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2012/07/23(月)
【やましたひでこ】冷蔵庫の扉
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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◆今日の断捨離 冷蔵庫の扉
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
昨日、日曜日のかたづけ士小松易さんのメルマガ記事、
お読みになりましたか?
「美観を高める」
私、やましたも、大いに共感する記事でした。
ある若い主婦向けの生活情報誌の取材を受けた時のこと。
特集のテーマは、「台所の断捨離」です。
もともと台所とは、大小種々雑多なアイテムがひしめくところ。
しかも、毎日の食事に対応しなけれならず、
油断すると、すぐに滞りがおきて惨憺たるありさまになるゾーン。
そうですね、洗い物の食器がシンクに山積みになったり、
食べきれなかった食材が、冷蔵庫の奥へ奥へと、
追いやられていったりと。
管理能力をはるかに超えるモノたちが、
いたるところに跋扈<ばっこ>して、
どこから手を付けていいのかわからない。
しかも、それらは、いずれは必ず使う時・場面があると思わせる
高い日常性があるので、捨てるに捨てられない。
で、どうしたらいいのかと悩むのですね。
その雑誌の若い男性編集者さんは、
まるで読者さんのそんなお悩みを代弁するかのように、
私に、読者さんの混乱した台所の写真を見せるのです。
なにか有効なアドバイスはありませんかと、と。
私は、その写真を見た瞬間、こう感じたのです。
これは、「美意識」の問題だと。
確かに、空間に対して、モノの量が多すぎる。
多すぎる量であるがゆえに、空間だけではなく、
時間もエネルギーも損なう消耗戦の渦中にいるかのよう。
だからといって、捨てる基準・残す基準は、
まったくといっていいほど確立されていない。
でもね、やましたが、反応したのは、そこではなくて。
実は、冷蔵庫の扉。
そう、庫内に詰め込まれた食品群ではなく、
扉の表面に、扉が見えなくなるまで貼られたメモの数々。
このベタベタと大量のメモ紙が貼られた冷蔵庫の扉。
しかも、オープンキッチンなので、
必ず毎日、目に飛び込んでくる光景。
美意識は、けっして意識上にのぼることなく、
沈んだままなのかしらと思わざるをえない光景。
もし、美しさを愛でる意識があるならば、
もし、空間を慈しむ意識があるならば、
もし、空間全体を創造する意識があるならば、
このような新旧取り混ぜたメモ紙満載の冷蔵庫の扉が、
こんなにも長い間放置されたままであろうはずもなく。
美意識とは、モノそのものを要・不要を問う次元を超えて、
美意識とは、空間全体をとらえる「俯瞰」の領域にあるもの。
断捨離とは、俯瞰力。
断捨離とは、なにより美意識の取戻し。
そしてね、この美意識こそが、私たちのライフUPに、
大きく関係するとは思いませんか?
いかがでしょう。
有難うございます。
あなたとのご縁にいっぱいの感謝を。
やましたひでこ
PS.
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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