断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  タメコミアンの心理とは?

2015/06/29(月)

タメコミアンの心理とは?

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・6・29 No.1369

<メルマガ登録>
※PC:こちら からご登録ください。
※携帯:こちらから空メールをお送りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

—————————————————————————

◆今日の断捨離 「タメコミアンの心理とは?」

—————————————————————————

おはようございます。
のやましたひでこです。

水無月二十九日、月曜日。

汗ばむ陽気かと思えば、
冷たい雨に震えることも。
体調の管理に気を使うかたも
多いことでしょうね。

でも、私はといえば、

あら、暑い
あれ、寒い

といった程度で、暑さ寒さにはけっこう無頓着。

それでも、雷には、かなりご執心。
雷鳴や稲妻に胸が躍ったりもして。

これって、変わり者かしらね。

カミナリとは、神成<カミナリ>
カミナリの響きとは、神響き<カミヒビキ>

雷が轟いた<とどろいた>時、
天の神は、いったいなにを私たちに
響かせようとしているのかしらと、
ついつい、そんなことを考えてしまうものなので。

◇◇◇◇◇

先日、あるテレビ番組の企画で、
一風変わったライフスタイルの
人気者さんのお宅を訪問する機会があった。

その人気者さんは、たくさん保有する
株式で得られる株主優待券を、
ひたすら使い切ることに執念を燃やしている方。
所有する株式は、実に700銘柄以上もあるという。

想像してみてほしい。

それら株式によって、毎日毎日、
送られてくる大量の郵便物と、
株主優待として送られてくる山をなす物品の数々を。

当然、雪崩れ込んでくるモノの方が
多く、独り暮らしの身では、
処分しようにも、使い切ろうにも
限界があり、2DKの決して広いとは
いえないマンションには、
夥しいモノが堆積、地層と化して
朽ちている惨憺たる有り様。

そうですね。
この状況を見れば、沢山の株の
所有している資産家というイメージは
もろくも崩れ去り、まさにセレブの
はずが、実はスラムに住んでいるといった具合。

こんな光景を目の当たりにしたら、
誰だって、なんとかしたくなる。

片づけさせなくては!
てさせなくては!

と、躍起になるのも無理からぬこと。

そして、スッキリとキレイになった
部屋を想像し、一緒に喜ぶ姿を夢みるのですね。

でも、おそらく、その夢はかなわないのがたいていのこと。
なぜなら、当の御本人はそれを望んでいないから。

もちろん、本人も片づいたらいいとは
思っていることはたしか。

けれど、それ以上に、
モノを溜め込むことになんからのメリット、
そう、本人なりの他者からは
伺いしれない心理的なメリットを感じ持っているはず。

その考察を無くして、一時、協力して
片づけをしてあげたとしても、
もとの木阿弥となることは必定といっていい。

そして、片づけてあげた側の人々は、
落胆し憤る<いきどおる>のですね。
せっかく、片づけてあげたのにと。

そう、どこまでも、
「あげたのに...」が付きまとうだけ。

つまり、策を誤ると、余計なお節介を
したという評価しか残らない可能性が高いのです。

ところで、この放映されたTV番組を
見た方から、こんな相談を受けた。
実は、この方の思春期の娘さんの自室も、
この人気者さんと同じような有り様の部屋だという。

親であれば、そんな娘の部屋を
何とかしたいと思うはず。

なんとか片づけさせて、
てさせようと、必死になるのも当然な思いですよね。

けれど、ここで、対応を誤ってはいけない。

娘の部屋の有り様ばかりに気を
取られてしまうと、肝心の娘さんの
心の中を置いてきぼりにしてしまうことになる。

そうだ、もしかして、娘さんは、
モノを溜め込むことによって砦を
つくり、自分を守ろうとしているのかもしれない。

あるいは、
部屋を乱雑にすることによって、
何かを訴えよとしているのかもしれないのだから。

娘のためを思い、よかれと思い、
まるで、強制執行のごとく、モノをて、
部屋を片づけたとしても、それは、
まるで、まだ乾いていないカサブタを
ベリベリと剥がすこと同じとなり、
また血が出ることになる。

つまり、心にできた傷口を、モノに
よって塞ぎ癒そうとしているうちに、
自分でも収拾がつかなくなってしまうほど、
モノのカサブタが大きくなってしまった
可能性があるということ。

あるいはまた、そんなにもモノの
カサブタが必要なほど、娘さん自身は
心の傷が大きくポッカリと空いている可能性もあるのです。

だとしたら、心の傷に寄り添うことの方が先決。

そうは、思いませんか。

モノは、ひたすらてて、
さっさと片づけていった方がいい場合と、
モノをてるのは後回して、
ゆっくりと心に寄り添うことを
先にしたほうがいい場合がある。

その見極めがなく、を他者に
伝え教え実行を促したとしても、
残念にも徒労を招くか、反発を
引き起こす逆効果となるか、
結果はそのどちらかのよう。

いかがでしょう、あなたの
どっちが効果的に機能するかしらね。

ああ、これは、親、実家の
しようとする時も、同じことだから、
心に留めておいて下さいね。

『実家の
http://123direct.jp/tracking/cr/G74a0nDQ/199527/10199574

さあて、今日は、お天気で暑くなりそうな気配。

どうぞ、あなたもごきげんな一日を!

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

月曜から夜更かしスペシャル見ましたか?

撮影の様子がやましたさんの
ブログにアップされているので
こちらも見てみてくださいねー!

http://ameblo.jp/danshariblog/entry-12044015872.html

渡辺万里子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

メールアドレス(必須):

 

下記の注意事項に同意の上、お申し込みください。

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト