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2018/07/04(水)

【川畑のぶこ】QA:彼の親が理解してくれなくて悩んでいます

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。

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Q:彼の親が理解してくれなくて悩んでいます

今年、6年付き合った
同い年の彼と結婚をしました。

もともと二人暮らしをしていたのですが、
マンションの契約が切れるため、
結婚式を行うまで臨時として
夫の実家にお世話になることになりました。

彼の親も快く受け入れて下さったのは
よかったのですが、古い考え方を
お持ちでとても悩んでいます。

夫は月収30万の会社員で、
私は月収40万の在宅ワーカーです。

夫は会社員のため、
毎日朝7時に出て21時に帰宅、
私は夫を送り出してからは
帰ってくるまで仕事をしています。

夜は、夫の親とは別々に夕飯を
食べているのですが、
夫の帰りが遅いため、
帰ってくるころに眠ってしまってい、
ご飯が準備できていないことが
度々ありました。

夫はそれを咎めることなく、
料理が終わってなければ
なにか手伝うことある?
と声をかけてくれて、
食器もお風呂も洗ってくれます。

お互い仕事をしているなら
家事は半分担うことは
当たり前だと理解をしてくれます。

しかし夫の母はそれが快く思っておらず、
夫に「奥さんは旦那の帰りに合わせて
ご飯作るべきだ。旦那のために
家事をやらないのはおかしい。」
と言ってきたそうです。

夫はそれに怒り

「家で仕事してるんだから、
会社じゃない分、
疲れて寝ちゃうことだって当然ある。
お互い仕事をしてるんだから
家事を半分やるのは当たり前だ。」

と言ってくれたそうなのですが、

「そうやって甘やかすから
奥さんのあり方が勉強できないんだ。」

と言ってきたそうです。

私はとてもショックで
言葉もありませんでした。

忙しいながらも家事を手伝い、
こちらにいる間はこちらのルールに
従おうと歩みよっていたのですが、
夫の母は理解してくれようとせず、
私達夫婦の考え方にも意見をおしつけてきます。

在宅の仕事も暇だと思われているようで、
とても悲しいです。

夫の親との付き合い方がわかりません。
どうしたらわかりあえるのでしょうか?

【ゆめ・30代・在宅ワーカー】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

ゆめさんの世代と親の世代では
ジェンダーに関する価値観を含めて、
幸せに価値観にかなりのギャップが
あることと思います。

このジェネレーションギャップは
大洋をまたぐ、「異文化交流」くらいに
割り切らないと疲れてしまうでしょう。

「へぇ、そういう考え方をする
国(時代)が存在するんだ」という、
好奇心が必要だと思います。

同じ地球でも、ある国ではつい先日まで
女性が車を運転することすら許されて
いませんでした。そのような国には
いったいどんな歴史があるのだろうと。

裁くのではなく、好奇心を持つことは
理解の始まりでしょう。

これは決して相手に合わせる
ということではありません。

なぜ、そのような価値観が形成
されたのか、あるいは形成されざるを
えなかったのかの背景を振り返って
みることです。

するとお義母さんも単なる加害者ではなく、
その時代や社会の犠牲者であることが
分かってくるでしょう。

男尊女卑がまかり通る時代の日本は、
女性の仕事といえば家事や育児を
切り盛りすることであり、夫の帰りを
忍耐強く待つことでした。

これが多くの人にとって「幸せ」の
定義だったのです。

ですから、お義母さんはその定義に
はまらない我が息子夫婦を見て
「不幸なのでは?!」と反射的に
とらえてしまったのでしょう。

論理的な判断からではなく、これまでの
深い刷り込みによる条件反射的な対応です。

この深い刷り込みを解除するのは
一朝一夕では難しいでしょうし、
果たしてその努力が正しいのかも
クエスチョンです。

ゆめさんにすぐにできるのは、
そうならざるをえない背景を、
愛ある好奇心と思いやりをもって
理解しつつも、そこに巻き込まれない
賢さではないでしょうか。

同時に、お義母さんの恐れは、
「条件が整わないので不幸にちがいない」
という思い込みにありますから、
それを解除できるとすれば、
「条件が合わなくても二人は幸せだ」
という事実を提示し続けることでしょう。

もしかしたらお義母さんも新たな
価値観を学ぶかもしれません。

ただし、高齢になるにつれ、考え方を
変えるのは面倒で難しくなってきますから、
お義母さんの納得がいくいかないにかかわらず、
ゆめさんとご主人がそのことを十分
わかっていることが大事で、
それだけで十分なのだということを知る
ことではないでしょうか。

ぜひ、結婚式までの期間、
異国にホームステイをし、
多様性を学ぶ良き機会が与えられたと
受け止めてみてください。

そして、お二人の価値を大切に過ごす
ことができる、新たな門出を十全に
祝ってください。

– 川畑のぶこ

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

自分の価値観が相手に
なかなか理解されず、
否定的にられると辛いですよね><

僕の知り合いも
姑さんと馬が合わず、
苦労しているとグチを
聞いたことがあります。

お互いにそれぞれの
価値観があるから
違う考えがあると
思うしかありませんよね。

と、嫁姑問題は客観的で
話半分で聞いていますw
(もちろん嫁がいれば、味方します)

吉川広典

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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