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2012/08/23(木)

【やましたひでこ】私にはたすけられません

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・8・23  No.328

 

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◆今日の断捨離   私にはたすけられません

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FROM やましたひでこ

 

ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

厳しい残暑が続きます。

 

けれど、陽の光には秋の気配も。
光と影が、どこまでもくっきりと別れていた真夏から、
陰影がなんとなく和らいできたかのよう。

 

そうそう、我が家の庭では、
秋の女王「秋明菊」も、
蕾をいっぱい身にまといだしていますよ。

 

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。

 

そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。

 

◇◇◇

 

人生とは螺旋階段。
その螺旋階段を歩く私たち。

 

もしかして、目先ばかりに気をとられていると、
ただただ右へ左へと行ったり来たりの毎日だと、
思ってしまうかも知れませんね。

 

けれど、しっかり顔を上げみると、
視界は随分と高く広く深くなっていることに気づくはず。

 

そうですね、断捨離の途中でも、
捨てては取り込み、取り込んでは捨てての往復だと、
虚しくなることがあるかも知れません。

 

でも、違いますよね。
繰り返されるモノとの対話、選択決断の実践が、
自分の意識を確実に、高く広く深くしてくれるのです。

 

さて、ある読者さんの【断捨離報告】を、
ご紹介させていただきますね。

 

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こんにちは。
今日は私の断捨離報告をさせてください。

 

3年ほど前から本を読み、通信講座を受け、
メルマガで断捨離を勉強しています。

 

私は20代の前半に摂食障害をわずらい、
依存症をかかえながら、
ヨガを学び、教え、辞め、でもまた教え始め
気づくと40代の半ばになりました。

 

ひでこ先生が言うひとつひとつが、
私の心に響き、心の闇を照らす光となっています。

 

半年ほど前、夢をみました。

 

私のうしろに着物を着たおばあさんの幽霊が
とりついているのがみえました。
おそろしい光景でした。

 

「先生助けてください!」と叫ぶと
先生はにっこりして
「私にはたすけられません」と言いました。

 

え~、、というところで目が覚めました。

 

その夢はとても鮮明で、起きた後に自分で
「そうか、自分でなんとかできるということなのか」
と解釈したのを覚えています。

 

自分がとりつかれているのが、しばられているのが
客観的に見えてから、
断捨離の理解はさらに深まりました。

 

このお盆、やはり実家の母と言い争いになりました。
これだけやっているのにと涙ぐむ母。
もう充分もらっているのだからこれ以上はいいのだという私。
私の代わりに私の人生を生きようとする母。

 

愛情という仮面をかぶった侵略者に憤る私。
言いたい事、伝えたい事はなかなか相手に届かず、
母の中で妄想は膨らみ、騒ぎは大きくなってしまいました。

 

母を悲しませているという罪悪感と同時に、
私の中では自分の軸が見えてきたという感覚があります。

 

すがすがしい気持ちと、さびしい気持ち。
初めて自分の気持ちによりそっていると感じました。

 

これが【断】ということなのかと。
それでも不安になる自分がいます。

 

メールを書いたのは、ひでこ先生にそれでいいのよと
言ってもらいたかったからだと思います。

 

内側に自由を感じて、私はもう自分のことを責めるのは
やめようと思いました。
人の事も責めなくなるのかもしれません。

 

これからは精神的にも経済的にも
自立しなくてはという責任感がうまれました。
かわりに前進しなくては。

 

7歳、3歳の子どもの前で恥ずかしくない生き方を
したいと思います。

 

こうして書いていると、頭すっきりしてきました。
読んでいただき、ありがとうございました。
先生のご活躍、これからも期待しています。
本当にありがとうございました。

 

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おお、やました、人の夢の中まで、
出しゃばってお邪魔したのかしらね^^;

 

そうですね、この報告を読ませていただいて、
やました、やはり、こんな光景が目に浮かびます。

 

右へ左へと揺れ動く気持ちと向き合いながら、
螺旋階段を上る姿。

 

「自分の軸」と「罪悪感」
「解放自立」と「不安」

 

ああ、どちらも、かならず私たちの心に棲み、
棲みついている観念や感情たち。

 

けれど、断捨離とは他でもない、
「自分の人生を、自分で生きる」という宣言。

 

「私の代わりに私の人生を生きようとする母。」
「愛情という仮面をかぶった侵略者」

 

そこからの卒業は、とても痛みも伴うものだけど、
どうぞ、どうか、ご自身をどこまでも信頼してと、
やましたは、心から祈らずにはいられません。

 

有難うございます。
いっぱいの感謝を、あなたとのご縁に込めて。

 

 

やましたひでこ

 

 

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PS.
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PPS.
断捨離ベーシックをまとめました。
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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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