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2012/07/19(木)

【やましたひでこ】ライフUPスキル

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・7・19 ツꀀNo.294

 

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◆今日の断捨離   ライフUPスキル

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FROM やましたひでこ

 

 

ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

なんだかんだと、季節はすすみ、
だんだかんだと、夏を迎えることとなり、
なんだかんだと、夏を過ごすことになる。

 

もし、なんだかんだと人生が過ぎてゆくならば、
そのだんだかんだを、
はてさて、どうやって意図的意識的にしようかと、
思うこの頃・・・

 

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、私、やましたひでこからのメッセージ。

 

そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。

 

さて、読者さんから、こんなご質問を頂戴いたしましたよ。

 

 

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メールマガジン、いつも考えさせられながら読んでいます。

 

家の近くに川があり、川をまたぐ電線の上に、
夕方、鵜の集団がとまっています(休んでいます)。

 

あまり人が通らない方の獣道のような所を自転車で通ると、
「鵜」が一斉に飛び立ちます。
それを楽しみにわざとその下を通るのですが、
この間は飛び立った後また電線にとまる様子を娘と観察していました。

 

なかなか電線にとまらずその周りを飛んでいました。
ただ、一羽とまると次々と電線にとまりはじめました。

 

私は「他人?(鳥)軸な鳥だねえ」と言うと、
娘が「違うよ。集団で生活しているからリーダーに従わないと。」

 

そのとき私ははっとしました。あの「鵜」は私だと。
物心ついたころから集団生活をしてきた私には、
自分軸なんてありませんでした。

 

集団生活をはなれで数十年、
家庭で娘とぶつかる多くのことは、
それは「わがまま」なんじゃあないのかということです。

 

「自分軸」と「わがまま」、
本やメールマガジン読んでもなかなか理解が深まりません。

 

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なんとも、微笑ましい光景が目に浮かんでくる質問でもあり、
けれど、切なくも感じる質問でもありましたね、やましたにとっては。

 

そうですね、「自分軸」は、得てして「自分勝手」ではないのかと、
そんな疑問が湧いてくるのも無理もないこと。

 

その線引き、棲み分けは、なかなか難しいですよね。

 

でも、わからないなりに、
たとえ理解が深まらないという焦燥感があってとしても、
それでも、考えていこうとする姿勢は、
人生にとって、とても大切なことですよ。

 

だから、こうやってご質問を下さったことに、
いっぱいの感謝と敬意を!

 

有難うございます。

 

ところで、「自分軸」と「自分勝手軸」の違いを考察する前に、
少し、視点を変えて、まず、自分軸の意識が希薄だと、
どういうことがおきるということから考えてみることに。

 

「付和雷同」

 

やましたが、まず、イメージするのがこの言葉。

 

付和雷同とは、一定の主義・主張がなく、他人の意見や行動に、
すぐ同調すること。<広辞苑>

 

ああ、別に、付和雷同でもかまわないのだけれど、
付和雷同的な行動の結果が、どんなものであれ、
自らが引き受ける覚悟があるのならばね。

 

問題なのは、結果が、負であった時に、
他者のせいにしていないのかどうか。

 

こんな負の結果となったのは、付和雷同的な選択決断を、
自分がしたからなんだと、気がつくのか、どうか。

 

そうすれば、どんな選択決断であれ、その結果は、
学びとなって、自分の人生に蓄積していくはず。

 

そう、思うのだけど。

 

質問者さんが目撃した「鵜」の集団行動。
あえて、この光景にたとえて解釈してみれば、
一見、付和雷同的に見える鵜の行動も、
一羽一羽が、それぞれに、リーダーに従うという選択決断を、
自分軸でした結果。
それは、自分の命を守るための自分自身の選択決断。

 

そう、考えてみたのだけど。

 

自分軸で選択決断した結果を、他人のせいにしたら、
それは、たちまちにして、「自分勝手軸」に成り果てる。

 

自分に問いかけることなく、
自分の心と身体の言い分に耳を傾けることなく、
無自覚に、他人軸で選択決断を繰り返し、
その結果、自分の人生を息苦しいものとしていたら、
それこそが、命に対して「自分勝手」と言えないかしらと。

 

どうでしょう。

 

断捨離とは、自分の人生、自分で責任をとりませんかという提案。
断捨離とは、自分の人生にコミットしていくライフUPスキルそのもの。

 

そう、「自分軸」を、ひとつのツールとしてね。

 

 

 

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What’s danshari ? ツꀀLet’s danshari ! ツꀀViva danshari ♪
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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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