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2014/08/22(金)

【小松易】究極のかたづけとは…

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・8・22 No.1058

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◆今日の断捨離 「究極のかたづけとは…」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

映画はオープニングの10分間が大切と
言われていますが、講演も
最初のツカミがとても肝心です。

 

この1年、ある話をすると
講演会に来てくれた会場のみなさんが
グッと私の方に意識を向けてくれる
そんなネタがあります。

 

その話のひと言目は
こんな質問から始まります。

 

「『究極のかたづけ』ってご存知ですか?」

 

読者のみなさん、
『究極のかたづけ』って
何だと思いますか?

 

最初の頃、
ある講演でこの質問をしたところ、
50代くらいの女性が
「はい、分かりました!」
と手を挙げて
「私が死ぬことです!」
と勢いよく言いました。

 

「それこそ究極ですね」

 

と私が言うと、会場がドッと
笑いに包まれたのですが

 

今日はその手前のお話です(笑)。

 

私が用意した答えはこうです。

 

「究極のかたづけとは、
〝からだ”のかたづけ」

 

この答に至ったのは
「断食(ファスティング)」体験でした。

 

ちょうど1年前の8月のお盆に
妻と二人自宅で「6日間の断食」を行いました。

 

主な動機は、デトックスで体質改善。
オマケで少し(?)気になっていた
体重を減らすこと。

 

実は、一番体調的にも、
心理的にもきつかったのは
初日の夜でした。

 

意外なことに、
2日目以降はだんだんと空腹の感覚も
上手く「やり過ごす」コツを
身につけて、順調にいきました。

 

さらに、
断食体験は私に未知の気づきを
もたらしてくれました。

 

その一つが、
普段の「飲む」「食べる」といった
「何かを口から入れる行為」に対して
いかに無頓着だったのかということでした。

 

3日目の午後、
気がついたら、机の引き出しに
しまっていた「おせんべい」の袋を
開けようとしている自分に気がつきました。

 

街を歩けば、たくさんのコンビニ、
カフェ、そして、ファーストフード店、
小腹が空くたびに何かを買って
何気なく口に運んでいた
それまでの自分に気がつきました。

 

断食の機会を通して心理的な変化も
訪れました。

 

最初は食べないことが不安、
イライラ、恐怖に繋がっていたのに
段々と、この時間そのものが
なんて贅沢で有難い時間なのかと
空腹でお腹が「グーグー」鳴るたびに
感じるようになってきました。

 

5日目にこんな体験もありました。

 

それは夕方5時頃からパソコンに
向かって仕事を始めたところ、
気がついた時には夜の10時。

 

かつてない集中力で仕事をしている
自分に気がつきました。

 

空腹であることが、
普段は消化で胃に費やすエネルギーが
どうやら脳へ十二分にエネルギーを
使うことができたのだとある方から
教えていただきました。

 

何かを手放せば、何かを得る。

 

どこかで聞いたような話ですよね(笑)

 

そして、翌々日の7日目の朝を迎え、
プラス3日間の回復食期間を経て、
初断食を無事終了することができました。

 

ここまでが、部屋の片づけでいうと
「リセットのかたづけ」
つまり、理想の状態のゴールです。

 

そして、ここからが第2部
「習慣化のかたづけ」。

 

つまり、
理想の状態を維持するかたづけです。

 

結論から言いますと、
1年経過した今も
当時の体重を保っています。

 

その秘訣は、習慣を変えること。

 

つまり、「飲む」「食べる」の
習慣行動を変えることです。

 

この部分は私の力だけでは無理でした。

 

先ほどの「何気なく口に入れる習慣」
を変えたことに加えて、
パートナーの妻が「マクロビ食」の
調理を習得し、
日々その食事ができたことに
大いに助けられています。

 

モノの片づけも
理想の状態に到達できたら、次は

 

「どのようにして、その状態を維持
することができるのか」

 

今日は、私が体験した
「〝からだ”のかたづけ」
を通して、
“部屋”のかたづけを
お伝えしました。

 

ぜひ「リセット」と「習慣化」
2つの観点をイメージして
家や部屋の片づけをさらに
進めてみてください。

 

かたづけ士 小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

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◎編集後記
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口に入れるモノって、
以外に無意識が多いですよね。

 

私は断捨離を始めてから
お腹いっぱいなのに、
目の前のものは全て食べている自分に
きづきました。

 

かたづけは、
普段の生活の無自覚のものに
気づくトレーニングでもありますね。

 

私もまだまだ断捨離初心者ですが、
こちらは、断捨離の基本が
ギュッとつまっています。

http://123direct.jp/tracking/cr/7zMJrD7d/176177/10199574

 

ー渡辺万里子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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