ホーム / 断捨離体験談2022(入選: 匿名希望)
「家族3人の仲が深まった」
-匿名希望
「断捨離」についてとても慎重でした。なぜなら、情報量が多く自分自身がそれを消化できるか不安だったからです。だから、とても慎重に慎重に無理せず、やましたさんの考えを少しずつ取り入れていきました。そういう不安の中、学んで学んでいく中で、やましたさんの教えてくださる断捨離が、とても現実的で私が生きてきた人生を整理してくれるようで頼もしくまた生きる喜びに変わっていきました。
私は「変化」を好んでいるようで、ある一方、とても恐れていたことにも気が付きました。でも、頭ではなく、まずは行動に移していきました。私は、39歳で離婚。二人の子供を連れて、青森から東京へ。仕事をしながら、子育てをするのはとても大変でした。まさに、三人が寂しすぎて、みな心が空っぽの三人家族でした。
私自身は、カウセリングをしながら、自分の気持ちに向き合いながらで、私たち家族も少しずつ家族らしくなってきました。大きく家族を深めたのが、断捨離でした。口を開けば「引っ越ししたい」といつも言ってた次女。ようするに「こんなうちが嫌だ。居心地が悪い」ということを彼女はずっと言っていました。
今年、私は、二人のために貯めていた教育費を自分のために使うと決めました。まずは、古くなった畳を大家さんに相談して全部取り替えました。すると、家の中の不具合に気づき始めました。気づいた気持ちは、どんどん行動に変わりました。
娘たちは、ベットを捨てました。私は、たくさんあった絵本を学校に寄付して本棚を処分。押し入れに入っていた20年以上使っていたプラスチック製の衣装ケースも処分。タンスも処分。リビングのテレビ・テレビだなも処分。やればやるほど、どんどん気持ちが変わってきて、居心地のよい椅子が欲しくて、「座っていても疲れない椅子」を購入。本当に居心地が良い椅子で、座るたびに幸せを感じます。(以前なら値段で決めていたのですが・・・)
キッチンも、ぶら下がっいるもの、外に出ているもの、食器もすべて自分の大好きなものに変えました。家族三人で、大きな家具を運んで捨てたり、買い物に行って心が喜ぶものを買ったりして約半年くらいかけて住空間を断捨離しました。
おかげで、三人家族のきずなが深まり、安心して自分たちの気持ちを話すようになってきました。今現在、長女は、仕事をやめ今自分に向き合っています。次女は、学校トラウマを抱えおびえてきましたが、今、新たなことにチャレンジしようとしています。私は、新たな変化を大なり小なり受け入れる耐性がついてきて、人生を楽しめるようになってきました。
振り返ると、教育費を全部家族のために使いました。まるで、引っ越ししたようなすがすがしい気持ちになりました。引っ越さなくても、居心地の良い住空間ができるのだということを体験しました。また、お金を貯めこんでいても何も変わらない。自分のために有効にお金を使える体験もしました。
これからも、やましたさんの学びを学びに終わらせるのではなく、人生をよりよく楽しむために実践していきたいと思います。出会いに感謝いたします。ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。