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2012/09/24(月)

【やましたひでこ】夫婦問題の断捨離的考察

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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2012・9・24  No.360

 

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◆今日の断捨離  夫婦問題の断捨離的考察

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FROM やましたひでこ

 

ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

久しぶりに、我が家にて断捨離に勤しむ、
ここ数日・・・

 

あらためて、時間の経過とともに、
関係の質が変化していることに気づかされます。

 

今回とりくんだものは、紙系の中でも資料の類。
これら懸命に集め頑張って勉強したことの証拠品は、
ついつい溜め込んでしまうものですね。

 

その溜め込む自分の心の内を探っていくと、
やはり、少なからず懐旧の念に出逢うもの。

 

そうですね、このノスタルジアは存分に味わいつくし、
それからお別れ。

 

だってね、今は、その時とは別の自分がいるから。
それにね、過去の自分を、埃りにまみれさせた紙類で、
証明する必要など、どこにもないと思うから。

 

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。

 

そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。

 

◇◇◇

 

やましたのもとに、さまざま寄せられる悩み。
最近は、男性からも多く寄せられるようになり、
しかもそのほとんどがパートナー問題。
そう、夫婦の問題。

 

やましたは、基本的に、
ずっと、女性の味方、妻の味方で通してきたけれど、
そうも言ってはいられないようで^^;

 

そうですね、かつては、夫の不機嫌に、
じっと息を潜め続けたきた多くの妻の立場に、
それこそ、多いに同情し憤慨してきたけれど、
自己主張の激しい妻の不機嫌に、
心穏やではいられない夫たちも多いのですね。

 

まったくね、モノゴトは、片面だけ見ていて、
論じるわけにはいかないし、
総論で一括りにするにも無理がある。

 

夫婦の関係とは、家庭とは、
半分は癒しであり、半分は戦い。
半分は協調であり、半分は不協和音。
半分は主張であり、半分は受容。

 

そんな正負を行ったり来たりしながら、
互いの「テリトリー」のバランスを保っていくもの。

 

そんなふうに思うのだけど、どうでしょう。

 

ところで、妻の「テリトリー」の主張の仕方が、
とても興味深いのです。
もちろん、当の妻本人は、それに無自覚な場合が、
ほとんどなのだけど。

 

家を徹底的にキレイに片づけて、
夫の侵入を阻止する場合と。
家を散らかし放題にして、
夫の帰巣本能を萎えさせる場合と。

 

前者の妻は、夫が家にいると、
片づかない、散らかると、愚痴を重ね、
後者の妻は、夫は仕事ばかりで家に帰ってこないと、
不満をつのらせる。

 

実のところ、「キレイ&愚痴」派も、「散らかり&不満」派も、
根っこは同じではないかしら。

 

どちらの妻も、淋しいのだよね、きっと。
自分をわかってほしくて、けれど、それが素直に言えなくて。
しかも、自分の都合のよいように夫にわかってほしいから、
「テリトリー」の確保には執心する訳で。

 

なんとも、そこがやっかいで。

 

そして、どちらの場合も、間違いなく、
家には、夫の居場所がないのです、
物理的にも心理的にもね。

 

さて、夫であるあなたは、妻であるあなたは、
どちらの立場かしら?

 

いかがでしょう?

 

有難うございます。

 

いっぱいの感謝を、あなたとのご縁に込めて。

 

 

 

やましたひでこ

 

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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