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2016/05/12(木)

【やましたひでこ】埋めるのではなく、満たす!

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

皐月5月12日、木曜日
<旧暦、四月六日>

あらあら、私、とんでもない間違いを
ずっとしていましたね。なんと、4月
のカレンダーを覗き込みながら5月の
予定を確認していたという。

この取材日は、今週の木曜日。
この原稿の締切りは、今週の金曜日。
この勉強会は、今週の土曜日。

つまり、曜日だけを頭に刻んで予定を
こなしていたという訳。

そう、いわば、「月」全体を俯瞰する
こともなく、今週1週間の予定の
「曜日」だけを意識して行動していたのです。

どおりで、仕事仲間と話がかみ合わないわけだ。
どおりで、予定日の食い違いが起こるわけだ。

ああ、なんともお粗末なこと。

でもね、これには、それなりの訳が
あったことに気がつきましたね。

予定が短いスパンで次から次へと入る
から、予め入っていた月間の予定も
調整や変更をしなくてはならないのは
いつものこと。

まして、私の個人的な年間プランなど、
まったく企画倒れに終わってしまうの
です。だから、もう変更がない今週の
予定しか意識しなくなってしまって
いたのです。

そうか、私たちは何を優先するかで、
スケジュールの組み立てはいつも
違ってくる。

私の場合は、仕事優先、プライベートな
お愉しみは後回し、たとえ約束していた
ことでも、はじき飛んでしまう。

その仕事の優先順位も、どれだけの高い
密度で「誰」にどのように断捨離を
お伝えできるかがすべて。

そして、プライベートとなれば、
学習会に参加することが一番。
そして、選んだ学習対象も、
「誰」に学ぶか、「誰」と一緒に学ぶか、
それに尽きるよう。

もちろん、それは、食事のお誘いでも、
旅行のお誘いでも同じこと。

さてさて、肝心なことに話を戻しましょうか。

私たちの時間は限られている。

1日の時間
週の時間
月の時間

時間は永遠に続くものであるのだろう
けれど、あなたの時間もわたしの時間
も限られている。

私たちの空間は限られている。

テーブル、デスクという空間
ダイニングキッチン、作業場という空間
家、会社という空間

空間は無限に広がるものであるだろう
けれど、あなたの空間もわたしの空間
も限られている。

だから、その限られた時間と空間を
何で満たそうとしているかは、いつも
意識している必要がある。ですよね。
あなたもそうは思いませんか。

時間も空間も、ゴミ、ガラクタで
埋めてはいけないね。あなたもそう思うはず。

けれど、私たちは、無自覚にゴミ、
ガラクタを溜め込んでいく。

自分が、今、意味を見いだせない
余計なコト、余計なモノ。

自分が、今、必要としなくなっている
余計なコト、余計なモノ。

自分が、今、気持ちが失せてしまった
余計なコト、余計なモノ。

そんなモノやコトで時間を埋めることも、
そんなモノやコトで空間を埋めることも、

もう、してはいけないね。

けれど、これらを「断って」いくのは
とても勇気がいることはたしか。
余計なコト、モノを、時間や
空間の入り口で「お断り」することは
難しい。

だって、そこに伴う、自分勝手ではな
いかと思う申し訳のなさや後ろめたさも、
あるいは、嫌われてしまうのではないか
という怖れも、いっぱい湧いてくるもの
だから。

けれど、実は、後ろめたさや、怖れを
感じている方が、ずっとずっとマシ
なのですね。

なぜなら、たいていは、無用で意味の
ない、気持ちがこもっていないコトや
モノで、時間と空間を埋めている自分
に気づいていないことがほとんどだから。

気づいたからこその、後ろめたさ、
怖れ、それは副作用といっていいかも
しれませんよね。そして、その副作用
をしっかり意識して乗り越えてこそ、
あなたらしい本来の時間と空間が
取り戻せるのです。

時間も空間も、余計なモノやコトで
埋めていくのではなく、あなたの軸で
満たしていく。

あなた自身と、あなたにとって大切な
「誰か」と満たしていく。

そのためのトレーニングとして、
断捨離はモノと向き合い、今のモノ
との関係を常に問い直していくのです。

さあて、今日のあなたも、

「埋めるのではなく、満たす!」

そんな思いで、一つでも余計なモノは
捨てて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

PS
あなたのカラダも余計な モノで
埋めてしまっていませんか?

カラダに溜まった余計なモノ。
無理に減らそうとしなくても、
ある「エクササイズ」を2週間
続ければ自然に、、、

詳細はこちらから

http://123direct.jp/tracking/cr/5xJt2GOD/224394/18119322

PPS
この「エクササイズ」はつらい運動ではありません。
しかもかかる時間は1日たったの20秒です。

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◎編集後記
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前回、やましたさんにいただいた
メルマガ原稿の旧暦日付が違ってたので、
「あれ?」と思っていたら、、
そういうことだったんですね^^

時間や空間、そして自分のカラダも、
普段から「限りあるもの」といつも意識して
付き合うのって難しい。

でも、「埋める」より「満たす」ほうが
気持ちいいし、自分を幸せにもするんですよね。

余計なモノで埋まっていないか総点検。
これを機にぜひ。

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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