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2015/01/16(金)

【小松易】「あとで、あとで…」

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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2015・1・16 No.1206

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◆今日の断捨離 「「あとで、あとで…」」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

本の通販サイトと言えば
「アマゾン」。

 

10年前と比較しても
アマゾンで本を買う人って
とても増えましたよね。

 

私自身も以前より
本を買う割合は近所の書店より
アマゾンが圧倒的です。

 

インターネットを開いて
アマゾンのサイトを見ない日がないくらい
の活用頻度です。

 

しかも本を買わない日も
ついサイトを訪れてしまいます。

 

その理由の一つは、
興味がある本の評価を見るためです。

 

いわゆるアマゾンの「カスタマーレビュー」。
利用を始めたころは評価のほとんどを
真に受けていた時期もありましたが、
さすがに最近は少し賢くなってきました。

 

褒めすぎや「過激な」な評価には
すこし距離を置き、参考程度にしたりして
上手く付き合っています。

 

じつは、最近さらに一歩進んだ
利用の仕方で楽しんでいます。

 

それは、思わず唸ってしまう文章や
うまいキーワードを繰り出してきた
文章に「いいね!」ならぬ、
「このレビューは参考になりましたか? 」に
「はい」のクリックをすること。

 

それでも飽き足らないときは、
参考資料としてクリッピング。

 

最近、個人的にすごく気に入った
書評がありました。

 

「過激派」の方なので(笑)
文章をそのまま載せると
何の本か分かってしまうので
ポイントだけ紹介します。

 

要するに、彼が★を1つ(最低評価)
にした理由は、

 

文章の最後に「コンゴ」が連発されている
というのです。

 

「今後は、●●して。。。」
「今後は、●●●を通じて」
「今後、この●●の発展に。。。」

 

著者に勇気を持って、大胆な仮説を打ち出して
ほしかったが、「コンゴ」の連発で
要するに期待外れだった、というわけです。

 

実はこの書評を読んで思い出したのが
一昔前の私の口癖でした。

 

講演やセミナーでつい言ってしまう
このフレーズです。

 

「“あとで”お話しします。」

 

なにが酷いって、
「あとで説明します。」
などと言っておきながら、言わない(笑)

 

大抵は「約束」を覚えているのに
時間がなくて説明できないケース。

 

そして、たちが悪いのは、
意図的に言わないのではなくて
次の話題に移っているうちに
すっかり忘れてしまうケースです。

 

講演が終わってから参加者から
「あの話の説明部分をもっと聞きたかった」
と言われて赤面です。

 

何度か繰り返しているうちに
これではまずいと思った私は
自分自身にあることを課しました。

 

それは、「あとで」と言わない。

 

仮に「あとで」とつい言ってしまったら
すぐその「あとで」を撤回して、
「ごめんなさい。いま『あとで』と
言ってしまいましたが 『いま』説明します。

 

なぜなら、いままで『あとで』と
言って説明できたことが1度もなかったので。。。」

 

ある日気がつくと、私の人生に
無責任な「あとで」が無くなりました。

 

トップアスリートのトレーナーで
岩崎由純さんという方がいます。
彼は選手に試合で結果を出してもらうために
変えるべき習慣のスタートはまず
「意識」でも「行動」でもなく、
「言葉習慣」からなのだそうです。

 

つまり、

 

「言語習慣 → 思考習慣 → 行動習慣」

 

この順番です。

 

かたづけ士としては、
すべてがこの順番だとは思いませんが
岩崎さんのいう「言葉習慣」からの
アプローチは1つの効果的で素晴らしい方法だと
思っています。

 

あなたが、つい口にしてしまう
人生でよい結果を生み出さない
言葉はなんですか?

 

ぜひ考えてみてください。

 

思いつかない人はまず
「あとで」を連発していないか
チェックしてみてください。

 

言葉習慣からのアプローチを
ぜひお試しください。

 

小松易
かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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