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『断捨離の力を侮っていたわたしが』

– みーもの妻 とよちゃんさん

断捨離の力を侮っていたわたしが、「断捨離で人生が変わった!」を体験する。

 
わたしの断捨離との出会いは、知人からの「今これにハマっています」
の、一本のメール。翌日には本屋の片隅で、「新片づけ術 断捨離」
の本を見つけ手にしていました。
当時、わたしは鬱病の薬をたくさん飲んでいました。
結婚して翌月に突然の母との別れ、それに加えて同時に、
夫の両親の交際費から農業に使う軽トラ代から様々な
お金の用立てが降りかかる新婚生活のスタートでした。
そんな状況が20年続いた頃には、3人の子育ても重なり、
わたしは心身のバランスを崩してしまいました。
そして自ら、生きることをやめてしまおうとしたのです。

 
入院治療を終え退院したわたしは、「このまま人生終わりたくない!
子どもも要らない、一人になりたい!」自立に向けて
パートに出始めた頃、本を手にしたのです。

 
しばらく自分なりの本の理解で断捨離を一人コツコツしていました。
やがて、現トップトレーナーの檀 葉子さんの活動を知り
そこへ通いました。ようやく本格的に断捨離が進み始めました。
何よりも仲間と一緒に断捨離を実践して行く、これが励みになりました。
そのうち少しずつ、体調も回復へと向かって行きました。
10キロ減った体重も6キロ戻り、最後まで残った症状
食べれない、、それも回復して行きました。
お料理ができるようになり苦痛だった友達や仲間との
お食事も行けるようになりました。

 
回復が見えて断捨離したモノで、一枚の用紙がありました。
入院した時の入院記録、なぜその用紙をわたしは取ってあったのか?
「こう言うものは捨てたらいけない」そう無意識に
残していたのです。何度も断捨離した場所なのに、
断捨離候補として上がらなかったのです。

 
わたしはなぜこの苦い思いをした記録を取ってあるのか?
「なにか上手くいかなかった時に、この紙はお守り?
そうだ、不安なんだ、、、また上手くいかなかったら、、
言う不安。そこに逃げるそのお守りが、わたしにはまだいるの?」
ほんとうに回復したいの?」そうも問いかけました。
「少し怖いけれど、もう要らない!」それをびりびりに
破いて捨てました。
「断捨離で、ここまで自分の健康を取り戻せたのだから、もう十分」
わたしはそう思いました。そこで満足していたのです。
この時点でわたしは、まだ本当の断捨離の力を知らなかったのです。

 
「断捨離で人生が変わった」と言う言葉を読むと
「なんか信じられない、それにわたしには、そんな事起きる
はずがない、、、そもそもわたしは、そんな力もない。」
身体は回復して来たけれど、でもどこか自信がなくて、
わたしなんてどうせ、、、と言う思いは、病む前からあったのです。

 
そんなんですから、自分の断捨離で手に入れた空間も自信がなくて、
仲間と比べては、わたしはまだまだと落ち込む、そんな日が
続いていました。
「だめな私、出来ない私、でも変われないからこれでいいの、、、」
とも思っていました。人から褒められても、
照れではなく自信がなくて「いえぜんぜん」と否定する。
「この自信の無さはどこから来るのだろうか??」
向き合わずに逃げているのがつらくなってきました。
わたしは向き合ったのです。

 
結婚後のわたしの身に起きた事は大きくて、
それに比べて、結婚前両親と過ごしていた頃のわたしに、
遡ることは必要ないと思っていたのです。
すでに両親は他界していましたし、でもわたしは、
そこまで遡ってみる事にしました。

 
わたしが小5の時まで、ほとんど家に帰って来なかった父、
わたしは父の顔をはっきり知らないほど。
ある時父が勤め先で金銭トラブルを起こしたのがきっかけで、
わたし達家族は、その土地を逃げるように離れて、転々とし
関東に定住しました。経済的にとても苦しくそれは子どもの
わたしでもわかりました。遊ぶこと学校へ楽しく行くことしか
考えなかったわたしは一変して、関心はいつも「母の助けになりたい」
と思っていました。欲しいものも必要なモノも言葉にして
言わず我慢すること。それが徳と考え、母の力になることが
自分の存在意義も感じたかったのかもしれません。

 
相変わらずギャンブル、夢を追って居なくなる父親、それと反対に
ひたすら働く母、そんな中で成長したわたしは、どことなく
みっともなくて恥ずかしくて、自信のないそんな大人となりました。
でも、「その環境はわたしが望んだ事ではない、」「自分の落ち度でもない」
その事が自分の価値感や無力感とは言えない。すべてわたしの思い込み!
確かに、可能性は狭まれて育ったかもしれない、でも少なくても
親から捨てられたのでもない。自分自らセルフイメージを下げていた
ことに気がついて号泣したこともありました。

 
その作業は、自信がなかったわたしを少しずつ自己受容への道へと
導きました。発する言葉も変わって行きました。
褒められたら素直に「ありがとうございます」と言えるようになりました。
自分で自分が変わった!そう感じるようになったのです。
わたしは断捨離の力を侮っていました。

 
断捨離とは、自分を取り戻し、自分と見つめ直し、自分を育んで行くこと
セルフケアであり、カウセリングでありセルフコーチングとひでこさん。

 
自分との関係が良くなると、悩みだった職場での人間関係や
別居も経験した夫との関係も、嘘の様に変化して改善して行き
ました。職場では顔色を伺い不機嫌さにピリピリし、家では
威圧的な夫の言葉にびくびくしていたわたしはもういません。
夫とは最適な距離感を考えながら、時々一緒に旅をしたり
しています。

 
わたしも体験出来た!「断捨離で人生が変わった❗️」
かつて、ストレスから生きるのをやめようとしたわたしが、
今 生きる喜びを取り戻しました。生きるのが楽になり
ました。
たくさんの人とのご縁、会いたい話したいと言ってもらう仲間
そして一緒に学びわたしの成長を心から喜んで下さるトレーナーの
皆さん。そして、やましたひでこさんの、断捨離当初、まだ鬱病の
わたしにかけられた言葉、そして長くかかったけれど元気になった今、
お話しでかけて下さった言葉は、わたしを深く深く癒しました。

 
今年は、奄美大島でのひでこさんの講演会で、実行委員の一人として
お手伝いする機会にも預かりました。
速度が落ちることはあってもけして断捨離道から降りずに、
歩いて来たこと。これからも続くけれど、ここで、
いまの私に「よくやった!頑張ったね」と声をかけてあげます。
そして「大丈夫だからね」と未来のわたしがいまのわたしに
言ってあげます。
ひでこさん 断捨離をほんとうにありがとうございます。

 

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