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令和元年となり

– 岩佐万紀子 さん

令和元年となり、
さてさて、今年の断捨離はどうだったのかしらと振り返ってみれば。

 
 

いやはや、振り返るどころで無い混乱状態でした。

 
 

去年、20年近く住んでいたマンションから、
より小さな一軒家に引っ越しました。

 
 

その時、定年直後の夫は、故郷の地方都市に帰り、
私と成人の子供達は、関東に残りました。 
その顛末を断捨離体験談に書こうと去年意気込み、なんと、入選!

 
 

感謝と感動の平成最後の年になるとは、何重にも予想外でした。

 
 

断捨離を山に例えると、一山登ったつもりでした。

 
 

今わたしは、頂上から下界を眺めて、苦しかった断捨離、楽しかった断捨離、
やり切った断捨離を楽しく眺めているはずでした。

 
 

山の頂上から眺めて、あらあら、
まだまだ先の方に、別の山々が見えます。 
別の山へ登るには、一度麓へ下山しなければ登れないんですね。

 
 

断捨離には、直通ロープーウェイは無かったのでした。

 
 
 

下山は、登るより辛くて、混乱と不安で苦しかった。
今の我が家、住まいの混乱は、私の苦しい心の表れでした。

 
 

この混乱、イライラ、不安はどこから来るのか?
どうしたら、不安な気持ちが無くなるのか?  

 
 

折角住み替えした新しい我が家。なのに、気がついたら、
家族の言動に一喜一憂、アタフタし、別居の夫や田舎の家を心配する毎日。

 
 

一応の断捨離成果では、無かったのでしょうか? 

 
 

けれど、断捨離の基本を忘れていたのでは、この混乱は当たり前です。

 
 

大きな大きな落とし穴! 
なんて事でしょう?!

 
 

家そのものも大きな物の一つ!そんな基本を忘れていたんです。

 
 

新しい家という物に惑わされ、囚われ、執着していた私。
新しい地域や家に馴染むのは大変でも、過程や工夫も楽しんでいました。
その目新しさや楽しさや充実感に惑わされ、囚われていました。
どうしたら、この家を綺麗に長く維持し管理出来るかなどなど、
家中心に生活していたんです。

 
 

寧ろ、振り回される事で、諸々の不安やイライラを見ないようにしていました。
家は、人が、家族が、心地良く過ごしてこその住まいなのに、
モノに縛られ本末転倒でした。 

 
 

人や家族で無く、モノである”家”中心になっていれば、
その家が、心地良い住まいになるはずも有りません。

 
 

そんな、断捨離の基本こそも忘れていた事に愕然としました。
先ずは、この家に執着する気持ちを断捨離です。

 
 

家は、住まい。心地良くご機嫌に維持、管理、メンテナンス、
日々の断捨離は必要です。

 
 

無我夢中で住み替えたそのあと、次の暮らし、
住まいをどのようにしたいのか。これからどう生きたいのか。
この家や田舎の家に拘ら無くても良い、いえ、拘る必要は無い。
もっと自由に生きようよ! 

 
 

今までやってきた断捨離は、去年までの断捨離。
それに満足したままでは、もうご機嫌ではいられない。
どう生きたいのか?どんな風に生きたいのか?

 
 

正直、まだ、はっきりとは見えて居ないのが現実です。 
次の山どころか、まだ麓を目指して下山途中でしょう。

 
 

ただ、次の山々が見えたから、次の山に登る!決断をしたのです。
一度山頂を見た感動を忘れずに、次の山々を目指す。

 
 

これからが、私の本当、本気の断捨離です。 

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