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2019/03/08(金)

【小松易】当たり前のことに磨きをかける

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

今年ある講演会の主催者から
「2019標語カレンダー」
というものをいただきました。

毎日1つずつ標語書かれてあり、
1つ1つがとてもすばらしい内容で
思わず31枚すべてめくってしまいました。

とくに私の目を引いた言葉が、

「当たり前のことに磨きをかける」

すこし小さな字でこう解説
されていました。

「あいさつ、返事、後始末……。
日々習慣的に行っていることは、
見直す機会が少ない。
まず一つ、『これは』と決めて
改善改革に努めたい。」

とくに心に刺さったのが、
「日々習慣的に行っていることは、
見直す機会が少ない」のところ。

自分ができているなと思うことを
改めて見直したり、改善を加えることを
普通はあまりしません。

ましてや「習慣化」されていたら
それはもうそれで「OK」と
ついしてしまいがちです。

ある意味これは誰にでもある
「習慣化の落とし穴」かもしれません。

以前、ある小学校の「かたづけ教室」で
小学5年生のAさんという女子が
掲げた習慣行動にはこうありました。

「学校から帰ってきたら、
“家族”のクツを揃える」

私の想定内の答えは、
「“自分”の靴をそろえる」でしたので、
Aさんにやんわりと「人のモノを扱うのは
難易度があがりますよ」と伝えました。

ところが彼女の意志は固く、
しかも聞けば自分の靴を揃える習慣は
すでにできているというのです。

結果Aさんはこの習慣行動を3週間、
見事にやりきりました。

しかも家族(弟や妹)も自分で少しずつ
靴を揃えることを始めたそうです。

自分の中で習慣化されて
「できている」と思っていることほど、
そこに慢心が潜んでいるものです。

小学5年生のAさんとのエピソードを
思い出しながら、
「当たり前のことに磨きをかける」
について改めて考えました。

元ザ・リッツ・カールトン・ホテル
日本支社長の高野登さんは、

飛行機で搭乗中につかったシートベルトを
座る前と同じような状態にして
畳んでおく人がどれくらいいるか
最近よく見ているそうです。

高野さん曰く、
5人くらいしかいなかったそうです。

そもそも「5人」もいたことが
私には驚きだったので(笑)
次回私も必ず見てみようと思います。

高野登さん曰く、
「顔つきや姿勢は自分の内面の中でも
一番外側にあるものですから
隠しようがありません。
全身から伝わってきます」

でも考えてみたら、
「一番外側にある」から
自分でも比較的扱いやすく、
コントロール可能な領域なはずです。

「カタをつける習慣」の一つ
として飛行機で必ずやっていたのが
「借りた毛布は畳んで座席においておく」

これに「シートベルト」の習慣を
私も次回から加えたいと思います。

あなたがすでにできている
習慣行動(当たり前)は何ですか?

今週はそれを見直す機会をとって、
あなたに磨きをかけてみてください。

いつもあなたを応援しています!

小松易

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

昨日、大阪では
雪混じりの雨が降っていました。

どうりで寒いわけですね。

やっと暖かくなったと思えば、
また冬の寒さに逆戻り…

薄着で家でたことに
後悔しています><

吉川広典

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この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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