいにしておきたい』なのかもしれない。余白が怖いのかもしれない。自分を忙しくして満たしたい。
 

その気持ちはどこから来るのか?どうすれば自分は満たされるのか?どうしたらもっと自分を好きになれるのか?
 

葛藤しながらも、最近はそんな自分を楽しむゆとりもできてきた。断捨離は一生続く人生の線路。どこまでもどこまでも続く楽しい旅の道しるべ。いつまでも乗り続けることのできる居心地のいい電車。
 

そんな断捨離に心から感謝。断捨離に出会えた幸運に感謝感激!そして今日も要らない紙やすりを1枚捨てた。なんでこんなもの取っておいたんだろう?と不思議に思いながら。
 

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