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2014/07/31(木)

【やましたひでこ】「文月」VS 「July」

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・7・31 No.1036

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◆今日の断捨離 「文月」VS 「July」

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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

文月七月三十一日、木曜日。

 

気づけば、
文月もお終いの日となって。

 

ところで、私が、こうやって月を、
数字で数えるのではなく、
日本古来の名称で記して書くには訳がある。

 

それは、私なりのささやかな抵抗。

 

中学生になると英語が学科に登場し、
沢山の英単語を覚えなくてはならなくて。

 

その中で苦労したのは、この月の名前。

 

JanuaryからDecemberにいたるまで
月にそれぞれ名前がついていることに
びっくりとしたのを今でも覚えている。

 

そして、日本語のように、
数字を順番に並べたものであるならば
どんなにか覚えやすいものなのにと、
恨めしく思ったもの。

 

けれど、その後、月の名称に、
数字を順番に当てはめているのは、
日本語くらいのものだと知って、
さらに驚くことになるのです。

 

そして、同時に、日本語にも、
月には、それぞれ素敵な名前が
ついていたことを、知ったのです。

 

私、思うのですよ。

 

もしも、自分が名前ではなく、
数字番号で呼ばれたら、
どんな気持ちになるのかと。

 

なんだか、
ただの物体に成り果てたようで、
切なくなる。

 

確かに、数字は便利。

 

整理するためには番号が振ってあると
とても分りやすい。

 

そういえば、中学生になると、
出席簿に従って、
自分の名前の前に番号がついて、
授業毎に呼ばれることにもなったっけ。

 

ああ、私、なんで、
こんな何十年も前のこと、
今更ながら思い出しているのかしらね。

 

そうか、
あの中学生になったあたりから、
私は、個性ある一人の人間としてではなく、
番号をふられて整理され、
数字という点数で評価される対象と
なっていったのかしら。

 

どうなんだろう。

 

それから、中学、高校と6年間、
名前に整理番号がくっついた世界に、
毎日通っていたのですね。

 

そうして、大学生となれば、
名前も見事に消滅し、
学籍番号で管理される学生となった。

 

いやはや。

 

数字番号には、
対象物としての認知しかなく、
けれど、それが名前となれば、
そこに交流が生まれる。

 

そうですよね。

 

だから、私は、
自分の身の回りのモノたちにも、
名前をつける。

 

特に、
電化製品に名前をつけるのが好き。

 

なので、健気に動き回ってくれる
働き者のお掃除ロボットには、
「bunny」と名前をつけてお掃除を頼んだり。

 

そうですね、
モノを慈くしむものをねぎらうのも、
まずは、名前をつけて呼ぶことから。

 

私が、私を慈しみ、ねぎらう時には、
「ひでこさん」と自分自身に呼びかける。

 

それが、
私の住空間での日々の密やかな愉しみ。

 

そうすれば、
ただ漫然とモノを放置させてしまうこともなく、
私の空間に、小さなごきげんを
積みあげていくことができるのです。

 

いかがでしょう。

 

有難うございます。
あなたとの出逢いに、いっぱいの愛を込めて。

 

やましたひでこ

 

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◎編集後記
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相手の名前を呼ぶことは
好感度があがることへ
つながると聞いたことがあります。

 

きっと、
心の中で自分の名前を呼ぶことも
自分と自分の関係の向上につながりますね。

 

早速実践してみたいと思います。

 

ー渡辺万里子

 

PS
私は、断捨離を実践し始めて半年です。
やればやるほど奥深く、
つまずいてしまうこともあります。

 

本やDVDももちろんオススメですが、
やっぱり“生”のやましたさんの講義は格別です。

 

セミナーの事前エントリーを
明日まで受付ていますので、
是非チェックしてみてください。

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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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