断捨離 | やましたひでこ公式サイト

著書500万部突破、断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  断捨離体験談2020(入選:きみこさん)

母の呪縛から解かれた今

– きみこ さん

昨年の今頃、
私は長く暗いトンネルを彷徨っていた。
もやもやと霧の中にいた。
 
逃げ出すように
よく夫の単身赴任先に逃げ込んでいた。
 
ある時ふと以前少し友人と取り組んだ
「断捨離」という言葉に
吸い寄せられるようにポチしていた。
 
それからというもの、
毎日ラジオのように聞いていた。
 
気づいたら断捨離塾のQ&Aに
「母が急死し実家の、
特に母の遺品の片付け、
父との関係をどうしたらいいか」
という悩みで応募していた。
 
するとびっくりしたことに
1週間後にやました先生が応えてくれた。
 
そこには
「質問からは全くあなたの家が見えてこない」
という言葉!愕然とした。
 
そう、私はずっと私の家族でも私自身でも、
そして生きている父でもなく
亡き母のことを考えて過ごしていたのだ。
 
そして先生は
「まずはあなた自身が
幸せにならないことにはなにも始まらない」
と指摘してくれた。
 
初めて救われた気持ちがした。
少し霧が晴れ私の中で何かが動いた。
 
同じような時に第1回目の
「ウチ、断捨離しました」の再放送を見た。
ただただ感動し、
「私もあっち側の人になりたい」
という一心であっという間に番組に応募していた。
 
半世紀以上取り繕い隠してきた本当の自分を
テレビでさらけ出す結果になることよりも
「もうパンパンで隠せない!苦しいから助けて!」
という気持ちから行動した。
 
そして、あの1通の質問から
私の心の叫びを聞き取ってくれた
やました先生を信じたいと思ったのだ。
 
それだけ私はがんじがらめになっていた。
そして先生のアドバイス通り
まずは私の家を断捨離することになった。

 

まだコロナもこんな状況になるとは
想像もしなかった1月中旬、
先生が我が家に来てくれた!
 
そして一言、
「いわゆる片付いている家、
でもきれいに便秘している」と。
 
そうなのだ、
私は片付けられない親のおかげで、
小さいころからきれいに
片付いているように見せるのが
得意技になっていた。
 
それがこのがんじがらめの苦しい原因だったのだ。
顕著に表れていたのが洗面所。
ナンバリングして管理されたストック品が収まり、
洗濯から着替えまでそこで効率よくできるように
なっているコックビットのような空間。
 
少し凸凹はあるもののの
うまくあるものを活用して
何の問題もないと思っていたところが突破口となった。
 
面白かったのはビニール製の片方の足袋(あしぶくろ)。
 
先生の「これ、何?」という疑問に私は得意げに
「足を骨折したときに固定したまま
濡れずにお風呂に入れる便利グッズです」と答えた。
 
「なんでこんなものがあるの?あなた骨折するつもり?」
 
「え?!」考えてみたらこの15年、
常に何かに追われ何かが頭の中で渦巻いていたから
5回もどちらかの足を骨折していて
この足袋を捨てずにいたが、
これこそ「備えあれば憂いあり」の典型。
 
実際私の家にはそんなモノや、
何かの勲章めいたもので溢れていた。
 
その後やました先生の愛弟子の
小林ふみこトレーナーが3日間付いての集中断捨離。
 
次の日はカウンターの下を
すっきりさせるためにキッチンのモノを片付けた。
 
100円ショップのかごに小皿、
マグカップ、茶椀など種類別にきれいに入っている、
私の知恵の塊の自慢の食器棚をあっさり否定。
 
「見て、食器棚が重くて悲鳴をあげてるわよ」
よく見たら食器棚の底が抜けそうになっていた。
 
結局選別してみたらそれほど使ってなくて
並べてきれいに入れていただけ。
 
むしろキャンパスのように食器を並べてみたらいい感じ。
 
私って頭いい、なんて詰め込んでいたけれど、
詰め込み教育が意味ない象徴のようなもの。

 

ただ一つどうしても捨てられないものがあった。
土鍋である。
 
我が家の土鍋は30年もの。
新婚時代から来客の度に登場し、
メキシコ赴任の際は日本からの出張者と鍋を囲んだ。
 
帰国してから子供も増え成長し、
食べ盛りの子供達と囲むには小さくて
随分と年季ものとなったため、
何度も大きいものに買い替えようとお店に行った。
 
だが結局この鍋に変わるものが見つからず
「割れないね」と言いながら使い続けている。
 
家族の成長だけでなく、友人との思い出、
いろいろな場面をずっと見つめてきた土鍋。
 
でも、来客時にもし使っているとしたら
断捨離的にはアウト!
 
小林トレーナーはじめ、番組スタッフにまで
「いろいろなダシがしみこんで、むしろ失礼」
とまで言われ、いきなり断捨離の
上級問題を突き付けられたように思った。
 
整理収納の視点から考えると、
依頼主が今使っているものは
きれいに収納すればいいこと。
 
でも断捨離はいちいちなぜこれはここにあるのか、
持っていてご機嫌なのか、
私にこの場面にふさわしいのかを考えて選択するという。
 
びっくりした!
そんな経験、初めてだったからだ。
 
結局私は土鍋を捨てない決断をした。
捨てられない理由を熱く語り、
番組側も保留事項となった。
 
その夜子どもたちとこの土鍋の話をした。
 
子供たちは
「この土鍋の価値は他の人にはわからないよね」
と言ってくれた。

 

もう一つ、友人からの贈り物で
奇抜な黄色と赤のスペインの土器。
 
こちらはまさにメキシコ料理をもてなすときに
サルサを入れるのに大活躍で重宝していた代物。
 
でもそれもよく見ると欠けていて、
それこそお客様をもてなすにはふさわしくない、
と言われた。
 
友人からもらったものだし捨てるの?
と思って迷っていたが、
修理するには結構お金がかかると言われ
結局捨てることにした。
 
そしてそのままゴミに間に合ったので
保留する暇もなくゴミとなった。
 
実は私はそっちを捨てたことの方がずっと気になっていた。
いつかスペインに行って買ってこようと思ったぐらいだ。
 
だがこれもひと月後
次の実家を片付けたときに少し違う形だったが、
メキシコで母がお土産に買った器が見つかり
結局今はスペインにわざわざ行かなくても
サルサを入れるのにぴったりな器が手に入った。
 
これこそが断捨離だと思った。
 
土鍋は見た目ではいつ捨てられても
おかしくないものだが、
あれは普通の土鍋とは違う家族の宝物。
 
でも友人からの大切だと思っていた贈り物の器は
捨てたらまた違うものが入ってきた。
 
たった二つのモノで断捨離の神髄を体験したのだ。

 

後日、小林トレーナーが土
鍋のことを気にされていたと伺った。
 
でもあの土鍋のことがあったからこそ
本気で物と向き合う断捨離の意味がわかった気がした。
 
人の家の土鍋でこれだけの人が考えることもわかった。
何よりこのことがあったからこそ
3日目は小林トレーナー含めスタッフの方々とも
「ワンチーム」となって断捨離に取り組めたのだ。

 

その後、うちの家がすっきりした後
いよいよ実家に取り組んだのだが、
この断捨離の番組に出て随分と家族関係が変わった。
 
夫は優しくなり私を認めてくれた。
子どもたちは成長し頼りになるようになった。
 
でも本当は私の捉え方が変わっただけなのかもしれない。
 
以前はなぜ私ばかり
という気持ちでがむしゃらにやっていたことも
今は流れのまま素直な気持ちでいられる。
 
一人でいじけて頑張りすぎて
誰かに認めてもらおうと
遮二無二なっていた私とはさようなら。
 
母の呪縛なんて元々なかったのだ。
 
むしろ父と母のおかげで断捨離に出会い
やました先生が来てくれた。
 
なんて幸せなことだろう!
だいぶ回り道したけれどやっと出会えた断捨離。
 
たおやかに楽しみながらやっていこう。
ありがとう、そしてこれからもよろしく。

無料メルマガ登録

断捨離の配信情報をメールでいち早くお届けします

下記の注意事項に同意の上、お申し込みください。

1.個人情報の管理・取扱いについて

当社では、お客様よりお預かりしました個人情報を、インターネットでの書籍、CD、DVD、教材等の販売業務において、下記の目的で利用いたします。

メールマガジン申込みされた方の個人情報:ダイレクトメールの送付およびメールマガジン配信のため

また、法令の規定等による場合を除き、お客様の同意を得ずに第三者に提供することはございません。前述の利用目的達成の範囲内において業務委託する際には、選定基準に基づき個人情報を安全に管理できる委託先を選定した上で当該委託先を適切に監督いたします。個人情報の提出については、お客様の自由なご判断にお任せいたしますが、必要事項の中でご提出いただけない個人情報がある場合、サービスの一部をお受けいただけない場合がございますのでご了承下さい。

■ダイレクトメールの送付
当社では、お客様よりお預かりしました住所を、当社よりお送りするダイレクトメールの送付のために使用します。ダイレクトメールの送付を希望されない場合は、当社へe-mail、電話、またはFaxにて解除をお願いいたします。あらかじめ同意の上、お申し込みください。

■メールマガジンの送付
当社では、お客様よりお預かりしましたメールアドレスを、当社よりお送りするメールマガジン(広告を含む)の送付のために使用します。 メールマガジンの送付を希望されない場合は、当社から送られるメールマガジンに記載されている解除手続きにより、解除をお願いいたします。あらかじめ同意の上、お申し込みください。

■個人情報の共同利用について
取得した個人情報は当社グループで共同利用いたします。詳細につきましては当社ホームページの「個人情報の取り扱いについて」をご参照ください。

■Cookieについて
お客様が本サイトをご利用する過程で、サイト運営のためにお客様の「Cookie情報」を収集する場合があります。「Cookie情報」とは、Cookieという業界標準の技術を利用して、記録保管を目的として、ウェブサイトがユーザーのコンピューターのハードディスクに転送する情報のことです。Cookieは、特定のサイトでユーザーが選択した情報を保存することにより、Webをさらに役立たせることができます。なお、ユーザーのコンピューターを識別することはできますが、ユーザー自身を識別することはできません。大半のブラウザは、Cookieを受け入れるように最初から設定されています。ユーザー側でCookieを拒否するように設定することもできますが、その場合ウェブサイトを十分に活用できなくなる可能性があります。

個人情報の利用目的の通知,開示,内容の訂正,追加又は削除,利用の停止,消去及び第三者への提供の停止については、下記までご連絡ください。

株式会社経営科学出版
個人情報保護管理者
管理ユニットマネージャー

株式会社経営科学出版 お客様相談窓口
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-18-4
AHM’S ONE 9F
TEL:06-6121-6211(平日 10:00~17:00) FAX:06-6268-0851

 


2.メールマガジン配信サービス登録規約

■登録規約について
本規約は、株式会社経営科学出版(以下、当社という)が配信する『やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」』 メールマガジン配信サービスを希望し、購読登録を行なった方(以下、購読者という)に適用されるものとします。

■個人情報の取り扱い
個人情報の取り扱いは、当社の「個人情報保護方針」 に従います。

■メール配信の登録変更・配信中止
配信先メールアドレスの変更、または配信の中止の際には、購読者自身で手続きを行うものとします。

■当社による登録解除
次のいずれかに該当するときは、読者登録を解除する場合があります。
1.メールアドレスに誤りがある場合
2.メールアドレスの使用が廃止されている場合
3.メールボックスの容量オーバーなどの理由で配信したメール及びメールマガジンが不達となったとき
4.購読者側のメールサーバの受信拒否、または受信障害などで配信に障害が発生した場合
5.下記の「禁止事項」の項目に該当する行為があった場合
6.メールマガジンが廃刊されたとき
7.その他読者登録を継続するにあたり不適当な事由があるとき

■禁止事項
購読者は次の事項を行ってはならないものとします。 1.他人のメールアドレスを所有者の承認なしに登録すること
2.不正に入手したメールアドレスを登録すること
3.当社のシステムに障害を発生させることを目的に故意に登録すること

■システムの停止
当社は、システムの保守のためにサービスの一部または全部を一時停止することがあります。また、緊急を要するシステムの変更や天災地変等の不可抗力によって、予告なくサービスの一部または全部の提供を一時停止することがあります。

■免責事項
当社は理由のいかんを問わず、利用者に生じた一切の損害について、責任を負わないものとします。

■規約の改定
本規約は予告なく改定されることがあり、サービス利用時点での規約が適用されるものとします。

株式会社経営科学出版 お客様相談窓口
発行責任者:やましたひでこ公式サイト「断捨離」事務局 安永 周平
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-18-4
AHM’S ONE 9F
TEL:06-6121-6211(平日 10:00~17:00) FAX:06-6268-0851

 

ご登録されたメールアドレスは、弊社のデータベースに登録され、弊社プライバシーポリシーに則り管理いたします。
ご登録メールアドレスに有料商品やセミナーのご案内をお送りすることがあります。
この無料メールマガジンは、メール内の配信解除URLをクリックするだけで簡単に登録を解除できます。
このメールマガジンは、あなたの幸せや成功を100%お約束するものではありません。

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

人気ランキング

 

 

 

断捨離塾について

外部サイト