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2012/12/15(土)
【三枝陽子】スミマセン病
カテゴリー:メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・12・15 No.442
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◆今日の断捨離 スミマセン病
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FROM 三枝陽子みなさま、
ごきげんさまです。
『断捨離』編集担当、
北海道断捨離会の
三枝(さえぐさ)陽子です。
断捨離では
普段の会話で用いる
挨拶、言葉遣い、口癖を
大切にしますね。
「ごきげんさま」という
挨拶もその一つ。
なにげなく使う
「おつかれさま」や
「ごくろうさま」という常套句を
あえて意図的に言い換えようという
試みです。
先日、そうした日常会話の
常套句について
考えさせられたことが。
最近、第二子が生まれたばかりで
てんやわんやなので、
実家の母が手伝いに来てくれました。
15年ほど離れて暮らしていた母と
今回、久々に長く時間を過ごして
気づいたこと。
母は、何か人にしてもらったとき、
「すみません」と言ってしまう
癖があるのだと。
「ありがとう」があまり
出て来ないのです。
この2つの表現、
似ているようで大違い。
だって、「ありがとう」は
相手にポジティブな気分を
与えられるけれど、
「すみません」は
どうでしょうか?
言われたほうは、
まるで自分が注意や
叱責でもしたかのような
錯覚に陥ります。
(「すみません」は、
「こらー!」
と怒った時に返ってくる
言葉でもあるから)
と同時に、「すみません」は、
「私、こんなことしてもらっちゃって
いいのかしら? 悪いねえ…」
とでも言っているみたい。
相手に何か伝えたいというより、
「自分の処遇」を卑下し
ぼやいているに過ぎない。
つまり、ほとんどひとり言みたいな
閉じた表現なんですよね。
というようなことを
母に伝えて、
「身内だからあえて言うけど、
『すみません』は
使わないほうがいいと思うよ」
とアドバイスしましたが、
「ウチの田舎では
そういう風に言うもんなんだよ…」
との答え。
うーん、少しわかる気もするが…
(ちなみに岐阜の田舎出身です)。
土地柄と、家風と、世代との
ブレンドで生じる自己卑下の表れかな、
というのが私の読み。
本当は「感謝」の思いが
あったとしても、
出てくる言葉が「すみません」だと、
知らないうちに
「感謝」の思いも「卑下」に
すり変わってしまい兼ねない。
習慣とは恐ろしいもの。
言葉とはまさに、言魂。
この「スミマセン病」、
皆さんは、どう思われますか?
【今週ダンシャったモノ:大量のダンボール】
断捨離編集担当:三枝
PS
やましたひでこの
周りの人はなぜいつも笑顔なのか?
http://123direct.jp/tracking/cr/GgjJDhRc/132643/10401409
その秘密はあるコトからでした。
PPS
断捨離でお小遣い!?
もう見ていただきましたか?
あなたの断捨離で、地球に木が増えます!
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What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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