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かたつむりの家

– アグネス さん

断捨離を本格的に学んで約1年。高野山のセミナーに参加し、多くの示唆を与えられました。中でも一番大きな気づきは、旅行の荷造りがきっかけでした。

 

以前は考えられなかった家族抜きの一泊旅行を直前に控えた心境は、ワクワクよりもドキドキでした。不安の理由は自分の乏しい体力と噂に聞く高野山の寒さ。帰宅後は夫に頼まれた仕事が待っていたので、絶対に風邪はひけない。防寒具をたくさんもっていきたいけれど、体力貧民の私には大きな荷物は自殺行為。悩んでいるばかりでなかなか手がつけられない。とにかく行動しようと荷造りを始めたのは出発3日前でした。

 

あれもこれもと防寒具を広げていた時に、「あれ、今の私の思考って不安で持ち物を増やしてる。これって断捨離の真逆ではない?」と、何かが囁きました。冷静になると、たかが国内一泊。寒いといってもスキー場に行くわけでもなし。現地の気温を調べたら意外に高い。しかも晴天予報。ユ◯クロのたためるダウンを駆使すれば、ジム用のバッグで十分。一番悩んだ上着は、5年前のカナダ旅行で着たきりのジャンパーが復活。キャンプ用と思い込んでいましたが、よく見ると普段にも使えそう。試しに着てみたら、軽くて動きやすく風を通さないすぐれもの。他の衣類も断捨離が進んでいたので、頼もしい一軍揃い。2日間の生活を具体的にイメージして、必要最小限の準備で行った結果、とても快適でスムーズに動くことができました。

 

帰宅してすぐに、3泊4日の幕張出張に出発。1年に1度だけの通訳の仕事なので、毎年かなり疲れます。今回は、高野山行きの経験が活きました。与えられた情報から予想される生活をできるだけ具体的に描き、思い込みを捨て最適なものを選ぶ。荷物は去年より一回り小さいバッグ。そして、生まれて初めて「選び抜いたモノたちが自分を助けてくれる」というのを実感しました。欲しいものがすぐに見つかる「快感」、少ないモノでも多様な状況に対応できる「安心感」。堆積したモノの処理に追われている時には想像できなかった開放感がありました。

 

仕事を終え、まとめた荷物を眺めていると、また、何かが囁きます。これだけで秋冬すごせるんじゃない?なぜ、自宅ではあれほどたくさんのモノが必要なのだろう。高野山行きも出張も、明日、明後日のイメージを明確に描いたから必要なものが厳選できたけれど、主婦をやっている自宅ではなんとなく過ごしている。自分が今日、明日、こういう生活をしたいから、こんな物を持ちたい、こんな服を着たいではなく、周囲から要求されること、期待されることをいつも待っていて、それに応えることが自分の役割だと思っている。だから、自分をご機嫌にする空間をイメージすることも、自分の力でそれを実現することも、なんとなく自分から遠いもののような気がしている。思考は次から次へと展開し、なぜ自分を取り巻く総てのものが薄い霧に包まれているようで、ときにどうでもよくなってしまうのかわかったような気がしました。

 

結婚してからずっと夫の会社経営のサポートをしています。以前友人から夫主導の生活に不満はないのか聞かれた事があります。私には特にやりたいことがないからうまくいっていると答えながら、もやもやとしたものが残りました。周囲にとっての最適をいつも考えながら行動を選択し、それが良いことだと信じてきました。けれど、臆病であったことも事実です。家族を信頼せず、きちんと自分の気持ちを伝えてこなかった。自分の意思を通して失敗するのが怖かった。実際には存在しない縄で自分を縛っていた。ずっと自分の本当の気持ちを大切にしてこなかった、育ててこなかった。だから、還暦を前にしてなお私の内面は青く未熟な子供のままなのです。

 

かたつむりに憧れます。持ち物は背中にしょったおうちだけ。ボストンバッグ一つに仲良しさんたちを詰めて、好きな時に好きな所に一人で行くのが当たり前のひとになりたい。

 

断捨離は、まず「現状認識」からと教えていただきました。自分の夢をかなえる為に私一人では力不足です。来年1月からのマスターマインドコースに申し込みました。自分の人生を取り戻すために。そして、人生をもっと楽しむために。

 

ワクワクが止まりません。

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