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2012/09/20(木)
【やましたひでこ】断捨離をすると、うかつに引き受けなくなりますね。
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・9・20 No.356
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◆今日の断捨離 断捨離をすると、うかつに引き受けなくなりますね。
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
我が家にやって来た、生後一か月のヨークシャ・テリアの赤ちゃん。
この「天使」は、たちまちにして、皆の心を虜にしてしまう。
人であれ動物であれ、赤ちゃんには適いませんね。
理屈抜きで、なにも計らうことなく、
存在そのもので、周囲を癒し、元気づけてしまうわけだけから!
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。
◇◇◇
さて、やましたの◆我が家に「天使」がやってくる!◆ブログ記事に、
http://ameblo.jp/danshariblog/day-20120917.html
読者さんから、さっそく、こんなメールを頂戴いたしました。
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ひでこ先生、
初めてメッセージを送らせていただきます。
いつも、先生のメルマガ、ブログ、ご著書など、
楽しく拝見させていただいております。
おかげさまで、一歩進んでは二歩下がるの繰り返しながら、
徐々に断捨離を実践して、ごきげんな自分を目指す毎日です。
セミナーにも参加したく、何度かエントリーさせていただいているものの、
なかなか実現できずもどかしい気分ですが、
いつか必ずその時が来れば、無理をせずとも機会がやってくると
自分を信じて今できることを実践しています。
さて、突然にメールを差し上げた理由は、
先生のおうちの天使ちゃんについての
ブログを拝見させていただいたことで、
ぜひ先生にお願いしたいことがありました。
実は我が家にも来年1月で7歳になるヨークシャテリアがおります。
ペットショップで一目ぼれして後先考えずに購入。
以来、目の中に入れても痛くないほどの存在で、
先生のお気持ち、ブログとても共感して拝読いたしました。
私は我が家に犬を迎えたことから、新しい交友関係を築き、
現在、犬の保護ボランティアのお手伝いをさせていただいております。
おもに、飼い主に捨てられた犬猫の里親探しです。
そう、世の中には何を勘違いしてるのか
命あるものをダンシャちゃう人が山ほどいるのです。
かわいいからと安易に子犬を購入し、
「吠えるから」「トイレを覚えないから」
「咬むから」「お金がかかるから」・・・挙句に「めんどくさいから」と。
そして、長年連れ添った愛犬ですら
「病気になったから」「死ぬのを見たくないから」「新しい犬を買ったから」
「ペット不可のマンションに引っ越すから」
という理由で捨てます。
そしてまた、飼い主自身が「体調不良で面倒がみられなくなった」
「施設に入ることになった」「亡くなった」という理由で捨てられる高齢犬も。
我が家で現在お預かりしている保護犬は11歳のヨーキー×シーズーmix
昨年の12月に飼い主が保健所に持ち込み処分を依頼しました。
理由は、やはり自身の体調不良です。
毎年12月は大掃除のついでにと思うのか、
保健所に飼い犬を持ち込む人が多いのです。
もちろん、先生がそんなことをなさると思っているのではありません。
ただ、洋服や食器や家具ならどんなに高価でも自分の失敗を認めて
不要、不快と判断したなら捨てれればいいと思います。
でも、世の中にはどんなに後悔しても安易に捨てられないものもあることを
みなさんに伝えていただきたいのです。
一度引き受けた『いのち』は安易には棄てられない。
そのいのちの最後の日まで責任の持つ覚悟を持てる人にだけに
かわいい家族を迎えていただきたいのです。
かわいい天使は時にやんちゃな悪魔に変身します。
ちいちゃな子犬ははやがて介護を必要とする年老いた犬になります。
そのすべてをきちんと引き受けてほしいのです。
全国の動物管理センター、保健所で安楽死という名の下で
窒息死させられていく天使たちのいのちのために。
全国のひでこ先生ファンが「私も~」っとペットショップに走る前に
今、全国で家族を必要としている多くのいのちがあることも、
知っていただけたらと思います。
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今日のメルマガのタイトル、
「断捨離をすると、うかつに引き受けなくなりますね」は、
私の合気道の師・三枝龍生先生の言葉。
◆◆◆
私は、断捨離は、モノから離れることではなく、
初めて、モノと向き合うことだと思うのです。
すべては、自分が選んだモノ、引き受けたモノです。
断捨離をすると、うかつに引き受けなくなりますね。
モノも人も、愛しい
三枝龍生
◆◆◆
そうですね、モノもコトもヒトも、もちろんペットも、
愛しいからこそ、うかつには引き受けない。
時に、勇気と覚悟をもって「断」する。
そう、「断わる」のです。
けれど、引き受けたかぎりは、
ここでも、覚悟と勇気を持って、
最後まで、始末までもを、引き受ける。
断捨離の始末とは、「棄てる」ではなく。
断捨離の始末とは、「捨てる」ということ。
「棄てる」とは、保管、放置、忘却、放棄。
「捨てる」とは、ほどこす、つまり「関係」を「生き返らせる」こと。
この違いが、見えてくると、
断捨離が、「ただ捨てるにあらず」であることへの気づきとなる。
けれど、時として、断捨離でさえも、
「廃棄処分」というを選択しなくてはならない時がある。
いえ、往々にして、断捨離は、
「廃棄処分」という選択を迫られるもの。
この選択に対して、この罪悪感を伴う選択決断に対して、
どれだけ逃げずにいるか、どれだけ向いあうかが、
これが、断捨離の覚悟と勇気の新たなセカンド・ステージ。
どんなモノ、コト、ヒトも、
自分との関係には、必ず、変化が訪れる。
それが、自然であり、宇宙の摂理。
そうですね、断捨離とは、
関係を、「どこまでも継続させよ」と、
言っているのではありません。
関係の質を、「常に、自分に問い続けよう」と、
言っているのです。
だからね、変化を意識し、変化を受容し、
変化に対して、つねに意図的に果敢であり続ける。
そして、その結果は、自分が引き受ける。
それが、たとえば、耐え難く不快な感情を伴う
ものであってもね。
いかがでしょう?
ああ、やましたも、まだまだ・・・
螺旋階段は、どこまでも続くようですね。
有難うございます。
いっぱいの感謝を、あなたとのご縁に込めて。
最後にあなたの質問や感想、
断捨離体験を、どうぞ、やましたひでこまで。
https://business.form-mailer.jp/fms/e29f73fd7914
やましたひでこ
PS.
もし、あなた自身が変化を望み
覚悟と勇気を手に入れ、人生をゴキゲンに変換したいのなら
このお知らせは非常に価値があるでしょう。
http://123direct.jp/tracking/cr/kefBHfkV/1234567890/1234567890
PPS.
もうすぐ新しいプログラムが発表されます。
ご期待ください。バッチリです。
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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