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2016/09/15(木)

【やましたひでこ】悩みアピール

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

9月15日、木曜日。
<旧暦葉月十五日>

そして十五夜、中秋の名月。
でも、望月、つまり満月は、
17日土曜日なのですね。

さて、その名月をじっくりと
眺め愛でるゆとりとは無縁の
この頃の私。それはとても
残念なことであり。

もっとも、そんな時間は
つくろうと思えば、
実はいくらでもつくれるはず。

だって、ベランダに出て
夜の空を見上げればいいだけ
のことですものね。
そう、行動はいたってシンプル。
別にお金がかかるわけでもなし
手間のかかることでもないのです。

それでも、残念だと思いつつ、
それをしないのは何故なんだろう。

本当は別に口で言うほど
たいして残念とは思って
いないのかも知れない。

別に命に関わることでもないし。
なんてね、自分に突っ込みを
入れてみたくもなる私。

ところで、それは、断捨離も同じ。
モノあふれの悩みを抱えながら
行動をおこさない例はいくらでも
ある。言うまでもなく、断捨離の
行動自体はとってもシンプル、
スタートは余計なモノをゴミ袋に
入れるだけのこと。そうすれば、
ゴミ袋1個分だけ余計なモノは減る。

準備するのはゴミ袋だけだし、
ゴミ袋一つをいっぱいにする時間も
手間もたしたことはないはず。

別に、収納グッズをこと細かに
作ったり買ったりする必要は
ないのですから。

でも、それをしないのは何故かしら。
やはり、口で訴えているほどには
悩んではいないのか。それとも、
意外にも悩んでいることが好きなのか、
いいえ、強烈な無力感に嵌り
わずかな行動さえも起こせない状態
に陥ってしまっているのもしれませんよね。

そう、これを見分けるのはとても
難しい。なぜなら、当の本人も
それに気づいていないのが
たいていのことだから。

そして、私がいちばん厄介で難儀だと
思うのは、悩んでいることが好きな
ケース。こんな場合、「あなたは、
悩んでいることがお好きなんですね?!」
なんて、指摘しようものなら、
大変なお叱りを頂戴するか、
大いに嫌われるかのどちらか。

ああ、私は、まだ修行が足りないので、
叱られるのも嫌われることも、できれば
避けたいし勘弁してほしいと思っていて。

はい、「嫌われてもいい」と断言
できるほど私やましたは強くは
ありませんね。そう、強がりは禁物。
まあ、それでも、誰からも好かれる
のは無理だとは思っておりますが。

そして、なにより、逆効果な指摘を
ストレートにするのは、それは、
コンサルタントとしても、
カウンセラーとしても未熟な証拠。
それは、ただ、自分の分析能力を
誇示しているに過ぎませんからね。

では、なぜ、私たちは、こんなにも
悩むこと好きなのでしょう。

あら、ごめんなさい、もちろん
このメルマガ読者であるあなたが、
悩むことを好まず問題解決志向であり、
解決思考に基づいて解決行動を
起こしていくタイプであるならば、
今、私が書いていることはとても
訝しく映りますよね。

それでも、悩むことが好きで、
そんな悩むことが好きな自分に
気づいていないケースに私は
たくさん出会ってきているのです。

その中の例をひとつ。

「見てよ、この私の悩みの種、
この散らかったリビングを!

だのに夫は私がどんなに大変な思い
をしているかちっともわかって
くれないのです。」

この女性、モノが散乱した
リビングの真ん中に座り、
私に向かってそう叫んだのですね。

そうか、この女性、決して、
片づける行動はおこさない。
なぜなら、散らかったリビングは
彼女の大変さのアピール。

夫の無理解(と彼女は思い込んでいる?)
への悲鳴にも似たアピール。
もし、片づけてしまえば、彼女は、
そのアピールの手段を失うことに
なってしまうのですね。

まあ、私にしてみれば、そんな
リビングに毎日帰宅する夫の心情
を押し測りたくもなるし、また、
そこで不機嫌に悩んだ妻の顔を
どんなふうに見ているのかしらと
思いを巡らせてしまう訳ですね。

散らかったリビングの被害者である自分。
夫の無理解の被害者である自分。
被害者の立場をとって悩みを手放そうとしない自分。

悩みとは、もしかして、
そう、もしかして、
部屋が「片づかない悩み」とは、
自分の大変さを家族にわかってほしさに、
掴んで離さない便利なアイテムの
ひとつなのかもしれません。

さあて、今日のあなたも、
余計なモノをひとつでも断捨離して、
ひとつ分の悩みを減らして下さいね。

私も今夜は月を眺めてみることに。

それでは、ごきげんさまにて。

PS
モノが一向に減らない、、
ずっと同じことで悩んでいる、、

あなたの悩みが解決しない原因は
この2つ。

http://123direct.jp/tracking/cr/NjYXd71K/233743/18266578

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

悩んでるのが好きそうに見えても、
当の本人も、「そう見えてるかも」
とわかりながらも、

なかなか抜け出せない、
ってこともありますよねー

まさにここ最近の私?
と身につまされる内容でしたが、、
私、抜け出しました!

嵐のコンサート、当たったんです。
やったーっ

これが解決につながるかは
わかりませんが、
気分がUPしたのは確か。

ひとまずこれもヨシ、
ということで。

失礼しましたm(_ _)m

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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