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”片づけられない女”からの卒業

– ゆかりんさん(サポート/かまたきみこ(断捨離トレーナー))

 

私がやました先生の断捨離と出会ったのは
確か2年半位前。Facebookに流れてきた断捨離の広告。

 

『疲れた妻、虚しさ~~』等が書かれており、
断捨離によって気持ちや周りの環境が変わってきたというもの。

 

しかし私にはそんな変化なんて期待していなかった。
ただ、ただ、荒れた、物に溢れたリビングを、家を、
どうにかしたかっただけだった。

 

私にとって『断捨離とは片付けの手段』でしかなかった。

 

思いおこせば、私は昔から片付けが苦手だった。
結婚前から自分の部屋は足の踏み場がなかった。
そんな私が結婚しても、子供が生まれても、
一軒家を購入しても、片付いた空間を
作れるようにはならなかった。いやなるわけがない。

 

どうにか部屋を片付けたく、収納の本を買いまくり、
収納アドバイザーの方に自宅に来ていただき、
アドバイスをもらったこともあった。そ
の位、片付いた空間を求めていたのかもしれない。

 

フルタイムの正規職員として働き、
2歳違いの二人の子育ては想像を絶する忙しさであった。

 

現在高校1年と中学2年まで成長したが、
成長したなりの忙しさはある。
そしてお世辞にも夫は家事や子育てに協力的とはいえない。

 

実家の親の力を借り、なんとか今まで
仕事は続けてきたが、部屋は荒れていた。

 

物が溢れた、家に帰る度にため息が出て、
どっと疲れが出ていた。週末は休みたいけど片付けに追われ、
遊びに出れば、家が汚いのに遊びに出てていいのか……
と頭をよぎり真に楽しめなかった。

 

断捨離と出会って、すぐ断捨離祭りに出掛けてみた。
断捨離の入門も分からす出かけたため、正直、
その場にいることに落ち着きが持てず、
場違いな所に来てしまったと思った。

 

しかし、皆イキイキとした顔で断捨離について
語っている姿は今でも覚えている。

 

その後、本を読んではみたが
どのように断捨離を実践していったらよいか
分からずにいた。

 

そんな時、現在お世話になっている
かまたきみこさんの「断捨離ウォーク」
の企画を見つけた。参加表明してみたが、
結局続かず何も変わらなかった。

 

その後、電話での個人セッションに
半年間参加してみた。直接、電話で
断捨離を入門から教えていただき、
週一で電話で断捨離結果を報告する。

 

この半年間で多分土台は出来てきたのかもしれない。
しかし終了してしまえば元への生活だった。

 

そんな時、ラインの
「21日間断捨離習慣化サポート」企画に
誘っていただいた。少人数グループで
毎日の断捨離結果を写メを持って報告。

 

これが私には非常にマッチした。
仕事後取り組む毎日自分に課した課題は
大変であったが、ライングループの仲間の
がんばりが刺激になり、また、よそのおうちは
どのようにしてるんだろう?と
収納に関してもヒントをいただいた。

 

最初は大変だな~だった気持ちが、
いつしか次はどこをやろうのワクワクへと変わっていった。

 

物が減ると不思議と出してきたものも
定位置に戻せる。あれだけできなかったのに。

 

それは自分でしっかりと見極めたお気に入りの
物たちだけで、帰るべき場所がはっきりしてきたからだ。

 

リビングに棚があればついつい物を置いてしまう。
しかし何もおいてないと不思議と置かなくなる。
そしてつい、何か置きそうになる自分に気付き、
私が置いていたんだと……。

 

今までは家族に、置かないで~と言い
イライラしていた。
家を荒らすのは私も少なからずあるが、
メインは家族、そう……人のせいにしていたのだ。
そんな大切な事に気づいてきた。人のせいにして、
イライラを撒き散らして、子供に当たっていた。
甚だ迷惑な母親だった。自分の機嫌を自分でとれず、
不機嫌を人のせいにしていたのではないか。

 

そして、私はふと思った。
色々な事を人のせいにしてない?
何かの決断をするとき、結果をおそれ、
いい人になりたくて、人に決断を押しつけてない?
自分で、自分の考えを持って決断を出来ない
自分がいたことに気づいた。

 

自分を押し殺して、本当はこう決断したいのに、
他人の顔色を見て、他人の意見に賛同して
無理に納得していなかったか?

 

家中の物を見極め、自分で残すか、
処分するかを決断する。その時の考えは自分軸。
自分を大切にし、決断する訓練が出来てきているようだ。

 

断捨離という片付けの一手段から、
出来上がった空間。それからもたらされるものは大きい。
自分でしっかり決断する、それに対して責任をもつ。
そして分かってきた。自分で決断したことを
しっかり話すと相手は分かってくれる。

 

そしてだからこそ、相手の話しも
聞いてあげようという気持ちになる。

 

自分だけが犠牲者のように考えて
イライラしていた自分を思い出すと、
ちょっと恥ずかしい。

 

今朝、出かける前に、調理実習のエプロン忘れてる!
という息子にスッと差し出すことができた。
娘が出しっぱなしにして出かけてしまったブラシを定位置に戻し
晴れやかに出勤することが出来た。

 

以前ならゴソゴソと引き出しからエプロンを探し、
また出しっぱなしだよ!と物が多くてすんなり
開かない引き出しにブラシを入れ、
イライラして仕事にむかっていたはずだ。

 

同じ24時間なら、機嫌よく過ごしたい。
人のせいなんかしない、
自分をもてなすそんな空間が少しづつできてきた。

 

断捨離は、片付けの一手段であることは間違いない。
しかし人生を変える手段であることを実践で学んだ。
一生『片付けられない女』のままだと思っていたが、
今は『片付けられない女』から確実に抜け出せると
思っている。私に自信をくれた。

 

もっと早く断捨離と出会いたかった。
だけど今までがあったからこその今がある。
今までも私の学びだったことには間違いはない。
そう思うと今までの自分も今の自分も
誉めてあげられる。

 

ここまで導いてくださった、
山下ひでこ先生、かまたきみこさん、
断捨離ライングループの仲間のダンシャリアンの皆さん、
本当に感謝しています。

 

2年前に参加した断捨離祭りとはまた違った気持ちで
今年は参加出来ます。ありがとうございます。

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